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レトルトカレーの賞味期限を気にしたことはありますか?購入日時など気にせず、そのときの気分で食べる銘柄を選んでいませんか?実は賞味期限切れのレトルトカレーを食べているかもしれませんよ。この記事では賞味期限切れのレトルトカレーが食べられるか?をテーマにまとめていきます。
レトルトカレーの賞味期限が長い理由
レトルトカレーの賞味期限が長いというのは何となくご存知でしょう。
レトルトカレーは気密性・遮光性に優れたレトルトパウチに充填した後に高圧加熱殺菌を行い無菌状態にするため、細菌が繁殖することがないのです。なので長期保存が可能で、防災用の食品として備蓄する人が多いのでしょう。
レトルトカレーの賞味期限はどれくらい?
レトルトカレーの賞味期限は1年から2年です。レトルトカレーを開封すると酸素に触れるため、徐々に劣化していきます。早めに食べるようにしましょう。
賞味期限の表示の見方
レトルトカレーの賞味期限は、レトルトパウチの裏面に西暦で記されています。賞味期限の横に書かれているアルファベットは、メーカーが製造工場などを把握するためのものです。どの工場から出荷されているかを把握することで不具合があったときなど、一斉に回収し早期に収束させるために設けられています。
賞味期限切れのカレーはいつまで食べられる?
レトルトカレーは防災セットに詰め込んだままにしたり、パントリーの奥にしまい込んだりして、食べそびれるということがありますね。メーカーは余裕を持って賞味期限を設けているので多少賞味期限切れでも食べられる気がします。ですが、実際どれくらい経過したものまで食べられるか、というのは気になりますね。日数別に見ていきましょう。
レトルトカレー賞味期限切れ1カ月
冷暗所で保管されたレトルトカレーの場合、賞味期限が切れて1カ月程度ならば風味が落ちたり腐ったりすることはありません。
レトルトカレー賞味期限切れ3カ月
賞味期限が切れて3カ月程度経つと、保管状態によっては風味が低下する可能性があります。食べられる可能性はありますが、見た目や臭いを確認しましょう。
レトルトカレー賞味期限切れ半年
賞味期限が切れて半年も経過しているレトルトカレーを食べるのはひかえたほうがよいでしょう。
レトルトカレー賞味期限切れ1年
賞味期限が切れて1年以上経ったレトルトカレーは安全性に問題がある可能性があります。食べるのは止めましょう。
レトルトカレー賞味期限切れ5年
SNSでレトルトカレーの賞味期限が切れて5年も経ったものが見つかったという投稿を見かけます。レトルトカレーはもともと賞味期限が1年から2年と長いですが、そこからさらに5年も経過しているのです。見た目に変わりがなくても安全性を考慮し、破棄するようにしましょう。
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賞味期限切れレトルトカレーの活用法
レトルトカレーが複数個賞味期限が切れている場合、なるべく早く食べ切りたいですが毎日カレーライスにするのは食事として面白味がありませんね。
カレードリアにしたり、鶏肉の下味に使用しタンドリーチキンにアレンジしたりするとよいでしょう。
レトルトカレーの保存方法
長期保存が可能なレトルトカレーでも、管理が悪いと賞味期限内でもおいしく食べられないかもしれません。おすすめする保存方法についてご紹介します。
レトルトカレーは常温保存(冷暗所)
レトルトカレーは冷暗所での保存で賞味期限内ならばおいしく食べることができます。高温多湿であり保存に適していない環境である場合は冷蔵庫で保存するのもよいでしょう。ただし、冷凍庫での保存はおすすめしません。レトルトパウチ内の水分が凍結し破裂する可能性があるからです。レトルトカレーは高圧加熱殺菌されているので、自宅に冷暗所があるなら常温保存にしましょう。
パッケージを立てて保存
レトルトカレーは立てて保存するとメーカーや賞味期限を把握しやすいですし食べ忘れを防げます。棚のサイズを測り、100均などでケースを用意して数個単位で保管すると管理がしやすい(簡単に取り出せる)ですよ。また、油性マジックやポストイットなどで賞味期限を上面に大きく書いておくと賞味期限を管理しやすいです。
レトルトカレーの賞味期限が近い順に並べる
ケースをパッと見て高さや色合いが整っているほうが気持ちがよいです。ですが、賞味期限が近いものを前に、賞味期限順に並べたほうが把握しやすいですよ。
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レトルトカレーの賞味期限は長いけれど食べ忘れに注意
レトルトカレーは忙しい人の見方ですし、備蓄用としても活用できるので、多くの家庭にストックされているでしょう。賞味期限を超えても食べられる可能性が高いですが、期限内のほうがおいしく食べられますよね。ご自宅のレトルトカレーの賞味期限を今一度チェックし、賞味期限が近いものはその期間内に食べるようにしましょう。