牡牛座 神話と星座の話

  1. 冬のダイヤモンドの一角を担う美しい星座

    牡牛座は黄道第2星座であり、アルデバランやプレアデス星団が属している星座としても有名です。アルデバランは冬のダイヤモンドと呼ばれる1等星で作られる六角形の一つで、プレアデス星団を追いかけるように昇ってきます。プレアデス星団は「すばる」という名前でも知られる星々の集まりで、肉眼でも数個の星を見つけることができます。

    プレアデス星団は牡牛の肩の部分を、アルデバランは牡牛の目の部分となっています。そして牡牛の顔の部分にはヒアデス星団もあります。アルデバランと重なるように位置しており、このように牡牛座は実に華やかな明るい星々で構成されています。

    ちなみに今は魚座へと移行して位置している春分点は、かつて牡羊座にありました。さらに遡って4000年から5000年前にはこの牡牛座に春分点があった歴史があります。

  2. 牡牛座の神話


    牡牛座の牡牛は大神ゼウスがエウロペを誘拐した時に変身した姿であると言われています。エウロペはフェニキア国王の美しい娘です。エウロペが海辺で草を積んでいると、白く美しい牡牛が現れました。牛はその場で座り、足をおってうずくまりました。エウロペはその牡牛が美しかったことと自身の好奇心で、牡牛の背中に乗ってみました。

    すると牡牛が立ち上がり、そのまま空を飛んで海を渡りました。クレタ島に到着すると、牡牛はゼウスの姿に戻り、ふたりはそこで愛を交わしたのです。このエウロペという名前が後にヨーロッパの語源となったと言われています。

    牡牛座の神話にはプレアデスに関するものも伝わっています。
    ギリシャ神話の巨人アトラスとニンフの間には7人姉妹がおりました。この子供たちはプレアデス7人姉妹と呼ばれています。プレアデスたちが楽しく遊んでいると、巨人オリオンが現れました。姉妹の美しさに魅せられて追ってきたオリオンは、彼女たちをなんと5年間も追い回します。

    困った7人はアルテミスの助けを借りて鳩になり、やっとオリオンから逃げることができました。プレアデスはこの後星となり、プレアデス星団となりました。7人姉妹と言われていますが、プレアデス星団に6つしか星が確認できないことから、残りの一人は「迷子のプレアド」と呼ばれています。

  3. 牡牛座の人の特徴とは?

    堅実で保守的、温厚な人柄と言われる牡牛座は、変化を好まず安全な道を求め規則的な生活を好むと言われています。現実的で金銭感覚に優れており、精神的な安定感を求める性格です。人柄が穏やかであり流れに身を任せる性質なので、敵も少なく周囲の人と上手に調和して過ごすことができます。物事を深刻に捉えず、他人とはゆるく付き合い流れるように生活します。

    物質面に価値をおくことから、人に対しても物に対しても独占欲が強く、所有欲も強い面があります。手に入れたいという欲求のある、コレクション好きのような性格です。平和を愛する反面怠惰になりがちな面もあるようです。

    支配星は金星で、星座石はエメラルド、ラッキーカラーは青と緑です。相性の良い星座は同じ土属性である乙女座と山羊座です。

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ABOUTこの記事をかいた人

大柴あまね

タロットアドバイザー。12歳からタロットを始める。鑑定では心理学とタロットを組み合わせてアドバイスを行う。占いの他多彩な経験を活かし歯科医療やアクアリウム、風俗業の記事も執筆中。趣味はアメリカンヴィンテージと毛のないペット。