まず、一番やりやすい「相手もひどい目に遭ってきたんだ」って知ってある意味自分が受けたことへの恨みと「同情すべき事情」を相殺する方法は(10)で話したんだけど、
今回は「いや、あの人幸せに生きてきたはずだけど?」「いや、虐待やひどいいじめはされてないんだけど」って人向け。
■相手が「弱いものは夕暮れ」以外の事情で自分にやってきたこと、やっていることを許すには?
それは、嫌い・苦手・怖い相手に対して、自分が抱いてる相手へのイメージを変えること。
★毒親、特に「母親」がウザかった人へ
例えば、食事の支度もしてくれるし、罵声を浴びせるわけじゃないけど、とにかく子供の頃から過保護、過干渉の母親。
「○○ちゃん、明日の宿題はできた?明日は寒くなるそうよ。この毛糸のパンツとウールのソックス履いていきなさい」
「いやよ!前スカートめくりされて『ババア』ってあだ名ついた!ソックスも笑われた!」
「なんですって?早くいいなさい。担任に抗議して、スカートめくりした子の親に謝罪させるわ」
「やめて!孤立する!そのめくってきた子、実はクラスの人気者の男の子で……」
「だから何なの?本人も呼び出して謝罪させるわよ。それが、あなたのためなんだから」
「やめて~!!」