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バナナダイエットは以前からあり、たびたび流行しているため多くの方が挑戦しているようです。しかし、SNSを見ると成果がないから断念したというコメントも少なくありません。今回はバナナダイエットのなかでも最も効果的と言われる「朝バナナダイエット」について、朝バナナダイエットを正しく行い無理なく痩せるコツについてご紹介します。
バナナダイエットとは?朝バナナを食べるだけ!
朝バナナダイエットとは毎朝1~2本のバナナと常温の水を飲んでダイエットをする方法です。
バナナ1本あたり100キロカロリーにも満たないため、朝からバナナを食べて太るということはありません。
バナナダイエット成功の秘訣はよく噛むことと常温の水
バナナダイエット成功の秘訣はたった2つです。
- バナナをよく噛むこと
- 常温の水を飲むこと
バナナをしっかりと噛む理由は唾液(消化酵素)を出して消化器官を働かせるためです。水と一緒にゆっくりと食べることで満腹感も得られます。
常温の水を飲む理由は、内臓を活発に動かし代謝を上げるためです。たしかに、冷水で胃腸を起こして排便を促すという方法もありますが、スタートの大事なタイミングで冷たい水を飲んでしまうと内臓の動きが悪くなるのでおすすめしません。
朝バナナダイエットがいい理由
ダイエットをしている人にとってバナナはカロリーが高いと感じますし「朝いちばんに甘いバナナを食べて血糖値を上げるのはどうか」と疑問に思う方もおられるでしょう。まずは朝にバナナダイエットをするメリットについてご説明します。
バナナダイエットのポイント!バナナの糖質とパンの糖質は違う
バナナに含まれる糖質は果糖(フラクトオリゴ糖)といってパンやご飯含まれるブドウ糖に比べると、食後の血糖値の上昇がゆるやかなので血糖値が急上昇するということはありません。
バナナはダイエット中の大きな味方
バナナというと甘い果物のイメージが先行しますが、実は栄養が豊富に含まれています。例えばビタミンB群はもちろん、腸内環境を整える食物繊維やむくみや冷えを予防するカリウムなども含まれるおすすめの食材なのです。
朝バナナと水は腸へのよい刺激になる
朝食を摂るのは体内時計を整えるのに大事な習慣です。そうはいっても朝から手を加え調理するのは大変、バナナと水なら忙しい人でも手軽に朝食を摂れて続けやすいです。朝に消化器官を刺激ししっかりと目覚めさせると、心地よい排便があるので身体が軽く感じますし不要な物が出るため代謝も上がります。
バナナで腸内環境がよくなる
バナナに含まれる糖質(フラクトオリゴ糖)はすぐに消化されないためそのままの状態で腸に届き善玉菌のエサになります。何がよいかというと腸内環境において善玉菌が優位になっていると血行を促進し代謝を上げるからです。代謝が上がると、次のようなよいことが起こります。
- 血行促進
- 身体中に栄養が行き渡る
- 排便効果
- 自律神経のバランスが整う
上記はダイエット成功に欠かせないことです。朝に食べるバナナと水でこの効果を得られるなら楽痩せですね。
バナナダイエット中の昼食や夕食について
バナナダイエット中の昼食や夕食については、特別な制限はありません。ただ、夕食に関しては消化時間を考慮し、あまり遅い時間に摂らないよう(遅くても20時まで)心がけましょう。
バナナダイエット中のおやつについて
おやつというと甘いものやスナック菓子を連想しがちで、もちろんダイエット中はそういったおやつを食べるのはおすすめできません。
おやつをダイエット中のアクセントにするなら、栄養補給ができるナッツ類(ひとつまみ程度)や果物(みかん1個など)、カカオ含有量が多めのチョコレート(少量)がおすすめです。
バナナダイエットの素朴な疑問
バナナダイエットをしている人の口コミから素朴な疑問をピックアップしご説明します。
バナナダイエットは夜じゃダメなの?
夜バナナダイエットをすると、普通に夕食を摂るより断然カロリーが低いため早めに痩せられるでしょう。しかし、夕食をバナナと水のみの生活で急激に痩せたとして、そのダイエットを終え普通の食事に戻したら、カロリーが大幅に増えるので自然とリバウンドします。
それならば、時間に限りがある朝にバナナと水をしっかりと摂って(確実に栄養が摂れるという安心感)昼食・夕食をきちんと食べるほうが生活のアクセントになり、結果としてダイエットになるのです。
バナナと水なら何でもいいのでは?
毎朝バナナと水だけでは飽きます。そんなとき次のようなアレンジレシピで代用できるのではないかと考えてしまいますね。
- バナナスムージーダイエット
- バナナジュースダイエット
- バナナチップス+水ダイエット
たしかに水とバナナが含まれますし、形を変えるだけではあります。しかし、液体にしてしまう大きなデメリットはゆっくりと食べられないという部分にあります。液体になると一気に流し込むようになり噛むことをしなくなる、次第にその朝食では満足できず気づけば通常食に戻しているでしょう。またバナナチップスも食べ応えがないため、気づけばたくさん食べてカロリーオーバーを起こします。
ポイントはバナナは固形で噛むこと、唾液に含まれる消化酵素を分泌させ消化器官を活発に働かせることがバナナダイエットをする意義なのです。
朝バナナダイエットでより効果を得るための方法
効率良く朝バナナダイエットを行うコツをご紹介します。
朝バナナダイエットは3か月くらい継続しよう
朝食にバナナと水を摂るだけですから気軽に継続できるダイエットと言えますが、効果がないと人はすぐに止めてしまいます。体質によって腸内環境が整うタイミングやターンオーバーの周期は異なります。数日やって効果がないと感じても、しばらく継続してみましょう。
朝バナナを食べるのは昼食の4時間前がよい
バナナと水では昼まで持たないという口コミがあります。よく噛んで食べてもお腹はすきますよね。そう、朝バナナダイエットを成功させる理想の朝食時間は昼食の4時間前なのです。そんなにゆっくりと朝食を摂る暇がないという人は次項のメニューをプラスしてみてください。
朝バナナダイエットにプラスしてもよいレシピ
朝にバナナと水だけで足りないときは次のレシピをプラスしてみてください。
バナナにオイルを足す
アマニオイルやオリーブオイルはほかのオイルに比べて癖が少ないため味を大きく変えることなくバナナを食べられます。油を少し足すだけで腹持ちがよくなりますし、特にアマニオイルは日本人に不足しがちな魚に多く含まれる成分(オメガ3系脂肪酸)を含んでいるので一石二鳥、さらに油の力で便もスルンと出せます。オイルに糖質はありませんが、カロリーを考慮し大さじ1杯程度にしましょう。
わかめスープを足す
あたたかいスープは身体をあたため消化器官を活発にします。またわかめは食物繊維が含まれるため腹持ちをよくします。さらに、はじめに食べることで食後の血糖値の上昇をゆるやかにしますし整腸作用も期待できます。
バナナにヨーグルトを足してダイエットに活かす
ヨーグルトにもお腹を膨らませる効果だけでなく整腸作用が期待できます。バナナの甘味で十分満足できるので、砂糖が含まれていないヨーグルトを常温にして食べましょう。
最後に
今回は、正しいバナナダイエットのやり方と効果についてご紹介します。朝バナナダイエットで結果を得られなかった人は、今回ご紹介した成功の秘訣を押さえて実践してみてください。ポイントはバナナをよく噛むことと常温の水を飲むこと、腹持ちが悪いと感じたらアマニオイルを足してみましょう。