だから「年」まで考えなくても「誕生日さえ分かれば太陽星座」が分かるから、使いやすいってことで、雑誌やネットの12星座占いは普及してきたわけよね。
パソコンやスマホの普及のおかげで複雑な計算やデータ付き合わせてようやく算出できる四柱推命や宿曜やその他のロジックの占いも増えてきたけど、なかった時代のほうが今まで長かったからね。
ただ、さっきあげた12星座と誕生日の区分けみたいに「何月何日から何月何日までは◯◯座」ってだけで「年」が書いてないやつの場合は、あくまで目安なのね。
本当は、星座の境目生まれの人は、生まれた年、さらには時間まできちんと確認すると、前の星座なのか後の星座なのかはっきりするわ。
で、ご質問だと「蟹座なのか獅子座なのか分かりません。どっちの性格も合わせ持ってるんでしょうか?」とかすごーくあるあるなんだけど、
理論的には
太陽星座は1つのみ、2つにまたがり、どちらの気質も合わせ持つことはない。
でも、よくあるのが「どっちの占いも当てはまる」って人。たとえば、蟹座と獅子座の境目の7/22生まれで「蟹座らしく母性本能が強くて身内びいきだし、獅子座らしく親分肌と言われし派手好き」とかね。
この種明かしは、簡単にいえば「太陽以外で個人の性格や運勢に関わる天体や感受点が隣の星座にいて、そちらの性格を強く自覚している」多いのは特に、太陽が前の星座の29度台だと、その天体の効力を発揮しにくいから、ほかに強い天体があるとそっちの気質が表に出やすいし、自覚しやすくなるのね。
あとは、生まれ時間によって分かる「ハウス」のカスプとの兼ね合いがあるけど、それはもうすこし難しい話だからここでは割愛。