【真夏の怪談】ある男の突然死の前に起きた幾つもの怪異【芦屋道顕】

【真夏の怪談】ある男の突然死の前に起きた幾つもの怪異【芦屋道顕】

「数年前に別れてからまったく音信不通だった元カノから『あなたが寂しそうな顔で夢に出てきた。大丈夫?』と連絡があった。彼女はすでに結婚していて、復縁したいわけじゃなく本当にただ、気になったらしい。上京してから疎遠になってた学生時代の親友からも突然連絡がきた」

「俺の夢には、幼稚園の頃に死んだばあちゃんが出てきて寂しそうな顔をしてた。俺に『まだお前には会いたくないのに、来るんだね』というようなことを言って、『あんなに可愛がってくれたのに、なんで嫌がるんだ?』と不思議に思ってるときに目が覚めた」

「茶碗が割れた。落としたわけじゃないのに、朝洗って水切りに置いたときは確かに割れてなかったのに、夜に使おうと手に取ったら割れてた」

「茶碗が割れた翌日、今度は自分の不注意だけど、箸をキッチンの引き出しにしまおうとして、引き出し閉めるタイミング間違えて箸を挟んで折ってしまった」

「まったく疲れてなかったのに、電車で前に座ってた俺より明らかに歳上のおばさんが『あなた、大丈夫?座って。過労死寸前みたいな顔してるわよ。座って』と、強引に席を譲ってくれた」

「数ヶ月の間、なんとなく好きな曲を集めて作ったプレイリストのミュージシャンが皆、若いうちに死んだ人ばかりだった。そのうち2人は今の自分と同い年で死んでる」

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