生姜の効能って?女性に嬉しい生姜の効能と副作用まとめ

生姜の効能って?女性に嬉しい生姜の効能と副作用まとめ

漢方の材料にもなっている食材で、スーパーでも手軽に買える「生姜」。寒い日は生姜で体を温めると良いといわれますよね。生姜にはどんな効能があるかご存知でしょうか?生姜は体に良いと言われていて、正しい食べ方をすれば女性に嬉しい効能がたくさんある生姜ですが、実は食べ過ぎると副作用も…。効能の知識を身につけて女性にとってより健康に取り入れていきたいものです。実は薬味で使う以外にも別の使い方があるのです。今回は、生姜の効能について解説します。薬味以外でも食べられる生姜のレシピもご紹介しますよ。

生姜の効能とは?

では早速、生姜の効能についてみていきましょう。生姜には「ジンゲロール」「ショウガオール」などの成分が含まれています。ジンゲロールは生の生姜。ショウガオールは乾燥した生姜に含まれている成分で、生と乾燥の状態では名前が変わります。シンゲオール、ショウガオールの働きによる生姜の効能は、次のとおりです。

生姜の効能とは?

生姜の効能①高血圧の改善

生姜に含まれるシンゲオール、ショウガオールという2つの成分には血管を広げる働きがあります。
血管が広がることにより血圧が下がるため、生姜には高血圧の改善につながる効能があると言われています。

生姜の効能②冷え性の改善

生姜に含まれるジンゲロールは加熱するとショウガオールに変化します。このショウガオールには胃腸の血行を促進させて体を温める効果があります。
ジンゲロールよりショウガオールの方が冷え性の改善効果が高いため、冷え性改善には生姜を加熱して食べる、またはジンジャーパウダーなど乾燥生姜を取り入れると一層効果的です。
体が冷えやすい女性にとって生姜はありがたい食材ですね。

生姜の効能③殺菌作用

ジンゲロールは生の生姜の辛味成分です。この成分は殺菌作用が強力です。
そのため、生の生姜には食中毒の予防効果やガンの予防効果が期待できると言われていて、お寿司と一緒に生姜のガリが食べられるのはそのためです。
ジンゲロールは生の生姜の身と皮の間に多く含まれているため、効率よく摂るには皮ごと食べるのがおすすめです。キチンと洗えば生姜も皮ごと食べることができますし、すりおろしにすると食べやすくなります。

女性にとって嬉しい生姜の効能は?

先ほど、生姜には冷え性改善の効能があるとご紹介しましたが、冷えの改善とは体の血流を良くするということ。体の血流が良くなると、代謝が上がり、エネルギーを消費しやすくなります。

女性にとって嬉しい生姜の効能は?

つまり、生姜には女性に嬉しいダイエット効果や、代謝が上がることでむくみ解消の効果も期待できます。
さらに、ジンゲロールは殺菌作用のほかに抗酸化作用もあり、老化の原因である活性酸素の発生を抑える働きが期待できます。
ダイエット効果・むくみ解消・老化防止など生姜には女性にとっては嬉しい効果がたくさんありますね。

新生姜の効能は?

生姜といえば「新生姜」もありますね。新生姜は収穫後すぐに出荷される生姜のことです。

新生姜の効能は?

よく見る生姜は収穫後約2か月以上保管され、出荷されるものになります。保管期間があることで、皮が固くなり、辛味が増します。
新生姜の効能は、普通の生姜の効能とほとんど同じです。ただ、生育期間が短い分、新生姜の方が栄養分が少なめになります。

生姜チューブの効能は?

生の生姜以外にも、生姜はチューブタイプのものが販売されていますね。使いやすい生姜チューブは、おうちに常備されている人も多いのではないでしょうか。
普通の生姜の効能と生姜チューブで効能の違いはあるのでしょうか?生姜チューブに含まれる成分を見ていきましょう。

生姜チューブの効能は?

生姜チューブの成分

有名メーカーの生姜チューブの原材料を抜粋してみました。

“生姜、醸造酢、食塩/セルロース、酒精、加工デンプン、酸化防止剤(ビタミンC)、増粘剤(キサンタン)、酸味料、香料”

生姜チューブにも生姜が含まれているため、生姜と同じ効能が期待できます。しかし、生姜以外の成分も色々と含まれていますね。食塩や酢、添加物も含まれています。
手軽に使える生姜チューブですが、より一層健康的な生姜の効能を望むのであれば、生の生姜を選んだほうが良いかもしれません。しかしライフスタイルも人それぞれ。手軽に使える生姜チューブも、生姜の効能自体はほとんど変わりません。

生姜には副作用もある?食べ過ぎには注意

女性に嬉しい効能がたくさんある生姜ですが、どんな食材も食べ過ぎはよくありません。生姜の副作用も知っておきましょう。

生姜には副作用もある?食べ過ぎには注意

生姜の副作用①胃腸が荒れる

胃腸の血行を良くする生姜ですが、食べすぎると逆に胃が荒れてしまいます。胃腸が弱い人だと、お腹を壊してしまう可能性も。生姜には胃や腸を刺激する作用がありますので、食べ過ぎには注意しましょう。

生姜の副作用②アレルギー

生姜に含まれる成分により、人によってはアレルギー反応を起こす場合もあります。生姜は体を温める効果がありますが、体内に入ると水分をたくさん使用するため、乾燥しやすい肌タイプの人は特に注意しましょう。

生姜の副作用③妊婦さんは注意

妊婦さんが生姜を大量に摂取すると、お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があると言われています。ですが、少量の生姜であれば、悪阻の吐き気や嘔吐に対して緩和させる効果も期待できるため、薬味程度の量であれば問題ないでしょう。

生姜の簡単レシピ!薬味以外の食べ方も

生姜は、そうめんなどの薬味として使われることが多いですが、それだけではありません。薬味以外の生姜の食べ方について、簡単な飲み物からお料理のアクセントまで、生姜の効能を活かしたお手軽簡単レシピをご紹介しましょう。

生姜のレシピ①ハニージンジャーティー

生姜の簡単レシピ!薬味以外の食べ方も

生姜の効能として、殺菌作用があることをご紹介しました。そこに、疲労回復効果と殺菌効果のある「はちみつ」を加えることにより風邪対策が可能です。紅茶にはちみつを加えると紅茶が黒くなりますが、特に問題ありませんよ。

<材料>
・紅茶(ティーパック)…1つ
・はちみつ…スプーン1杯
・おろし生姜…スプーン1弱

<作り方>
1. 沸騰したお湯で紅茶を淹れます。
2. はちみつと生姜を入れて混ぜる。
3. お好みではちみつを多めにしたり、生姜の量を調整してくださいね。

生姜のレシピ②生姜の炊き込みごはん

生姜の簡単レシピ!薬味以外の食べ方も-2

日々の食卓にも生姜を取り入れていきたいものです。生姜の効能を手軽に取り入れられる炊き込みごはんなら素敵な一品になりますね。

<材料>
・お米…2合
・薄揚げ…2枚
・生姜…1かけ
・出汁…適量
・塩…少々
・A… 薄口醤油…大さじ2、みりん…大さじ1、酒…大さじ1

<作り方>
1. お米は研いでザルにあげておく。
2. 薄揚げは1センチ角に切る。
3. 生姜は細切りする。
4. 炊飯器の内釜にお米を入れて、Aの材料をいれる。
5. 2合のメモリまで出汁をいれて炊く。
6. 炊きあがったらしゃもじで混ぜる。

最後に

生姜の効能についてご紹介しました。生姜の効能を手軽に効率的に取り入れるには、生の生姜を常備しておきましょう。保存方法として、すりおろし、千切り、みじん切りの3種類に分けて冷凍しておけばすぐ取り出して使うことが可能です。自分のペースで生姜を取り入れてみてください。

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