間隔が短いから前駆陣痛…とは限らない?!自宅出産の心構えも

間隔が短いから前駆陣痛…とは限らない?!自宅出産の心構えも

こんにちは、cyuncoreライターの柚鳥です。私はお産に関して、ゾッとする思い出があります。それは、陣痛の間隔が全然定まらなかったこと!私はいくつかの幸運(?)が重なって、病院にて安産で産むことが出来たのですが、「間隔が定まらないから前駆陣痛だ」と思って自宅待機していたら、もしかしたら状況によっては一人、自宅で出産するような事態に陥っていたかもしれないのです!というわけで今回は、私の間隔が定まらなかった陣痛の思い出話と、もし家で産むことになった場合の自宅出産の対処法も調べてみたのでご紹介したいと思います。自宅出産の方法は、詳しくは専門家に聞いていただきたいですが、可能性は誰でもあるので、これから出産を控えている方は知識を仕入れておいて損はないと思います!

さかのぼるは、陣痛が来る数時間前…

実は、私は出産の前日から、産院に入院していました。
尿たんぱくが出て、管理入院に。いわゆる『妊娠高血圧症候群』の可能性があったんですね。とはいえ、バルーンや陣痛促進剤などは使用しておらず、あくまでこの日は様子をみていただけでした。

間隔短い前駆陣痛

まさかこの翌日に息子が生まれてくるなんて夢にも思わず、呑気にスマホゲームに勤しんでいました。
入院費は気がかりでしたが、家事大嫌いなずぼら主婦なもんですから、家事せずに寝られるのラッキー!ぐらいの心持ちでした(笑)

これが前駆陣痛?!その夜からお腹に異変が

寝ようとすると、急にお腹が張り、痛み出します。
最初は、今日めっちゃ張るなあ~と思いながらも寝ようとしていましたが、じわじわと痛みが増していくので、もしや?と思い看護師さんを呼びました。

しかし、間隔がとにかく定まらない!そして初めから間隔が短い!
入院しているので関係ないのですが、私が通院していた産院の、電話してきてくださいというボーダーラインが10分間隔で、わたしの陣痛と思われるそれは、最初から8分だったり2分だったり。

前駆陣痛の時間

しかし間隔が短いわりには、子宮口は3cmほどで「前駆陣痛だと思うけど、一応様子見ようか」という流れでモニター管理になり、その後も痛みが止むことなく徐々に強くなっていったため、本陣痛扱いとなり、お産へと進みました。

間隔が短くても前駆陣痛とは限らない!本陣痛の可能性はあります!

この思い出話の怖い所は、陣痛の時間が定まらなかったことです。

私は、偶然にも入院中の出来事でしたが、本来は家で陣痛を迎えるものだと思います。しかし、その場合、私のお産はどうなっていたのでしょうか?
入院して、モニターで見てもらってもなお「前駆陣痛だと思う」と言われていたぐらいですから、産院に電話したところで恐らく「間隔が定まるまで様子を見て」と言われると思います。

前駆陣痛の間隔

そのまま前駆陣痛だと思い込んで、様子を見続けていたら……家で産むことになったら、物騒ですが今頃息子は生きていないかもしれません。
同じような経験をされる方もいるかもしれないので、自宅で急遽出産することになったらどうすればいいのか、私も第二子が欲しいので、参考に調べてみました。

陣痛を前駆陣痛と勘違いして、そのまま自宅出産流れになってしまったら…

急遽自宅で出産することになったらどうすればいいのでしょうか?
調べた中で、計画的なものではなく、急遽行う自宅出産に特化して、情報を厳選してお伝えします。

なお、私は病院で産むことが出来たので、以下は私の経験をもとにしたものではありませんので、不安な方はお医者様などにも相談の上、備えておいてくださいね。
また、計画自宅出産の場合は、助産師さんなどの介助がつくと思うので、あまり参考にはならないかと思います。

というわけで、急遽行う自宅出産での順序と注意事項(柚鳥調べ)をまとめてみました。

急遽行う自宅出産での順序と注意事項

  • 赤ちゃんが頭を打たないように受け止める
  • 生まれたら、泣くかどうかをみる
  • 体温が下がらないように保温をする
  • 卵膜に包まれていたら迷わず破る
  • 胎盤は抜かない、へその緒は切らない
  • 母親は産後横になる、子どもは胸の上に

 

自宅で産気づいたら、まずは跪きます
これは、赤ちゃんが出てきたときに、落下する高さを低くするためと、赤ちゃんを受け止めやすい体勢だからだそうです。服を脱ぐのも座ってから!

生まれたら、泣くかどうかを確認します。泣かない=呼吸をしていないので、泣ける状況にしてあげなければいけません。
口や鼻に羊水がついていればふき取ってあげます。
また、赤ちゃんの鼻と口から、大人の口で羊水を吸い上げて排出してあげてください。

保温は大事です!そのままにすれば、夏でも体温調節が上手じゃない赤ちゃんの体温はぐんぐん下がっていきます。
身体の水分(羊水)を拭き取って、タオルや毛布、大人の服などで覆って保温します。

卵膜(羊膜)に赤ちゃんが包まれたままの場合は、即破ります。
迷う必要はありません。それに包まれている限り、赤ちゃんは息をすることが出来ません。
とにかく早く破ってあげてください。

へその緒を引っ張って胎盤を抜いたり、へその緒を切断するのは、病院についてからお医者様にしてもらいます。
そのまま赤ちゃんを抱いていてあげてください。

そして、救急車がくるまで、ママは横になって待っていてください。
これは、母体が産後低血圧になるのを防ぐためだそうです。赤ちゃんは胸の上で抱くと、赤ちゃんの保温にもなります。

また、もし旦那さんやお母さまなど、周りに助けてもらえる方がいるなら、救急要請と、バスタオルの準備をお願いしましょう。
出来れば事前にもしものことを話し合って、いざという時は自分で判断して動いてもらえるように備えておくといいでしょう。

もしも可能なら、生まれる前に産院にも電話が出来ると良いです。家で産むにしても、助言をもらえたり、搬送されてくることに備えてくれます。
急遽家で産むことになるときっと不安でしかたないですし、怖いと思うので、事前に調べて備えておけると安心ですね。

最後に

いかがでしたか?

今回一番伝えたかったことは、間隔が定まらなくても前駆陣痛とは限らないということ。安心しきって病院に行くのが遅れてしまうと、自宅で赤ちゃんが生まれる事態になるかもしれません。
産院に行ったものの、前駆陣痛だったので帰された…というのは決して恥ずかしいことではありません。陣痛かどうかなんて、わかるはずがありませんから、不安であればお医者さんに確認してもらうべきだと思います。

また、病院で出産できるのが一番かもしれませんが、必ずしも計画通りに行くとは限りません。もしものことに備えるというのは非常に重要なことです。
家で生まれてしまっても、ママは何も悪くありませんから、自宅出産された方も、自分を責めないでくださいね。

皆様のお腹の子が、元気に健康で生まれることを、心から願っています。

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