マスクのほかには、ドアノブや電車のつり革などを介してもインフルエンザウイルスを含んだ飛沫を触ってしまうことがあるので、昔から言われているように手洗い、そしてやはりウイルスの侵入を防ぐ最後の砦を守るためのうがいは欠かせません。
■2018年1月現在、インフルエンザワクチンを受けるには?
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★インフルエンザワクチンは毎年受けないと効果なし?今からでも間に合う?
インフルエンザワクチンの効果が出るまでには、接種から1週間はかかるそうです。1-2週間でインフルエンザウイルスへの抗体の値が上昇することで、インフルエンザに対する免疫ができて、その後抗体は、接種の2 週間後にピークとなり、3ヶ月も経つと抗体の値は下がっていきます。
そのため、インフルエンザワクチンは去年の冬(2016年末から2017年初頭)に受けたとしても、残念ながら約一年経ってしまった現在は効果はなくなってしまっています。
また、インフルエンザウイルスは変異も激しく、毎年異なる型が流行するため、ワクチンも毎年流行に合わせて中身が変わるので、やはり毎年受け直す必要があります。
そして、効果のピークは接種後1-2週間となるため、今からでも全く意味がないわけではないものの、本来は12月中旬までの接種が望ましいそうです。
★希望者全員が受けられるわけではない
現在は季節性インフルエンザのワクチンの接種は任意となっています。ですが、アレルギーや既往症によっては受けられない場合もあります。
私事ですが、私自身は幼稚園のときの集団接種でアナフィラキシーショックを起こしたことがあり、厚生労働省の定める『予防接種実施規則の接種に適さない者』
インフルエンザ予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
に当てはまるため、小学生以降、インフルエンザワクチンの接種は行なっていません。
ご自身が『接種に適さない』対象かどうか気になる方は、厚生労働省『平成29年度インフルエンザQ&A』にてご確認ください。
厚生労働省『平成29年度インフルエンザQ&A』
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
その他参考サイト
国立感染症研究所 感染症情報センター
http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html