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健康ドリンクとして人気急上昇中の「しそジュース」、その効能をご存知でしょうか?しそジュースとは、その名の通り紫蘇のジュースですが、その効能が凄いらしいのです!某テレビ番組で「愛知県民の好物」として美味しいと紹介されていたしそジュースですが、しそジュースにはどんな成分が入っていて、どんな効能があるのでしょうか?今回は、しそジュースの効能や作り方など、しそジュースに関する情報をまとめてみました。
しそジュースの効能って?どこが凄いの?
真っ赤な色合いが美しいしそジュースですが、実際はどのような効能があるのでしょうか?
クエン酸を加えて作るしそジュースには、疲労回復の効果があると言われています。また、しそジュースの独特の香りはセロトニンを分泌させ、ストレスの解消にも効果があります。
その他にも食欲増進効果や美肌効果があると言われるしそジュースですが、注目すべきはアレルギーの改善に対する効能です。現代人の持つ深刻な体調不良の一つに、花粉症があります。鼻やのどの粘膜が炎症を起こしてしまう花粉症は、杉などの花粉に対する一種のアレルギー反応です。その症状を緩和させる手段として、しそジュースの効能が求められているのです。
しそジュースの効能と花粉症の関係は?
多くの健康効果があると言われるしそジュースですが、その成分や効能を調べてみると、実は花粉症と直結するような意見は見当たりません。では、どうしてしそジュースに花粉症改善の効能があると言われているのでしょうか?しそジュースの効能と花粉症を結びつ正体はなんでしょうか?
答えは紫蘇の効能にあった! 紫蘇はアレルギーに効果あり!?
紫蘇には食欲増進や貧血の改善、精神安定などの効果があるのですが、炎症を抑える効能もあり、これがアレルギー症状の緩和に繋がると言われています。アレルギーの一種である花粉症が良くなるという話は、ここから派生していると考えられます。古くから東洋医学で珍重されてきた紫蘇は、現代病の代表とも言える花粉症にも効果を発揮しているようです。
しそジュースの効能に副作用はあるの!?飲み過ぎは体に悪い!?
東洋医学でも珍重されてきた紫蘇ですが、ジュースにして飲んでも副作用はないのでしょうか?
あらゆる意見を確認した結果、しそジュースにこれと言った副作用はないようです。しかし紫蘇は、人によってはアレルギー反応が出る場合があります。効能の副作用という訳ではありませんが、紫蘇アレルギーの方はしそジュースも避けた方がいいでしょう。
また、しそジュースの飲み過ぎが体に悪いのでは…との意見もあります。しそジュースの飲み過ぎで考えられる悪影響としては、砂糖の取り過ぎが揚げられます。しそジュースは味の好みや、保存効果を高めるために砂糖をたくさん使う場合があります。砂糖多めのしそジュースを飲み過ぎてしまった場合は、健康効果よりも肥満リスクの方が上回る可能性があります。しそジュースに限らず、砂糖を使用したドリンクの飲み過ぎには注意が必要です。
しそジュースの作り方は簡単!?
しそジュースは一部の地域で好んで飲まれていたドリンクで、その地域では各家庭でしそジュースを手作りするそうです。そのため、作り方は人それぞれ。各家庭で好みのしそジュースの作り方があるのです。
基本の作り方は「赤紫蘇、砂糖、クエン酸を煮出す」なのですが、しそジュースの人気が上がったことで、しそジュースの作り方をネットにアップする人が続出しているようです。
しそジュースの作り方!人気レシピを教えて!
ではここで、人気のしそジュースの作り方をご紹介します!基本的な作り方なので、慣れてきたら甘さや酸味など、自分好みにアレンジするのも良いでしょう。
(材料)
・しそ(赤) 300グラム
・クエン酸 小さじ1~2杯(なければレモン汁 大さじ6)
・砂糖 200グラム
・水 1リットル
(作り方)
①水1リットルを沸騰させ、赤紫蘇300グラムを入れます。
②10分程煮出したら一旦火を止め、赤紫蘇をざるで濾します。(とても熱いので、粗熱を取ってからでOKです)
③濾した煮汁に砂糖を加え、再び過熱して溶かします。
④最後にクエン酸を加え、熱が冷めたら完成です!
しそジュースの保存方法や保存期間が知りたい!
せっかく作ったしそジュース。できるだけ長い間楽しみたいですよね。そこで知りたくなるのが、しそジュースの上手な保存方法です。専用の保存容器は必要なのか?特別な保存方法はあるのか?保存期間はどれくらいか?などなど、ここではしそジュースの保存の知識をご紹介します!
しそジュースはどんな保存容器に入れればいい?
しそジュースの保存容器として必要な条件は、まず、清潔であること。しそジュースは紫蘇の抗菌作用などの効果で、比較的日持ちすると言われています。しかし、入れる容器が不衛生では、せっかくのしそジュースもすぐに傷んでしまします。
しそジュースに専用の保存容器は必要ありませんが、よく使われているのは保存瓶です。密閉性も高く洗いやすい保存瓶は、しそジュースの保存容器の定番になっているようです。また、しそジュースをペットボトルで保存する方もいるようですが、使用済みのペットボトルは雑菌が繁殖している可能性が高いです。しそジュースの保存容器としてはおすすめできません。
しそジュースの正しい保存方法ってあるの!?
しそジュースの保存方法は、ケースバイケースです。常温で保存する場合もあれば、冷蔵庫で冷やす場合もあります。では、その違いはなんでしょうか。しそジュースは、作る際の材料の濃度で保存方法か違ってきます。例えば、砂糖や紫蘇をたっぷり入れて濃度を高くし、クエン酸を入れたしそジュースは傷みにくくなります。この場合は、常温保存でOKです。逆に砂糖をほとんど入れない場合や、クエン酸を入れずに作ったしそジュースは傷みやすい傾向にあります。濃度の低いしそジュースはそのまま飲めるという利点もありますが、冷蔵庫で保存して、早めに飲み切るようにしましょう。
しそジュースの保存期間はどれくらい?
先程もご説明したように、しそジュースの保存期間はジュースの濃度に左右されます。砂糖を控えめにして濃度を下げたしそジュースは、早めに飲むのがおすすめです。また、使用済みペットボトルで保存したしそジュースにも日持ち効果は期待できません。一方、濃度の高いしそジュースは、常温で1年程持つと言われています。その理由は、紫蘇とクエン酸の高い抗菌作用にあるようです。また、砂糖にも食物を保存する効果がありますので、この三つが原料のしそジュースは、驚異の保存期間を誇っているのです。
最後に
今回は、しそジュースの効能と、しそジュースにまつわる情報をまとめました。意外と簡単な作り方や、驚異的な保存期間など、しそジュースには知らないことがたくさんありました。今回はご紹介できませんでしたが、しそジュースは炭酸で割ったりお酒に入れたりと、楽しみ方もいろいろあります。飲み過ぎは禁物のしそジュースですが、生活に上手に取り入れることで、健康効果も飲む楽しみも増えそうですね。人気上昇中のしそジュース。そのポテンシャルに、今後も注目です!