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捨てちゃえ!毒親の子に生まれた理由は「今度こそ縁を断ち切るため」もあるからね
何度か、毒親について話そうと思ったけどアタシの持論はタイトル通りになっちゃうんで、過激過ぎるかしらと毎回記事にしてもらうの見送ってたのね。でも、最近ある芸能人の自殺とその周辺のいろんな話が入ってきて。何が真実かは分からないけど、でもふとこのテーマ、さすがにもうきちんと話しておこうと決意したのね。
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■毒親に苦しめられたまま毒親と縁が切れずにいるあなたへ『毒親を捨てる』罪悪感こそ捨てちゃって!
スピリチュアル界隈に長く身を置いてる人やいろんな本読んでる人こそ百も承知だと思うけど、親との関係、子供との関係についてって、なんかとにかく受け入れろ、許せ、愛せ系が多いのよね。親は子を愛せなくていい的な話が近年は出てきたけど、子のほうはもうあらゆる宗教やスピリチュアルで命を授けてくれた存在に感謝せよだの、産んでくれただけで有難いだの、親を選んで生まれてきただのと言われまくってて。
だから、恋人や夫婦や大嫌いな隣人やクラスメイトやライバルや、、、そういうのとはレベルが違って「捨てちゃえ」「逃げちゃえ」とは言いにくいのよね。
でも、言うわ。「あなたを支配する親、あなたを不幸にする親からは逃げちゃえ!縁切っちゃえ!」
産んでくれた恩があるとか親孝行しろとかって儒教由来の道徳論も、反抗期のmerdeな(←おフランス語)ガキのセリフになるけど「産んでくれと頼んだ覚えはない」わよね。「てめーが勝手に産んだんだろ?」あるいは「老後の面倒みてほしいから介護要因だろ?」
最近なら、少子化対策でお国のために、なんてことを正々堂々と言う親とかもいるのかしら。あと、子側のmerdeなセリフぶっちぎりの1位が「産んでくれと頼んでない」だとしたら、親側が子に言うぶっちぎりのセリフが「でも、あなたが私を選んで産まれてきたのよ」よね。そうだ、先にその話。
■子供はみんな親を選んで産まれてきて、、、ない(汗)
胎内記憶とか生まれる前の記憶がとかで、天国から下界を観ていて「あの人がいいな」と決めてきたとか、そういうキラキラした親子関係ももちろんゼロじゃない。でも、そういう素敵な親子関係ならもちろん、子供側が毒親に苦しんでないわよね。
胎内記憶や生まれる前の記憶があろうとなかろうと、どの魂とどの魂が親子になるかはそれこそカルマ的なものが大きいみたいなのね。
★関係良好な親子の縁ももちろんある
関係良好な親子は前世でも仲が良かったり、ぶっちゃけ夫婦や恋人同士だったり、一緒に何かやってる息がピッタリの師弟関係やバディで道半ばだったりで。本当に望んで「親子に産まれてくることができた」関係もある。ただ、それはそれで恋愛結婚至上主義の時代だと親子仲が良過ぎてついに結婚しない・実家を出られないとかで問題視されたり。本人も「結婚相手と出逢えない」と嘆くことがあるし親はどうしても先に死んで本人はぼっちになりがちだから哀れまれたりするけど、スピリチュアルな世界から見れば(前もこれ、話したけど)「1番仲の良いソウルメイトのところに生まれてずっと一緒で、恵まれた人生だったね」となるわけね。
■毒親の元に生まれることの意味とは?
かたや、毒親の元に生まれて苦しんで「早く死んでくれないかな」とばかり思ってる人だっているわけで。ああ、でも「親だからって感謝なんかしないし老後の面倒もみたくない。早く死んで」と100パーセント思えるメンタリティの子供ならまだいいわよね。経済的な事情さえクリアできれば、自分が家を出たり音信不通にしたりも可能だし。
問題は本人が優し過ぎて、世間の刷り込み「ダメな親でも親は親」に囚われてたり「アタシを捨てないで」「育ててやったのに」と、恩着せがましく良心に訴えてくるとか、暴力で連れ戻そうとするとかで毒親から逃げられずにいる人ね。「自分が見捨てたら、経済力のない親は飢え死にするかもしれない」と、責任感で搾取され続けてる子供側も世の中にはものすごくたくさんいるでしょうね。
どうしてそんな面倒くさい親子関係になってるのか。そんな親をわざわざ選んで「この親を愛して最期まで面倒みてあげよう!」と産まれる前に誓ってきたのか?答えはNO。
あ、そうは言っても「毒親だけど、面倒みよう」と心から思えるならそれを誓って来てるかもだから、面倒みてあげるのがいいわ。でも、心から思えなくて、世間体や「良心がとがめるから」やむおえず毒親から逃げずにいるなら、それはたぶんこれから話すパターン。
それは、
前世での関係性にやり残しがあるから、今世でその続きを、今度こそミッションクリアするために」親子になってるパターン。そのミッションは「自分を大切にするために、最も断ち切りにくいけれど断ち切らなければいけない縁を断ち切る」つまりは「毒親と縁を切る」こと。
「そんなネガティヴなことが今世に生まれた使命?」と思う人もいるかもだけど、実は現世の感覚では悪いことに思えることも魂の世界では優劣も善悪もないし、使命って1つじゃなく大きいのも小さいのもたくさん持ってるのね。(実は使命、と呼べるような「何がなんでもやり遂げなきゃなこと」はなくて全部「任意」なんだけど)
それまでの輪廻転生で、毎回のように優しさなのか弱さなのか、騙されやすいのかetc.で自分の幸せを妨げる存在とズルズル付き合ったまま生涯を送ってしまって「また、嫌だと思いつつ関係を続けて人生の時間を嫌な気持ちが大半のまま過ごしてしまった」と後悔の念を抱いたとする。そして「次こそは、悪縁は自分で断ち切るんだ!」と強く思ったとする。その思いを果たすために、断ち切るべき関係が新しい人生に現れる。
それがたまたま、今世では「毒親」として現れた、ということね。だから「断ち切る」のが今世でやるべきこと。毒親にされたいくつもの酷い仕打ちを菩薩の心だかアガペーだかで許し受け入れて最期まで面倒みる必要もないし、搾取され続ける必要もないのよ。世間がどう言おうとねん!