スキンケア成分でよく見かける「ヒアルロン酸」と「セラミド」はたらきの違いとは?【保湿とバリアと】

スキンケア成分でよく見かける「ヒアルロン酸」と「セラミド」はたらきの違いとは?【保湿とバリアと】

今回はまず、保湿を目的としたスキンケア製品でよく見かける2つの成分「ヒアルロン酸」「セラミド」の違いについて。

■ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na)

ヒアルロン酸はスキンケア製品では、主に肌の乾燥やシワが気になるときに、肌表面のうるおいを保つ保湿剤としてはたらきます。

ヒアルロン酸はもともと人間の身体の中にあるムコ多糖類という成分。肌では真皮層に存在します。水溶性で、ごく少量でも水に溶けると、とろみが出ます。「ヒアルロン酸入り」のスキンケアアイテムは肌につけると少しペタペタしますが、あれがまさに水に溶かしたヒアルロン酸独特のとろみなんですね。

1gで2-6ℓの水分保持力があると言われていますが、加齢と共に体内のヒアルロン酸は減少します。40代にもなると赤ちゃんのときのおよそ半分程度に、60代ではなんと4分の1程度にまで減ってしまうそうです。

スキンケア成分でよく見かける「ヒアルロン酸」と「セラミド」はたらきの違いとは?【保湿とバリアと】

化粧品に使われるヒアルロン酸Naは以前はニワトリのトサカから抽出。現在ではより安全性の高い乳酸菌発酵による製造法で作られた原料を使用するメーカーが増えています。

■セラミド

セラミドはスキンケア製品では、角質層内で肌のバリア機能のはたらきをします。

セラミドは、角質細胞の間に存在する「細胞間脂質」の一つ。細胞同士を結びつけることで外部の刺激物が角質層に入り込ませないバリアとしてはたらき、同時に角質層内の水分の蒸発も防ぎます。

セラミドは「スフィンゴ脂質」とも呼ばれ人の体内で作られます。脂質でありながら水にも油にもよく溶けるため化粧水や美容液、ヘアケア製品などにも幅広く使用されています。化粧品に使われるセラミドは動物由来のもののほか、米ぬかやこんにゃく芋から抽出された植物性のセラミドや酵母から作られたバイオセラミドなども増えています。

また、セラミドは機能の異なる複数のタイプが存在し、それぞれに1-7までの数字が割り振られています。アトピー性皮膚炎の人は、このセラミドの中でも、ほかのセラミドよりも水分保持と外部刺激を防ぐバリア機能が優れた「セラミド1」が不足していることが最近の研究で分かってきています。

スキンケア成分でよく見かける「ヒアルロン酸」と「セラミド」はたらきの違いとは?【保湿とバリアと】

アトピー性皮膚炎ではない人でも、体内のセラミドは加齢により減少し、40代では20代の頃の約半分になってしまうそうです。

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