浪費と消費、投資の違いは?浪費癖の原因はストレス?浪費する心理とは

浪費と消費、投資の違いは?浪費癖の原因はストレス?浪費する心理とは

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節約して貯金を頑張ろうと意気込んでいたのに、気が付いたら必要なものだけではなく、要らないものを買って浪費していた…なんて経験ありませんか?予想外の出費が多くなればなるほど、自分は浪費癖があるのだろうかと心配になりますよね。そこで今回は浪費とは一体何か、浪費は消費や投資と何が違うのか、浪費家とはどんな人なのか、浪費癖の原因は何なのか、改善方法はあるのかといった「浪費」に関するお話していきます。

そもそも浪費とは何?浪費の意味や対義語・類義語

そもそも浪費とは何なのか、皆さんはご存知でしょうか。浪費とは、お金や時間、精力などを無駄に使ってしまうことを指しています。必要以上に贅沢をしたり、特に欲しいわけではないのに衝動買いをしてしまったり、馬券代などかけ事をしたりなどが、浪費に該当してきます。

そもそも浪費とは何?浪費の意味や対義語・類義語

そんな浪費の類義語は「無駄遣い」「濫費(らんぴ)」といった言葉。いずれも、お金などを必要以上に使ってしまうマイナスの意味の類義語となります。
では、浪費の対義語はご存知ですか?浪費の対義語は、「温存」、「節約」、「倹約」、「貯蓄」、「緊縮」といった言葉です。どの対義語も使わないで大切に保存していくことを指しており、日本人が好む言葉でもあります。

浪費は消費や投資と何が違う?

一般的に、お金の使い方は「消費」「投資」「浪費」の3種類があります。お金を貯めるには、無駄な支出となる浪費を削る必要があるのですが、貯金がない人に多いのが、一体どこまでが浪費であって、消費と投資はどう違うのか分からないということ。消費と浪費、投資の違いが判別できないことには、お金を貯めることはできません。
そこで続いては、浪費と消費、投資の違いをご紹介していきます。

浪費は消費や投資と何が違う?

浪費と消費の違い

消費とは、食費や光熱費、家賃や交通費など生きていくために必要なお金です。とはいえ、消費と思っていても浪費であるということがしばしばあります。例えば、買い物に行った際、購入する予定のなかったものを安いからと衝動買いしてしまったり、時間に間に合わないからとタクシーを使ってしまったりすることは浪費となり、消費ではありません。
消費は「支払ったお金に対して価値や効果が同等であるもの」。つまり、のちに後悔してしまったお金の使い方は浪費でしかありません。

浪費と投資の違い

では、浪費と投資の違いは何かわかりますか。投資とは、将来的にかけたお金以上のリターンが見込まれる費用です。例えば、健康診断の費用や自己啓発のセミナー代、資格試験の勉強代など。支払った額に対して満足できる価値がのちに返ってくることが投資となります。
つまり、消費とは支払う価値=得られる効果、投資は支払う価値<得られる効果、浪費は支払う価値>得られる効果となってきます。

浪費家とはどんな人?浪費癖のある人の特徴は?

浪費とはどんなことなのかを理解したところで、浪費家とはどんな人をイメージしますか?必要のないものを買ったり、衝動買いをしてしまったりすることは誰しもたまにはあるものです。しかし、浪費家とは「お金を無駄遣いしてしまう頻度が多い人」を指しています。そこで続いては、浪費家の特徴をご紹介していきますね。

浪費家とはどんな人?浪費癖のある人の特徴は?

目新しい物好き

浪費家の人は「目新しい物が好き」という特徴があります。次々と新商品は世に出てきますから、お金はいくらあっても足りません。流行に敏感なのは良いことでもありますが、必要でない物にまでお金を使ってしまうと、浪費家というレッテルを貼られてしまいかねませんよ。

必要以上の物をストックする

食料品や日用品のストックを必要以上にしてしまう人も、浪費家の特徴です。いくら生活で必要なものを購入するからと言っても、現在必要ではないものにお金を使いすぎていては意味がありません。

人のマネをしたがる

浪費癖がある人は「人のマネをしたがる」という特徴があります。芸能人など憧れの人が持っている物を欲しがる気持ちも分かりますが、マネをしだしたらなかなか止まらず、気が付いたら大金を叩いていたという方も多いのではないでしょうか。

浪費癖になる原因と心理状態は?

お金を貯めたいと思っていても、無駄遣いがやめられないという人は一定数いることでしょう。それでは一体、どうして浪費家になってしまうのでしょうか。続いては、浪費癖になる原因や心理状態をご紹介していきます。

浪費癖になる原因と心理状態は?

無駄遣いをすることでストレス発散をしている

ストレス発散も浪費癖がついてしまう原因の1つです。ストレス発散には色んな方法がありますが、お金を使うことで精神的に満たされることも多く、ストレス発散方法として浪費する人も多いもの。ストレス発散をするのは悪いことではありませんが、浪費しすぎてお金が貯まらず、それが逆にストレスの原因にもなってしまう可能性があるので気を付けなければいけません。

意志が弱いため、自制心が効かない

意志が弱く、自制心がきかないことも、浪費癖がついてしまう原因となります。自制心がきけば、欲しいと思った物は我慢することができますが、我慢ができないことで必要でない物を購入してしまい、浪費に繋がってしまいます。

大雑把でお金を使う計画性がない

浪費癖になる原因と心理状態は?-2

大雑把な性格の人にありがちなのですが、自分の収支を把握しないままお金を使ってしまうことは浪費癖の原因となります。収支を把握しておけば、計画的にお金を使うため浪費をしないようにある程度のブレーキがかかります。しかし、今どれくらいお金を持っているのか分かっていなければ、お金をどんどん使ってしまいまうのも頷ける話です。

劣等感を抱いている

自分に自信がなく、何かしらの価値を見出そうと高価なものを身に着けるのも浪費癖の原因となってしまいます。周りとの差を見出すことにお金をかけてしまうと、高価なものばかりに手を伸ばすようになってしまい、浪費することから抜け出せなくなります。

見栄っ張りな性格で、周りに奢ることで快感を得たい

浪費癖になる原因と心理状態は?-3

周りに奢ると「気前の良い人だ」という評価を得られますよね。見栄っ張りの人はそんな評価を得ることに対して快感を持つ人が多いもので、浪費癖の原因にもなってしまいます。お金に余裕がなくても奢ることを繰り返していては、単なる浪費でしかありません。
周りに奢るのは、お金に余裕がある時だけにしたいものですよね。

趣味にお金がかかってしまう

多趣味であったり、お金がかかってしまう趣味を持っていたりすると、浪費癖がついてしまう原因になります。なぜなら、趣味にかけるお金は自己投資であり、必要経費であると考える傾向にあるからです。お金を趣味につぎ込んでも気にしない人が多いため、無意識で浪費癖がついてしまうのが困ったところですよね。

浪費癖は病気なの?

浪費家の特徴をご紹介しましたが、浪費癖って病気なんじゃ…?と心配になる人もいますよね。全ての浪費癖が病気というわけではありません。浪費癖は改善しようと思えば、改善できます。

浪費癖は病気なの?

ただし、浪費癖がある人の中には、買い物依存症やギャンブル依存症、ADHD(注意欠陥多動性障害)といった病気が潜んでいる場合があります。そういった病気の場合は、心療内科で治療をしていく必要があるので、何かがおかしいと思った段階で病院に足を運ぶようにしましょう。

浪費癖の改善方法は?

浪費癖をそのまま放置してしまうと、お金を貯められないどころか貯金は底をついてしまいます。お金がなくならないうちに、浪費癖をなんとかしたいところですよね。
そこで続いては、浪費癖の改善方法をご紹介していきます。

浪費癖の改善方法は?

口座の管理は無駄遣いをしない家族に任せる

浪費癖がある人はお金の管理を「浪費癖のない家族」に任せてみるのも1つの手です。あらかじめ自分が使えるお金を制限することで、無駄遣いを防ぐことができるだけではなく、自分がどのようなお金の使い方をしているのかを自覚することができます。
また、限られたお金の中でやりくりをしなければいけないので、買い物をするのが上手になる効果も期待できますよ。

定期預金を利用する

浪費癖の改善方法は?-2

浪費をしてしまう人は、お金の使いすぎを防ぐためにも定期預金を利用してみましょう。定期預金は預けてしまうと一定期間引き出すことはできません。そのため、半強制的にお金を使えない状態にしてくれますから、浪費防止になりますよ。
また、定期預金で預けているお金以外は使って良いお金としておけば、例え浪費をしてしまっても貯金の減りを抑えることにも繋がります。

買い物に行く前はリストアップし、必要な物以外の売り場に行かない

浪費癖がある人の場合、買い物に行って特売品を見るとついつい買ってしまいがちです。浪費癖を改善していくためには、あらかじめほしい物をリストにまとめ、予算を決めて買い物に行きましょう。
また、必要な物以外の売り場に行かないことで、特売品などをなるべく見なくて済むようになるので、余分なものを買うことを抑えることができますよ。

クレジットカードは持ち歩かない

浪費癖の改善方法は?-3

クレジットカードを使っていると、お金を使っている感覚が薄れてしまいがちです。そのため、浪費癖がない人でもついつい買い物をしすぎてしまう傾向があります。
あえてクレジットカードは使わず、現金払いをすることで「お金を可視化」していきましょう。そうすることで、お金がいくら財布の中にあるというのが分かりますから、お金の使い過ぎを防ぐことができますよ。

浪費しないものに目を向けてみる

ストレス発散でつい浪費しがちな人は、少しでも浪費癖を抑えるためにスポーツをしてみたり、散歩をしてみたり、気分転換になることをしてみてください。お金を使わないストレス発散方法を見つけることで、浪費癖が少し改善されてきますよ。

最後に

浪費癖は一度ついてしまうとなかなか直すのは難しいものです。ですが、1つ1つ気を付けて過ごすことで少しずつ浪費癖は改善してきます。急に全てを実践してストレスをためてしまうのでは意味がありませんから、少しずつ自分にできることをして浪費癖を改善していってくださいね。

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