肝臓ケア・二日酔い対策で話題の成分と製品2選
(1)Lシステイン/ハイチオールCプラス(エスエス製薬:第3類医薬品)
Lシステインといえば、CMのキャッチコピーなどで「シミを飲んで治す」成分として記憶されている方が多いかもしれません。
Lシステインは抗酸化作用を持つアミノ酸で、シミの原因となるメラニンの生成を抑えると共に、肌の代謝を助けターンオーバーを正常化して過剰なメラニンの排出を促します。
このLシステインが、実は二日酔いの症状にも効果を発揮します。
二日酔いの辛い症状である頭痛や全身倦怠感、吐き気などは、飲んだアルコールが肝臓で代謝されてできるアセトアルデヒドという有害物質よって引き起こされます。
Lシステインは、アセトアルデヒドを無毒な酢酸に分解するための分解酵素の働きを助けます。
ひいては、アセトアルデヒドが原因の辛い二日酔いの症状から早く解放されることになるのですね。
エスエス製薬のハイチオールCプラスの効能・効果にも、しみそばかすなどと並んで「全身倦怠」や「二日酔」も明記されています。
効能・効果
○ しみ・そばかす・日やけなどの色素沈着症
○ 全身倦怠
○ 二日酔
○ にきび、湿疹、じんましん、かぶれ、くすりまけ
製品の特長としても、
二日酔いの原因物質の分解をたすけ、二日酔いにも効果を発揮
と、明記されています。