目次【開く】
今回は、なすの糖質やカロリー、なすダイエットとはどういうものなのか、簡単なすの糖質制限レシピなどご紹介していきます。なすは味噌汁や漬物、煮浸しといった和食はもちろん、パスタのような洋食や麻婆茄子のような中華まで幅広く使われている食材ですよね。色んな料理に使いやすいので、家庭の冷蔵庫にもよく入っているのではないでしょうか。そんな便利な野菜のなすは、低カロリーで抗酸化作用が期待できる野菜ということでダイエットにも注目されていますよ。
なすの糖質とカロリーはどれくらいある?
なすは年中手に入れることのできる野菜ですが、旬は夏から秋にかけての夏野菜です。そんななすのカロリーは100gあたり22キロカロリー、糖質は2.6gです。他の夏野菜のカロリーや糖質は、ピーマンは100gあたり22キロカロリー、2.3gの糖質、トマトは100gあたり19キロカロリー、3.1gの糖質、とうもろこしは100gあたり92キロカロリー、糖質は13.8gとなっています。
トマトやピーマンのような野菜となすはカロリーも糖質もあまり差がありませんが、とうもろこしと比較するとカロリーと糖質が比較的低い野菜であることがお分かりいただけるでしょう。
なすダイエットとはどんなもの?
なすダイエットとは、ダイエット中の食事に低カロリーななすを取り入れるだけの簡単なものです。食事の中で最初になすを食べることで、満腹感も得られて食事の量を減らすことができるでしょう。また、なすが持つナスニンという成分は抗酸化作用があり、体内の活性酸素を取り除いて代謝をよくしてくれる効果が期待できるのだとか。
ただし、なすは昔から体を冷やすと言われており、食べ過ぎてしまうと代謝を悪くしてしまう可能性があります。そのため、なすダイエットを行う場合は、なすだけに頼るのではなく、他の食材と一緒に調理するなど工夫をしていく必要があります。
糖質制限中はもちろん、ダイエット効果を高める食べ方とは?
なすは低カロリーな食材ではありますが、油を吸収しやすい食材。そのため、つい油を使いすぎてしまうと高カロリーになってしまう可能性があるので、油料理に用いる際は気を付ける必要があります。
しかし、なすを食べるときになすのダイエット効果を高める調理方法もあります。それは、なす料理にショウガを用いること。なすは身体を冷やしやすい食材ですが、ショウガを一緒にとることで身体が温められ、なすで身体が冷えるデメリットを解消することができるだけではなく、代謝をあげることで痩せやすい身体づくりが期待できるでしょう。
また、なすに含まれるβカロチンという成分は身体の代謝を上げてくれる働きがあると言われており、焼くことで吸収率が高まると言われています。ただし、なすは先ほども述べたように油を吸収しやすいので、油を使わなくても引っ付かない素材のフライパンなどを用いて調理すると良さそうですね。
糖質制限中に食べたいなすレシピ
糖質制限中は何かと糖質の高いものを食べないようにと気を使っていることでしょう。そこで続いては、糖質制限中にも食べやすいなすレシピを2つご紹介していきます。
なすと豚肉のレンジ蒸し
なすと豚肉のレンジ蒸しは、低カロリーのなすと脂身の少ないもも肉を使ったレンジ料理です。めんつゆとごま油を使うだけで、簡単においしい料理が作れますよ。
材料2人前
・なす…2本
・豚もも肉(しゃぶしゃぶ用)…240g
・大根…1/5本
・しょうが…1かけ
・めんつゆ(2倍濃縮)…大さじ2
・ごま油…大さじ1
・青ネギ…1/2本
なすは半月切りにし、水にさらしておく。青ネギは小口切りにし、大根としょうがはすりおろして合わせておく。耐熱性のある深皿になすと豚もも肉を交互に並べ、真ん中に大根としょうがをおろしたものを乗せて、めんつゆとごま油を全体にかける。ふんわりとラップをして500Wの電子レンジで6分加熱する。豚肉が過熱し足りないようであれば、1分ずつ追加して様子を見る。最後に青ネギをかけて完成。
なすと舞茸とささみのカレーチーズ炒め
食物繊維が豊富な舞茸とヘルシーなささみを使ったなすレシピ。糖質制限中はたんぱく質を取りたいところなので、ささみとチーズは相性抜群です。
材料2人前
・なす…2本
・ささみ…4本
・舞茸…1/2株
・とろけるチーズ…お好みで
・カレーパウダー…小さじ1
・こしょう…少々
・オリーブオイル…大さじ1
ささみは筋を取り、食べやすい大きさに切っておく。なすは厚めの半月切りにしておく。舞茸は食べやすい大きさに手でほぐしておく。中火で熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、なすと舞茸を炒める。なすに火が通ってきたら、ささみを加えてさらに炒める。全体に火が通ったら、カレーパウダーを加えて味付けをし、こしょうを振って味を調える。最後にとろけるチーズを加えて完成。
最後に
なすの糖質やカロリー、糖質制限レシピについてご紹介してきました。なすは色んな料理に使えるだけではなく、低カロリー低糖質なダイエット向けな食材です。ただし、食べ過ぎては身体を冷やしてしまうため、ダイエットには逆効果になってしまうことも。なすを食べるときはしょうがを取り入れたり、温かい料理に用いたり、料理に工夫をして食べていきたいですね。