10月後半の世の中の運勢 ☆こちら
【10月後半の世の中の運気は?】
今回も書籍版とは少し切り口を変えていくわね。
★木星蠍座期「らしさ」が濃くなっていく
10日に、約一年間の世の中の運気と12星座それぞれのテーマに関わる木星が、天秤座の滞在を終えて蠍座に移動。
でも、その時点ではまだ太陽も水星も天秤座だし、金星火星に至ってはコンボで乙女座、山羊座冥王星と組んで地祭りだしで10日から数日の時点では、「今日、確実にパキーンッと運気が変化しました!」って人は、各星座の28-03度くらいまでの人以外は、まあいなかったと思うのね。
(星座の境目付近生まれの人たちは、木星一個でもけっこう「自分を取り巻く環境」の肌感的な変化はわかった人もいたかも。船に乗ってるなら「追い風がゆるんだけど、燃料と食料補給の寄港地がもうそこに見えてきた」とか「炎天下が終わって曇ってるけど過ごしやすくなった」とかね)
■自他を隔てる壁を侵食し合って混ざり合う
それが、この後半17日にようやく水星も、23日には太陽も蠍座入り。ここからはそれまでよりも自分と他人を分ける「倫理的・論理的・合理的」な理由を飛び越えていく人が増えるはず。
義理人情や愛情や、ときには憎しみに近いような執着や「自分でもどうしてだか分からないけどそうしたい」魂からの願いみたいなものを原動力として、天秤座時代には引いてた他者との一線を、飛び越えやすくなる。イメージ的には飛び越えるというより、隔ててた壁はあるにはあるけど、向こうとこっちが侵食し合って混ざり合っていく感じ。
恋愛だと、毎度この喩えで読み飽きたかもだけど、天秤座の関係はオシャレして2人でステキなレストランでディナー。蠍座は、ディナー後、さよならせず泊まって2人が結ばれて1つになる関係。(ちなみに射手座はその翌日、天気がいいからトランク1つだけで浪漫飛行へ的な)
かっこつけなくていいから、ありのままのお互いをさらけ出して受け入れ合っていく。恋愛以外でも、それまでより深く相手と関わる、知ろうとすることで、相手への義務と責任が発生するけどそれも甘んじて背負っていく関係に、この10月後半からは少しずつシフトしていくわけよね。
■火星が天秤座にいるうちはまだ表面的な関係や交渉も継続
ただ、10月中はまだ火星は天秤座にいて、12月初旬までは天秤座試合のロスタイム的な時間。心機一転して新しい試合を始めるんじゃなく、過去一年のテーマの総仕上げとして、ロスタイムに一点追加!みたいなことも可能よ。
20日の天秤座26度で起きる新月は牡羊座の天王星とオポジションで、ここはかなり大きな始まりのタイミング。ロスタイムで一点取れたら進める次のステージが決まるかもだし、一点取れなくても新しい遠征先へのチケットが誰の元にも届くはずよ。