★2020年末には水瓶座0度で木星土星のグレートコンジャンクション
2020年12月22日は、西洋占星術の世界で「グレートコンジャンクション」日本語訳だと「大会合」とかで呼ばれる、約20年ごとに起きるトランジット木星土星の合が水瓶座0度で起きるのね。
このグレートコンジャンクションから次のグレートコンジャンクションまでの20年は、初めの10年で前の時代に確立したものを壊して、後の10年で新しいものを確立していくと言われてるわ。木星は1年で、土星は2年半で星座を変えるけど、グレートコンジャンクションのときの星座の象意は20年有効、ってことね。
これを話してる2018年より前のグレコンは2000年5月末に、牡牛座22度で起きたのね。牡牛座といえば、個々が所有するもの、自分自身が安全であるために安心安全を求める星座。前の時代までに築かれてきた社会の「安心安全」に関わる分野が解体される10年間と、新たに盤石なものを構築していく10年が始まるはずで、それは2020年まで。
2000年5月というと、アタシどうしてもこじつけたくなるんだけど「氷河期世代の中でも、就職率が最低になった年」の5月。氷河期の厳しい就職戦線に勝ち残っても4月からブラックな環境に置かれて、いわゆる5月病やGW明けてそのまま来なくなる的な退職者も多かったんじゃないかと思うのよね。人生における、それまでの安心安全獲得の象徴でもあった正社員雇用が減って、それはこれから働き盛りで社会基盤を支える若者達の生活が不安定になることでもあって。
でも、本当はそうやって前の時代の社会制度がガタガタになったところで、また新しい形の安心安全を構築していくはずの10年の始まりが、折しもあの2011年3月12日、天王星の牡羊座移動……天王星は土星より遠い天体だから影響力はさらに強くて、あとは知っての通りよね。