ねえ、本物の女性の皆さんは「厄年」って気になる?これはアタシの独断と偏見だけど、厄年を気にしてるのって、どっちかというと殿方のほうが多いし、実際に「あら~厄年ね~!」って同情したくなるような目に遭ってるのは男ばっかりなのよね。
なんでかって、女性は普段から星占いとかで細かく月とか日単位でも運気を気にする人が多いし、「同級生みんな一緒、一年間ずっと同じ運気」になっちゃう「厄年」なんて大ざっぱ過ぎるって思ってるんじゃないかって。
ところが、聞いてみるとやっぱり「女性特有の病気になりました」とか「主人がリストラで、私はパートに出てイジメに」とか、厄年らしき話もちらほらあるのよね。
まあ、いつも通り先にネタバレしておくと、殿方のほうでも話したけど「厄年は役年」大きなお役目を授かる年って意味もあって、決して悪いことばかりじゃなくて大飛躍の年になることも多いのよ。
ってことで、
■2015年の女性の厄年は?
※厄年は“数え年”で数えます。
★大人の階段へ後一歩「19歳」は最初の厄年
前厄:18歳 1998年(平成10年)生まれ 寅年
本厄:19歳 1997年(平成9年)生まれ 丑年
後厄:20歳 1996年(平成8年)生まれ 子年
★「大役」を果たす「33歳」は大厄!
前厄:32歳 1984年(昭和59年)生まれ 子年
本厄:33歳 1983年(昭和58年)生まれ 亥年
後厄:34歳 1982年(昭和57年)生まれ 戌年
★30代後半の転換期「37歳」は小厄
前厄:36歳 1980年(昭和55年)生まれ 申年
本厄:37歳 1979年(昭和54年)生まれ 未年
後厄:38歳 1978年(昭和53年)生まれ 午年
それぞれの女の厄年、どんなことが起きやすい?
基本的に「厄年」ってそれまでの生き方の「決算」「清算」的なことが起きやすいようね。だから、積み重ねてきた努力は実るし、無理してたりもうこの道は進めない・・・って道をまだ行こうとしてたりすると運命が「ストップ!」ってサインを出すんじゃないかしら。
■19歳の小厄は「自立」の時期
これは、殿方だと25歳の厄年と同じなんだけど、「自立」を促される時期ね。就職したり大学入ったりで親元から離れて自活する人も多い年頃。昔ならこの歳でお嫁に行ったり子ども産んだりしてたわけだから、それに伴って色んな苦労もあったんでしょうね。
でも、この時期は「変化」「別れ」「ショックな出来事」が万一あったとしても、それは全部大人の階段を昇るために必要なこと。後から分かるのよ、「あの時期があって、今の大人の美しいアタシがいるんだわ!」って。
■33歳の大厄は「大役」の時期
大厄が大役って、言葉遊びみたいだけど、本当よ。
そりゃ、この33歳の大厄前後と次の37歳の厄年前後は女性特有の病気が発覚したり、結婚してるなら家庭の問題、独身なら結婚のプレッシャーやお金の問題、出産の問題、キャリアの問題ってもう難題が山積みだけどさ。人生の一大イベントに遭遇する大きな節目の時期で、誰もがそのときいる場所で「大役」を担ってるわけよ。
だから、社会の中で活躍したいわ!って女性は、この時期に名が出たり新しいこと始めたりするし、家族を大切にしたいわってんなら結婚や出産でしっかり自分の陣地を固めるし、ってことが出来る時期なのね。
■37歳の小厄は「人生の軌道修正のラストスパート」
37歳の小厄の前後は、最初の厄年の頃、つまりは19歳前後からそれまでの道のりを振り返って、「これで良かったのか」って考えることがあるかもしれないわね。ラストスパートって言っちゃうと、今現在の寿命や他の占いなんかの観点から言うとちょっと違うんだけど、昔の考えでいえば、親が亡くなるような年齢で、出産のリミットに当たる時期でもあって、まあ色んな重い決断のチャンスであり、期限でもあったんじゃないかしら。
まあ、そんなわけで「今年厄年だったわ」とか「来年厄年だわ!」って人も、恐れる必要は全然なし。それでもなんか辛いことがあったわ、厄年最悪よ、って人は、そういう辛い出来事で人生の「厄落とし」がドーンと出来たんで、「後は良くなるばっかり!」って思って元気出しましょ。