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洗濯機は毎日使うものですが、急に思いつきで買える金額ではありませんよね。壊れてしまう前に、できれば安い時期を狙って上手に買い替えしたいものです。今回は洗濯機の買い時がテーマです。洗濯機の安い時期や安く手に入れる方法についてご紹介します。
洗濯機の買い時はいつ?!
洗濯機の買い時は、いつくかあります。それぞれについて、詳しくご説明します。
ドラム式洗濯機の買い時はモデルチェンジ前後
新商品を狙わず、ドラム式洗濯機を安く購入する場合の買い時は、ズバリ9月から10月です。それは多くのメーカーが10月にドラム式の新商品を発売するため、夏以降に前年度の洗濯機の価値がガクンと下がるからです。
新モデルドラム式洗濯機の買い時は年末年始
10月に発売されたばかりの「新しいモデルでお手頃価格の洗濯機がよい」という人は、年末年始が買い時です。
ドラム式洗濯機にはお手頃価格なものと手が出しにくい価格のものがあります。どちらも新商品を発売しますが、数を少なく生産しているのがお手頃価格のほうです。「新商品をもっと安く!」と待っていたら生産終了(年末や初売りで全部出てしまった)という悲しい結果になる可能性があります。お手頃価格のドラム式洗濯機を狙っているなら年末年始に手に入れておいたほうがよいでしょう。
旧モデル洗濯機の買い時は夏のボーナス商戦
夏のボーナスをもらうと私たちの財布のひもが緩みます。合わせて、秋に新商品が発売されるため、家電量販店側は既存のモデルを売り切りたいです。旧モデルでよいなら、大幅値引きも望めますので、夏のバーゲンで手に入れることをおすすめします。冬のボーナス商戦もありますが、より安く買いたい人は夏のうちに手に入れておきましょう。
洗濯機など家電の買い時は閑散期
洗濯機を含む、家電が売れない時期があるといいます。それが2月と8月です。これを業界では閑散期と呼んでいて、家電量販店などにとってとても嫌な季節です。
売れないことがわかっていてもノルマはありますし、それがその人の評価や昇給に関わるのですから、1台でも多く売りたいのが店員の気持ちでしょう。そうなると、店は少々の赤字覚悟で値下げをします。「そろそろ買い替えかな?」と計画的に洗濯機を購入する際は、この閑散期に交渉してみてはいかがでしょうか。
縦型洗濯機おすすめの買い時は5月
インバーター機能がついている縦型洗濯機(7kg以上)を購入予定なら5月がおすすめです。インバーター機能とは主に省エネ機能が搭載されている洗濯機のことです。
5月という中途半端な時期になぜ洗濯機が買い時なのかというと、売る側にとってたいへん厳しい時期だからです。5月は世の中の人が固定資産税などの税金を払ったりゴールデンウィークでお金を使い果たしたりして、財布のひもをギュッと締めてしまう時期です。ですが、家電量販店にはノルマがあり、売らないわけにはいきません。
だから、ふだんより価格を安くしたり交渉どおりに話が進んだりします。型落ち品を大幅に値下げする場合もあります。
小型洗濯機はモデルチェンジの時期が違う!買い時は?
インバーター機能がない6kg以下の洗濯機(一人暮らし用など)は、夏から秋にかけて新商品を発売します。前年度モデルの買い時の例を挙げてみましょう。
- パナソニック製洗濯機の買い時 9月~
- 日立製洗濯機の買い時 9月~
- シャープ製洗濯機の買い時 9月~
- 東芝製洗濯機の買い時 7月~
昨年小型の洗濯機に関して東芝は8月、ほかのメーカーは10月に新商品を発売したので、上記の時期に安くなっていました。
4月から新生活を始める人が新商品を購入する場合、発売から数か月経っているため安く購入することができますね。
新商品を発売する時期は毎年だいたい同じです。新商品にこだわらない場合は、上記の時期にチェック、家電量販店で交渉しましょう。
洗濯機型落ち品を激安で購入する場合
「型落ち品でもいいからもっともっと安く洗濯機を購入したい」という場合はネット通販で手に入れるという方法があります。交渉せずともはじめから激安ですし、お店へ行く手間も省けます。ただし、通販で購入する際は値段だけに飛びつかず、次の条件を事前にチェックしましょう。
- 送料
- 保障
- 搬入や取り付けについて
- 古い洗濯機の回収
- リサイクル料金
買い替えの場合はリサイクル費が必要ですし、商品が届いても、古い洗濯機を回収してもらえないのは困りますね。
こういった料金が含まれるかを必ずチェックしてください。
故障!?洗濯機の買い時が待てないときに安く買う方法
洗濯機の様子がおかしくなるというトラブルはどのご家庭にも起こり得ることです。それが買い替えの時期とずれていたら、残念な気持ちになりますね。ですが、家電量販店で交渉すれば安く手に入る可能性は大いにありますよ。ここからは、洗濯機を安く買う方法についてご紹介します。
家電量販店に行く際は身だしなみを整える
接客業は、接客数より販売数(金額)を大事にします。また、私たちは接客される側ですが、店員は客を選びます。
選ばれるのは「お金を持っていそうな人」「買いそうな人」で、その基準が第一印象、主に服装や持ち物です。
部屋着のような服装で手ぶらの人と、パリッとこぎれいな格好でバッグを持った人では、声をかけるのはもちろんこぎれいな格好の人です。「見た目で判断するな」と言いますが、結局人間は第一印象が大事なのです。いくらお金持ちでも品のないお客さんを接客するのはストレスですから。
部屋着でウロウロしているのは接客しづらい印象を与えますし(TPOをわきまえない常識のない人かもしれない)高額なものを買いに来る格好ではありませんよね。TPOを意識して、お店へ行きましょう。
店員におすすめ商品を聞かない
どんなに急いでいても家電量販店へ行く前にどのレベルの洗濯機を購入するか、メーカーや価格を必ずチェックしていきましょう。店員におすすめを聞く人がいますが、おすすめを持ってこられたら、それはお得なものではなく店にとってメリットがあるものではないか?と疑ってみましょう。
他店の価格をチェック
面倒ではありますが、家電量販店の近隣にある競合店に足を運んで、価格やサービスをチェック、交渉のネタにしましょう。
- 価格
- 配送料
- 取り付け費用
- 保障延長
- ポイント還元
店頭価格を比較するのがいちばん交渉しやすいです。いちばん安く提示した家電量販店で購入しましょう。
丁寧な口調で交渉
調べておいた価格より目的の洗濯機が高かった場合は、競合店の価格やサービスについて丁寧な口調で示し交渉しましょう。店員は毎日このやりとりをしているのですから、定型文のように競合店より安い価格を提示してきます。丁寧に接していると店員もこちらがより得をする情報を提供します。
いちばんしてはいけないことは嘘をつくこと、相手はプロですから、日々競合店の価格をチェックしています。お得に購入するために、短時間であっても店員とよりよい関係を築きましょう。
最後に
洗濯機の買い時、洗濯機の安い時期や安く買う方法についてご紹介しました。家電に頼っている私たちは、故障する前に購入しなくては生活が成り立ちません。ベストな時期に買い替えるのが理想ですが、急に洗濯機の調子が悪くなった場合でも慌てず価格を調べて比較検討、店員と交渉しましょう。