男の正体(4)『隠し事がある男』の会話の2つの傾向と会話実例【Ku】

男の正体(4)『隠し事がある男』の会話の2つの傾向と会話実例【Ku】

男の正体(4)『隠し事がある男』の会話の2つの傾向と会話実例

今回は男の正体(1)『自分のことを話さない男』が話さない理由5選で話したうちでも1番タチの悪い、

『隠し事をする男』が、どんな隠し事をしがちで、どんなふうにごまかしているかを暴露しておくよ。

■隠し事のある男は『自分のことを話さない』タイプと『自分のことをやたらに話しまくる』タイプに分かれる

男の正体(4)『隠し事がある男』の会話の2つの傾向と会話実例【Ku】

実は、隠し事をしている男のコミュニケーションパターンは大きく2つに分かれる。1タイプは、自分自身についてやたらに語るし、質問にも過剰な情報量で答えるタイプ。もう1タイプは、ここまでにも取り上げてきたような『自分のことを話さない』タイプ。

■自分のことを話しまくるタイプは「肝心なことは話さない」

自分のことをやたらに話しまくるタイプは、いわゆる嘘つきで軽薄で、だけど一緒にいて楽しい男も多い。何より、会話は上手で、女性に対しても「口だけは」サービス精神旺盛だ。ただ、一人の女性との関係を深めようとすることはあまりなく、体の関係を持つか、またはそこまでいかなくても女性の自分への好意を確認できれば「ゴール」「勝利」で、関心が薄れてしまう。そして、次のターゲットを模索し始める。

このタイプは出会い系のアプリや、ナンパ師が潜むオフ会などに多い。聞いてもいないのに、男の方から「前の彼女と別れてからもう2年経つんだ」「今の会社は転職4回目でようやく腰を落ち着けたところ」「父親になって、奥さんと子供とキャンプに行くのが夢なんだよね」なんて、いかにも「俺は好物件」アピールをしてくる。しかも、遠回りに。

男の正体(4)『隠し事がある男』の会話の2つの傾向と会話実例【Ku】

あまりにも何もかも「彼のほうから話してくれた」からと、この手の男に引っかかってしまった女性は「まさか、二股をかけているとは。まさか、借金があるとは。

まさか『前の彼女とは別れて2年』だけど『今付き合っている彼女とは付き合って4ヶ月』なのは隠していた」とか(苦笑)

「引っかけ問題かよ!」と思うレベルで『ウォーリーを探せ』みたいなレベルでたくさんの情報量の中に、女性側が本当に知りたい真実を隠しているか、ウォーリーはどこにも見当たらない(苦笑)

でも『自分のことを話さない男』のことで悩んでいる女性たちは、そもそもこのタイプには惹かれにくいはずだ。万一、惹かれてしまって相手があれこれペラペラ話す中に真実がないと気付いたときは、実はこの後に話す『話さないタイプ』とも対処法は同じだから、読み進めてほしい。

■隠し事のある男のうち『話さないタイプ』は、あいまい検索がなかった時代のポンコツ検索エンジンばりに「聞かれていないことは答えない」

話すタイプと違って、話さないタイプの男は、うっかり自分のことをペラペラと話して、ボロが出ることを恐れている。作り話をしても、覚えている自信がなく、何度も同じ質問をされたら辻褄の合わないことを言ってしまうことを恐れている。

だから、会話は必要最低限に、メッセージなどでは「嘘をつけば証拠が残る」から、聞かれたくないことをメッセージなどで聞かれたら、既読スルーか、はぐらかすことになる。なるべく、少ない言葉で(苦笑)女性Aと男性Bの会話やメッセージの例を挙げてみるね。

女性A「そういえば、Bさんってお仕事何してるんでしたっけ?」

男性B「ふつうの仕事だよ」

女性A「ふつうの仕事……。ちなみに、お勤め先はどこですか?」

男性B「横浜。大企業じゃないけど、問題あるかな」

女性A「いや、そんなつもりじゃ。会社は横浜にあるんですねー」

男性B「うん。ところでさ、土曜日の夜からって会える?21時くらい」

・・・もし、女性側が男性側に好意を抱いていたら、本来はこの時点で「勤め先を教えたくない=怪しい仕事、またはヤるだけヤったら逃げるつもり」だと勘付くべきだけど、好意があると、なかなかそれ以上は突っ込めないと思う。

そして、ここが『女慣れしていない口下手男』の場合と異なるのが、明らかに女性にとって失望する返事をした後で「フォローしようとせず、話題を変えてしまう」のが、隠し事のある男のやり口だ。

女慣れしておらず、考え過ぎた挙句にそっけない返事をした男は、それで女性のテンションが下がったら、挽回のために改めて女性の質問に答えようとする。

この例の場合、女慣れしてないだけの男なら、「大企業じゃないけど問題あるかな」と言ってしまって女性が気まずい感じになったら、慌てて「問題あるかな……。ないかな?ないといいんだけど、いや、聞いたことのない名前の会社だよ?◯◯◯って。バ、バチェラーなんかには絶対出られないような(苦笑)」なんて、珍妙な自虐ギャグまで交えてフォローするだろう。

だけど、例えば「ヤリ捨てするつもりの女性だから、会社を知られたくない」男は女性ががっかりした顔や不満オーラを滲ませていても、あえて気付かないフリで話題を変えてしまう。しかも、「それより、さっきの会社のことだけど」と、話をもとに戻しにくいことを言い出す。

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この例では「次に会う約束」の話だから、女性側としては惚れた弱みで、「それより会社の話を」なんて言うわけがない。それが分かってて、そんな話に切り替える。

この手の男の「隠し事」を、知り合って早い段階で暴き立てるのは難しい。だけど、会話のたびに「なんだか、いつも聞きたいことをはぐらかされる」と感じることがあったら、それは「気のせいかも」とスルーせず、心に留めておこう。そして、違和感がさらに膨らみ続けるようなら「面倒な女だな。もう会うのやめよう」なんて言われるリスクがあっても、聞きたいことは聞いてみよう。

ちなみに、最初は遊びのつもりでいろんなことをはぐらかしていた男が、女性に本気になった場合は「実は」と、隠していたことも全部、話してくれるものだ。「CIAだ」「殺し屋だ」なんてこと以外なら(苦笑)それが「本気」の証拠でもあるからね。

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