来月、ついに土星が蠍座から射手座に移動すると、世の中の運気がまたかなり変化すると思うのね。
■土星の公転周期は29.46年
土星の公転周期は29.46年。だから、以前に土星が射手座にあったのは、今から約30年ほど前の
1985年11月17日~1988年2月14日
射手座は西洋占星術では、
・遠い場所(距離的・精神的に)
・外国・異国文化・外国人
・多種多様な人物が交わる場所
・飛行機など、大規模・遠距離の移動手段
・旅行
なんかを表すのね。
ここに「土星的な影響」が加わると「旧来のままでは立ちいかなくなった仕組みを組み直す」「ムダを省く・合理化」「時代に合わせた進化」が起きるんだけど、
過去の例では、
・国鉄民営化(1987年4月1日)
・JALの民営化(1987年11月18日)
いずれも「大規模な移動手段」に大きな変化。旧来のシステムがもう時代に合わなくなって、新しく生まれ変わることになったのね。土星は余分なものをそぎ落としたり合理化したりって意味があるけど、この「民営化」はまさにそのためだったんじゃないかしら。
・・・とすると、これから土星が射手座にいる2014年12月24日~2017年12月19日の期間には、また何かしら大規模な移動手段に関わる改革・再編が起きるかもしれないわね。(途中、蠍座に一度戻るけど)
■土星の影響とは?
土星に限らず、冥王星とかもなんだけど、天を運行中の星が星座を変えたときの影響って、最初に「一つ前の星座の築いたものに疑問を投げかけ・見直し・場合によっては否定して・新たに自分の(星座の)性質に置き換えていく・加味していく」のね。
その時期って、人間の立場からすると「混乱」「困難」「試練」に感じがちだったりするけど、新しい家を建てるために一度古い家を取り壊すような「必要」なことなのよね。
で、その後から「新しい家が建つ」ような時期がきて、そこでようやく人間の立場で「土星っていいもんだったんだ」って思えるようなことが起きてくると思うの。個人では、土星が太陽の星座に来たときに結婚や大きな仕事で成功する、家を買うことがあるように、長年の努力の成果が出たり、何かが「達成する」から。
■直近は「渡航制限」の予感
ただ、これからのケースに当てはめて、現実的に考えられる範囲だと、土星の「制限」や「見直し」がまず起きるかもしれないわ。
となると、エボラのエピデミックが起きてるからやっぱり「渡航制限」とかね。日本はまだしてないみたいだけど、これからはやっぱりあるかもしれないわ。空港の検疫も厳しくなってるけど、航空機の仕組み自体が変わるとかも。世の中全体でも精神的に「旅行は控えておこう」って、「長距離の移動」を制限するような気持ちになる人が増えるとかね。
■リニアモーターカーや宇宙旅行も実現?
でも、土星は制限だけじゃなくて、新しく以前より良いもの・合理的なものを生み出したり、実用化したりってことが起きるから、それはきっと・・・。
リニアモーターカーが普通に走るようになるとか、2014年中はさすがに無理かもだけど、2017年までの間なら、民間人でも宇宙旅行が出来るようになるとか。
この射手座土星は、すでに牡羊座に入ってる天王星の技術革新パワーに前向きなプレッシャーをかけて、革新のスピードを上げてくれるんじゃないかしらね。
(2)へ続く