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会見の詳細や周辺の話はまあニュースや事情通の人達が伝えてるからここでは割愛して、会見で社長辞任を発表したジュリー元社長の出生図と会見時のトランジットの運勢を観ていくわね。
今回はまず、出生図から。先に言っておくと、これまでの有名人占いでもなるべくそうするよう心がけてるけど、現実でどんな人であれ、何をしたのであれしなかったのであれ、ここでは飽くまで『星回り』の解釈に留めておくからご了承よろしくねん！
ジュリー元社長出生図
ジュリー元社長：1966年7月20日東京生まれ
※出生時間不明のため月の度数・ハウスは考慮せず
『特殊な時代』に生まれた世代。現世代から観れば異常なことも『それが当たり前』だった世の中
個人的な運勢以前に、ジュリー元社長のネイタルチャート（出生図）を観て思ったのは「ああ、そういえばそういうすごい星回りの時期の人よね」って。
★1966年は西洋占星術だけじゃなく占い全般興味ない人にも有名な『丙午』の年
『1966年生まれ』って、西洋占星術はおろか占い全般にまったく興味のない人でも聞いたことが一度くらいある『丙午（ひのえうま）』年なのよね。
とはいえ、丙午が気が強くて男を尻に敷くだの、奥さんにもらうと強過ぎて男が潰れるだのって話は『丙午年生まれ』は関係ないのよね。十干十二支の日干日支が丙午の女性だと、男が潰れるかどうかは置いといて、確かにバイタリティがあって夫婦になったらカカア天下になる傾向はあると思うけど。
ちなみに1966年丙午生まれについては過去にも話してるわ。
■十干十二支では気性が強い「丙午（ひのえうま）」
先に、星占いからちょい離れる話だけど、1966年って十干十二支だと「丙午（ひのえうま）」なのよね。聞いたことある人もいると思うけど、昔は丙午の年って、なるべく子供を産まないようにしてたのよ。特に、女の子。
なんでかというと、火消しに一目惚れして、また会いたいから火事を出したって江戸時代の「八百屋お七」が丙午の生まれで忌み嫌われたのもあるし、丙午の女は気性が激しくて男の命を縮めるって迷信があったんで、当時の人たちは産むのを控えちゃったのよね。でも、気性が激しいだけじゃなく、運気が強いわけなんだけど。
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1966年は特別な星回りの年。乙女座で天王星冥王星合
で、その過去の話でも出してるけど、この1966年生まれに特徴的な星回りがあって、それが乙女座での天王星と冥王星の合。
天王星冥王星の合が形成されたのは1964年末から1966年で、それまでの世間常識や仕組みの「破壊力」もっと穏やかな言い方するなら「改革力」「突破力」がある人達。
ただ、壊すものが『乙女座』の象徴するものだから、単純に解釈しても乙女座といえば処女性、清廉潔白であるもの、手付かずのもの、少年少女、それを守ろうとする仕組み、価値観までも破壊してしまう。それによって新たに生まれるもの、得られるものもあるわけで。星回りそのものは善悪とは関係ないから、人間社会がこの星回りの影響で何をしたか、はまた別の話なんだけど。
乙女座16度で合の天王星冥王星と彼女の蟹座太陽火星木星はセクスタイルで許容し有効活用できた
彼女が生まれた時点でそんな時代をすでに迎えていて、それが苦痛で仕方ない人達、なんとしても反抗する人達ももちろんいたとは思うけど、彼女の場合は太陽木星火星が度数は離れてるけど全て蟹座で、この乙女座天王星冥王星と木星は正確なセクスタイル、太陽と火星はそれぞれオーブ10度あるけど星座単位でセクスタイル。天王星冥王星合が破壊した後の世界、価値観をうまいこと人生の目的を果たしていくこと、仕事そのものに役立てていけたんじゃないかと。
そして蟹座の太陽と火星は身内贔屓ね。さらに他にもいくつかその傾向を強める配置がある。血縁関係にある人達や、仕事であっても長年関わっていく人達、ソリの合う人達のことはファミリーとみなして、多少どころか世間的にはいろいろやらかしていても、『身内だから』と庇って、批判してくる側の主張が正しくても受け付けないところはあったんじゃないかと。
続く。
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