知ってた人達(1)星新一は知ってた?人口爆発したムーンショットな近未来【辛口オネエ】

知ってた人達(1)星新一は知ってた?人口爆発したムーンショットな近未来

■未来のシナリオを「知ってた人」は大勢いる?

これまでKUGAHARAがJOJO予言とかAKIRA予言とか、各種の作品の中でごく一部だとしても「未来に起きる出来事を暗示していたかのような描写」を取り上げてきたのよね。でも、実はほかにも、世の中には各種の宗教に連なるような「予言書」や、占い師や霊能者の予言「以外」で、リリースされているSF小説やマンガ、映画や海外ドラマの中にも、明らかに「シナリオを知ってたでしょ?」と思える内容はたくさんあるのよね。

で、そんな作品を集めて著者や関係者についてもちょい調べて「知ってた人達」として(決めつけだけど)紹介していくわねん!

☆NWOの人口削減計画など『陰謀論とされてきた真実』はこちら↓
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■星新一は1969年時点ですでに『ムーンショット計画』を予測していた?

知ってた人達(1)星新一は知ってた?人口爆発したムーンショットな近未来【辛口オネエ】

『星新一』ってショートショートのSF作家の作品の中に【爆発】という短編があるのよね。そのストーリーは『ひとにぎりの未来』という1969年に出された本の中にあるんだけど、結末は覚えてないんだけど、スタッフが確認してざっくりあらすじにしてくれたのがこんな感じ↓

【爆発】by星新一

とても狭い部屋に、夫婦と子ども二人、計4人が暮らしている。夫婦の妻は身ごもっている。人口が爆発して、世界中の誰もが平等にこのような狭い空間に暮らしているので、この家族も狭い部屋にいることに不満を抱いていない。

外に出ることはない。食事は壁のボタンを押すと出てくる。部屋には現代でいうユニットバスとキッチンと洗面所が一つになったような水場もある。窓から見える景色はずらりと同じような部屋と家族が住む高層ビルばかり。

知ってた人達(1)星新一は知ってた?人口爆発したムーンショットな近未来【辛口オネエ】
全ての仕事はロボットか何かが行なっているので人間のやることはイマジネーションのみ。部屋のテレビモニターに質問や映像が出て、それから連想するものを答えるようなこと、それが親の仕事でもあり、子ども勉強でもある。

生活は保障されていて何か不自由ない。外出は毎日ではないものの、順番で平等にその機会は回ってくる。「空間」が大事なので、誰も私物はない。人口爆発は続いていて、今度はまた、より狭い部屋に引っ越すことになる。でも、家族は誰もそれに疑問を持たない。なぜなら、生まれた時からずっと、成長するにつれ、月日が経つにつれて、狭い部屋に引っ越すのが当たり前になっていたから。

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ざっと、今挙げたような内容だったのね。1969年に書かれたのよ。すごくない?

■ムーンショットを予言していた?いくつかの「未来の暮らし」

今挙げた中だと、狭い部屋に暮らすとか壁のボタンで食事がとかはまあ、どうなるかは分からないけどいかにもなディストピアな未来の生活よね。でも「世の中の仕事はロボットがやってるから、人間がやることはイマジネーションだけ」というのはこれから現実になりつつある。

ま、それはディストピアとしてじゃなく、例えばこの2021年現在ではやりたくない仕事をお金のためにイヤイヤやってる人達が、嫌な仕事から解放されてると考えると、そこは(良い)夢の未来よね。

絶対的に怖いのは「全人類が平等で、人口爆発で空間がなにより大切だから、個人の持ち物がない」世界になっていること。

そして、外出の機会が決められていて、それ以外のときには部屋から出られないこと。

壁のボタンを押すと食事が出てくる=自分達で料理もしない、食材選びもできない。家畜と同じで「餌を与えられている」状態を当たり前と思っていること。

さらに、今手元に本がないから細部の記載までは確認できないんだけど、実はほかにも気になることが書かれてたはずなのよ。たしか、

★彼らには、狭い空間を広く感じる薬が与えられていた

知ってた人達(1)星新一は知ってた?人口爆発したムーンショットな近未来【辛口オネエ】
その薬のおかげで、狭い部屋に閉じ込められている状態なのに、広く感じているから不満を抱かないわけよね。娯楽もバーチャルで、部屋の中で完結するし。これってムーンショットの世界そのものだと思うのよね。

■星新一は実は『星薬科大学』創立者で星製薬の創業者・星一(ほし・はじめ)の息子で星製薬の社長経験あり

知ってた人達(1)星新一は知ってた?人口爆発したムーンショットな近未来【辛口オネエ】

なんで、まだスマホはおろか家庭用のパソコンすらなかった時代に、こんな未来を思い描けたのか?未来人だった?なんてオカルトな想像もできるけど、もっと現実的な理由がはっきりしてて。星新一って、アタシは大好きだけど、ぶっちゃけ上級国民で、一般庶民が知らない「支配層の計画」をある程度、知ってたんじゃないかと思うのよね。

星新一の父親は、見出しにもある通り『星薬科大学』の創立者で、『星製薬』の創業者。父親の亡き後、短期間だけど星新一は星製薬の社長を務めて、その後に小説家としてこのショートショート含め、有名な作品を生み出してるのよね。

余談だけど【爆発】の中で「狭い部屋を広く感じる薬」を人々はみんな飲んでいるんだけど、星新一が社長を務めた星製薬って、当時はまだ輸入頼りだったモルヒネの国産化に成功した会社なんですって。

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