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今回は生姜焼きのカロリーや生姜焼きに使う豚肉のカロリー、栄養をご紹介いたします。生姜焼きは、御飯のおかずにぴったりでついつい食べ過ぎてしまいますよね。でも、生姜焼きは味も濃いし油も使っているのでダイエット中はカロリーが気になります。生姜焼きをカロリーオフする方法もご紹介しますので参考にしてくださいね。
生姜焼きのカロリーは?
生姜焼きに使用される豚肉の部位は豚ロース肉が多く、豚肉ロースのカロリーは100gあたり約270キロカロリーです。豚の生姜焼きの場合、豚肉のカロリーにサラダ油や生姜、みりん、しょうゆなど調味料のカロリーが加わり、100gあたり約350キロカロリーになります。
生姜焼きに使用する豚肉を豚バラ肉にした場合、豚バラ肉のカロリーはなんと100gあたり約400キロカロリー、調理前でこのカロリーは恐ろしいですよね…。豚バラ肉を使用した豚の生姜焼きのカロリーは、約480キロカロリーです。
ダイエット中に生姜焼きを食べるなら、使用する豚肉は豚バラより豚ロース肉ということがわかりました。
生姜焼き定食のカロリーは?
生姜焼き定食のカロリーは1人前で約800キロカロリーです。これは、豚ロース肉を使用した生姜焼き350キロカロリーに、ご飯(200g)約320キロカロリー、小鉢約75キロカロリー、みそ汁約30キロカロリー、キャベツの千切り(ドレッシングをかけた場合)約25キロカロリーを加えたカロリーとなります。
ダイエット中でしたらご飯は半分に減らす、千切りキャベツにドレッシングはかけないなど、カロリーオフする工夫が必要ですね。
しかし、生姜焼きは油を使って焼くため腹持ちがよく、また味が濃いため満足感を得やすいことから、お昼に生姜焼き定食をしっかりと食べれば、間食しなくても良いのでその分カロリーコントロールできるというメリットもあります。ただし、味が濃くて美味しい生姜焼き、ついついご飯が進んで食べ過ぎてしまうという人も多いと思います。食べ過ぎにはくれぐれも注意してください。
生姜焼き・豚肉に含まれる栄養素
ダイエット中は特に、生姜焼きのカロリーにばかり目がいってしまいますが、調べていくと生姜焼きに使われる豚肉には、豊富な栄養が含まれていることがわかりましたので、ご紹介していきます。
生姜焼き・豚肉の栄養①タンパク質
生姜焼きの材料である豚肉に含まれるタンパク質は、筋肉や内臓、髪の毛を作るのに大切な栄養素です。タンパク質が不足すると疲れやすくなる、免疫力が落ちるといった症状がおきてしまいます。また、豚肉には体内で生成できず、食べ物から摂取する必要がある必須アミノ酸が多く含まれています。
生姜焼き・豚肉の栄養②ビタミンB1
ビタミンB1は、疲労回復のビタミンと言われていて、生姜焼きの材料である豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーにかえてくれる働きがあり、疲れた時に補給すると疲れが吹き飛ぶ万能なビタミンなのです。逆にビタミンB1が不足すると、神経や脳に支障がでるとされています。
生姜焼き・豚肉の栄養③ナイアシン(ビタミンB3)
豚肉に含まれるナイアシンは、体内でおこるさまざまな生理作用の補酵素として活躍してくれます。ナイアシンが不足すると、皮膚や粘膜に炎症がでて、精神神経に影響がでるとされています。
生姜焼き・豚肉の栄養④カリウム
豚肉に含まれるカリウムは、過剰な塩分の排出を促す重要なミネラルです。カリウムが不足すると、不足すると、神経の高ぶりや筋肉の伸び縮みにも影響します。
生姜焼き・豚肉の栄養⑤リン
豚肉に含まれるリンはカルシウムと共に骨や歯をつくる栄養素になります。リンが不足すると、骨や歯に影響するとされています。
生姜焼き・豚肉の栄養⑥トリプトファン
トリプトファンは、不眠症などの睡眠障害やうつ病を改善してくれる栄養素です。このトリプトファンは、必須アミノ酸と同様に体内で生成することができず、食べ物から摂取しなければいけない栄養素です。豚肉にはトリプトファンが多く含まれているため、生姜焼きを食べればトリプトファンも摂取することができます。
さらに、生姜焼きには、生姜も使われているため、生姜の栄養素も取り入れることができます。生姜の栄養は、抗酸化作用、疲労回復効果があるとされているため、豚肉のビタミンB1と生姜の疲労回復効果で、生姜焼きは夏バテ防止に良い食事メニューと言われていますよ。
豚の生姜焼き、カロリーオフする方法は?
生姜焼きは栄養満点、腹持ちも良いため、ダイエット中でも絶対NGということはない食事メニューですが、やはりダイエット中はカロリーオフをして食べたいですよね?最後に、生姜焼きをカロリーオフする方法をご紹介します。
豚肉の脂肪分をカットする
下ごしらえの時に豚肉の余分な脂肪をカットします。生姜焼きを自宅で料理するときは、このひと手間を加えることで、カロリーを抑えることができます。
えのきでかさ増し
生姜焼きに使用する豚肉の量を減らして、代わりに低カロリーのえのきだけでかさ増しします。えのきは、低カロリーで食物繊維が豊富なため、ダイエット中は積極的に取り入れたい食材です。たっぷりのえのきを食べることで、カロリーオフしながら満腹感も得られますよ。
油を使わず薄味にする
生姜焼きを焼くときは、油を使わないことでカロリーオフすることができます。また、調味料は意識して少なめに、薄味にすることでカロリーを押さえましょう。
最後に
今回は、生姜焼きのカロリーや豚肉のカロリー、栄養、生姜焼きをカロリーオフする方法をご紹介しました。豚の生姜焼きは、使用する豚肉の部位や調味料、調理の仕方次第でカロリーオフすることが出来ます。自宅で生姜焼きを作るときはカロリーオフする、外食で生姜焼き定食を食べるときはご飯を半分に減らすなどの工夫をしながら、ダイエット中も生姜焼きを美味しくいただきましょう。