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風水では、「風」や「香り」と同じように「光」も気の流れを良くする役割を担うものであると考えます。
そのため、風通しを良くすることや、清潔な良い香りで空間を満たすこと、日当たりの良い空間にすることが良いと考えられています。
そして、そのような生活環境で過ごすことが、精神的な安らぎとなり心のケア、メンタル強化につながるといわれているのです。
現代社会の中では心に闇を抱えた人、メンタルが弱い人が少なくありません。
だからこそ「あかり」を灯すことが大切なのです。
ここでは、光と灯りの風水的役割について、そして光と灯りを活用した暮らし方の提案についてまとめていきたいと思います。
風水で心を強くする方法①光の風水的役割とは?
旧約聖書にもあるように、「光」は神がこの世で初めて創造したものです。
太陽の「光」は、私たちにパワーとエネルギーを与えてくれます。
風水は、このような自然の力を最大限に取り入れて暮らすことが根底にあります。
山も川も植物も、この光に照らされることで、本来持っている美しさを発揮することができるのです。
これと同じように、私たち人間も太陽の光を浴びることによる風水的効果を得て、自分らしさを発揮することができると考えることができます。
大切なのは、そんな偉大な自然に感謝することにあります。
目や肌、そして体でその光のパワーと波動を吸収しましょう。
もし1日中が真っ暗だとしたら、私たちの心や体はバランスを崩してしまうでしょう。
時間の流れが早い現代社会の中で、私たちはどれくらい朝日や夕日の美しさを心に留めることが出来ているでしょう?
都会では、ビルに囲まれている住宅や、窓の少ないお部屋も多く太陽の光を取り入れることが簡単なことではありません。
シャッター付きのマンションで暮らす単身赴任のお父さんや、1人暮らしの若者は朝起きて出かけるという暮らしの中で、一日中シャッターを閉めたままというケースも少なくないのです。
これでは、お部屋に太陽のパワーを取り入れることはできませんね。
風水で心を強くする方法②灯りの風水的役割とは?
仕事が終わり、家に戻ったとき、私たちは温かい灯りに心を癒されますね。
「その温かさを生きがいに毎日がんばっている」という人は多いことと思います。
家路にたどりつくまでの道のりの中でも、窓辺に灯る照明を見ると、温かい気持ちになれるものです。
このことからも、灯りのパワーは凄いものだということが分かります。
そんな灯りには色々なものがありますね。
ロウソクの灯り・焚き火の灯り・間接照明の灯り・街灯の灯りなどがあります。
人によって、そして時によって、私たちを癒す灯りの種類は異なりますね。
明るすぎる照明が不快に感じる時もあれば、愉快に感じられるときもあります。
照明は室内を明るく照らすためだけのものではなく、風水的にも大切なものなのです。
部屋の中の薄暗い場所は悪い気が停滞しやすいため、灯りによって気の流れを良くします。
ですから、日中でも照明をつけた方が良い場合もあるでしょう。
天井灯だけでなくスタンドライトも効果的に使うと良いですね。
フロアライトや、ダウンライト、放射状に灯りが広がるものもあります。
灯りは、一日の疲れを取る大切なアイテムです。
こだわって選びたいものですね。
風水で心を強くする方法③光と灯りを活用した暮らし方の提案
太陽光を取り入れる環境として適していないと思える場所でも、せめて1日30分は大きく窓を開け、新鮮な空気と自然の光を取り込みましょう。
そして、家の中で光を感じることが少ない人ほど、外を歩くとき、自然を意識して歩くと良いでしょう。
道端に咲いている花や木々、広い空や太陽の光を体で感じるのです。
太陽の光はどんな人にも平等に照らすことを感じ、心を開放することは、一番のメンタルケアになるはずです。
また、休みの日には屋外で過ごすことを増やすと良いですね。
季節の移り変わりを全身で感じることは、疲れた心を癒してくれます。
玄関は、良い気を迎え入れる場所であるため、照明で明るくしてあげましょう。
少し明るめの白熱灯や大きい照明は家族団欒の食卓にふさわしく、家庭円満の運気を高めてくれます。テーブルの中央にキャンドルを灯すのもオススメです。
疲れた脳を落ち着けたいときは明るさを少しおさえたものが良いでしょう。
このような照明はベッドサイドに置く照明として、またはリビングを癒し空間にしたいときなどにオススメです。
風水で心を強くする方法まとめ
このように、光や灯りは疲れた心を強くしてくれるもの、メンタルを鍛えるときに有効的なものだということがわかります。
アロマキャンドルなどを用いれば、キャンドルの灯りが揺らめく癒し効果と、アロマの効果が加わり、リラックス効果を高めます。
風水において重要視される「風」・「光」・「香り」を取り入れれば、優雅に心のケアをすることができるのです。
光るアイテムとして、サンキャッチャーなど光る小物もインテリアに取り入れたいアイテムになります。
是非、こだわりの照明や光グッズを選んで、生活環境にパワーを取り入れていきたいですね。