たこにはどんな栄養があるの?たこの栄養効果について

たこにはどんな栄養があるの?たこの栄養効果について

皆さんはたこを食べる機会はありますか?たこ料理というと、家庭ではあまり作らないという方も多いのではないでしょうか。しかし、そんなたこは栄養成分がかなり多く含まれており、高たんぱく質で低カロリーの万能食材と言われています。そこで今回は、たこにはどのような栄養成分があるのか、栄養効果はどのようなものがあるのか、毎日食べると身体に悪いのかといった点をご紹介していきます。

タウリンや亜鉛が豊富!たこに含まれる栄養成分と効果について

タコには多くの栄養が含まれていて、ビタミンE、ビタミンB12、亜鉛、マグネシウム、タンパク質、タウリンといったものがあげられます。そこでまずは、そんな栄養成分における効果についてご紹介していきます。

ビタミンEによるアンチエイジング

たこの含まれるビタミンEは抗酸化作用が非常に強いことが知られています。体内の脂質が酸化することが老化に繋がってきてしまうのですが、ビタミンEの持つ抗酸化作用が老化を抑制してくれると期待されています。
体内の老化を防ぐことによって、肌の細胞も活性化されますし、アンチエイジングに繋がってくると言われていますよ。タコにはビタミンEが豊富なので、食卓の中に定期的に取り入れていきたいところですね。

タウリンや亜鉛が豊富!たこに含まれる栄養成分と効果について

タウリンによる疲労回復効果

タコには栄養ドリンクや目薬などにも使われているタウリンが豊富に含まれています。
そんなタウリンは交感神経を抑制する効果があり、血圧を下げたり、網膜を修復したり、疲労を回復したりすると言われています。交感神経が抑制されると、リラックスした気持ちになるので十分な睡眠と休養を取れるようになるのではないでしょうか。
また、タウリンには血液中の中性脂肪やコレステロールを排出し、動脈硬化予防にも繋がるのだとか。疲れが溜まっている人や不摂生な食生活をしている人はぜひ、たこを食べてみてくださいね。

亜鉛による生殖機能を正常に保つ効果

たこには亜鉛が多く含まれています。そんな亜鉛は、妊活中の男女にとって非常に重要な役割を果たしてくれています。亜鉛は生殖機能を正常化してくれる作用があるだけではなく、性欲を維持するのにも役立つ成分。
また、亜鉛はアミノ酸からのタンパク質の再合成やDNAの合成にも必要な栄養素ですから、妊娠中の女性にとっても重要な栄養素と言えるでしょう。

タウリンや亜鉛が豊富!たこに含まれる栄養成分と効果について-2

タンパク質による身体の活性化

タンパク質が多く含まれている食べ物というと、肉や魚、卵、豆腐といったイメージがある人は多いと思います。実はタコにも多くのタンパク質が含まれているため、筋肉や臓器の活性化に繋がってくると言われています。
しかも、たこのカロリーは200gあたり152キロカロリー程度。豚肉であれば200gで772キロカロリーものカロリーとなるので、たこは低カロリーで高タンパクな食べ物だとお分かりいただけるはず。低カロリーで高タンパク質な食べ物を探している人にとって、非常に万能な食べ物と言えますよね。

妊婦がたこを食べても大丈夫?栄養素に問題はない?

妊娠中は魚介類を食べるときは気を付けなければいけませんよね。そのため、妊婦がたこを食べてもいいの?と心配になっている人もいるのではないでしょうか。続いては妊婦がたこを食べることについてご紹介していきますね。

妊婦はたこを食べても大丈夫!

結論を言うと、たこは妊娠中に食べても大丈夫な食材です。むしろ「タンパク質、ビタミンE,ビタミンB12、亜鉛、タウリン、マグネシウム、リン」といった成分が豊富なので、疲れやすい妊婦にとっては栄養効果の高い食べ物と言われていますよ。
ただし、たこは水銀に関して注意が必要ではないとされていますが、妊婦としては気になるところですよね。水銀量の少ない魚介類は1週間に340gまで食べても良いと言われていますが、たこは魚介類である限り、食べ過ぎないように気を付けなければなりません。

妊婦がたこを食べても大丈夫?栄養素に問題はない?

妊婦がたこを食べるときの注意点

妊娠中は免疫力が通常よりも低下しています。そのため、妊婦がたこを食べる場合は、必ず加熱したものを食べるようにしましょう。生たこは非常に美味しいですが、食中毒を起こしてしまった場合、胎児に影響を及ぼす可能性があります。たこ料理を食べる際は、きちんと加熱処理をしたものなのかを確認して食べるようにしてくださいね。

たこを毎日食べると身体に悪いの?食べすぎてはいけない人は?

たこ料理はどれも美味しいですから、毎日のようにたこ料理を食べたいと思う人も中にはいるのではないでしょうか。しかし、たこには注意をしなければいけないことがあります。それは、たこにはプリン体が多く含まれているということ。
プリン体が多く含まれたものを摂取すると、尿酸値が高くなってしまいます。尿酸値が高くなることで痛風を発症しやすくなりますから、尿酸値が高くなりやすい男性や閉経後の女性はタコの食べすぎに気を付けてください。

最後に

たこの栄養についてご紹介してきました。たこには身体にとって大切な栄養素が沢山含まれているので、海の万能食材と知られています。なかなか食べる機会がなかった人も、これを機にたこを食べてみてはいかがでしょうか?たこは疲労回復や身体の活性化を行ってくれるので、夕飯のお供にピッタリですよ。

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