世界線の話(7)同じ世界にいるようでいない。彼らとはすでに別世界の住人【辛スピ】

世界線の話(7)同じ世界にいるようでいない。彼らとはすでに別世界の住人【辛スピ】

世界線の話(7)同じ世界にいるようでいない。彼らとはすでに別世界の住人

ものすごく間があいちゃったけど、世界線の話の続き。新型肺炎の緊急事態宣言やら解除やら、報道がそれ一色になってる間に世界もだけど、日本はSF映画の監視社会が現実になりつつあるわよね。

それを「大変なことが起きている」と認識して危機感を抱いている人ももちろんいるけど、「何をそんなに騒いでるの?監視社会?悪いことしてる人が騒いでるだけでしょ?」とまったく気に留めずにいる人達もいて。

これは、いつのまにか「同じ世界を生きてきたはずなのに、どうしてこんなにも価値観が違って、見ている未来が違うの?」と思ってる人向けの話。

世界線

まあ、オチはタイトルの一言なんだけど(汗)

どうしてそうなっちゃったか?なぜ世界はそうなってるのか?みたいな話をしていくわね。

■先にちょっとだけヒトラー預言の話!

予言とか詳しい人は知ってるかもだけど、ってかすでにこの話、したことあるかもだけど(汗)ヒトラーがオカルトにハマってて、自分でもいろんな預言残してたのは割と有名よね。その中で、いずれあらゆる能力が今の人間よりはるかに勝る「超人」が現れる、するとそれ以前の人間は滅んでしまう、みたいな未来予測をヒトラーは第二次世界大戦の時点でしてたのね。

で、今生きて成人してる私達は残念ながらなのか幸せなことになのか、その「超人」ではないし、今後なることもない。機械の身体を手に入れて義体化して労働のために長生きさせられることはあるかもだけど。(でもこれ読んでくれてる人達はその世界線にはたぶん乗ってないから大丈夫)

やがて現れるか、すでに現れている超人以前の現代人は、第二次世界大戦の時点でもこれはヒトラーなのか他の誰かなのか忘れたけど、その生き方のスタンスによって3種類に分かれると言われていて、2020年の時点ではすでに「分かれ済み」なのね。

■分岐点はすでに越えていて今見えている相手は「魂がここにいない人」かもしれない

西洋占星術でも少し前からそんな星回りがあって、月間占いの中でちょいポエミーな話はしたけど↓

3月後半は24日をピークに山羊座で火星木星冥王星が合。過去2年半の山羊座土星期に慎重かつ徹底的に練られた計画が実行されるような、それが新しい時代に突入する合図になる感じ。もっと大げさに言えば(でも、実はそれくらいの変化なんだけど)古い時代に取り残される人と新しい時代を生きる人に別れるどころじゃなくて。「ああ、『彼ら』と『私たち』の未来は、もうずいぶん前に【別の宇宙】くらいに分岐してしまって、もう交わらないんだな」とふと気付いてしまうような。

何かミッションがあって、そのために出会い共に歩んできた過去は過去で愛おしい。築いてきた世界は破壊と再生の頃みたいに壊れてなくなってしまうわけでもなく、ちゃんとそこにあるけど、そこにはもういられなくて。

共に世界を築いてきた『彼ら』のいない未来に進むのはとても怖い。でも、そんなあなたにも、これから同じ未来を共に歩む仲間はちゃんといる。だから、怖がらなくていい。

「3月後半の世の中:怖がらずにneo universe…生まれ変わる季節よ」より

ただ、完全にお互いの世界が分岐して見えなくなるまで、完全に関わらなくなるまでには結構タイムラグがあるのね。

というか、すでに魂は、というとめちゃうさんくさいけど魂は別の世界線に乗ってるから関わってないんだけど、お互いの姿は見えるし声も聞こえる、家族として一つ屋根の下に暮らしたままかもだし、仕事のパートナーのままかもしれない。だからこそ、ものすごい違和感がある。

「心ここにあらず」な人ってたまにいて、誰かと話してる時にそう感じることもあれば、自分が目の前の人の話に集中できなくてまったく他のこと考えてることもある。でも、この「別世界に魂が行ってしまった人」は心ここにあらずレベルじゃない違和感を感じることがあると思うのね。心が一時的にここにいないだけの相手は、すぐに戻ってきてくれるし自分も「ごめん、今、話聞いてなかった」と謝ってすぐ相手の話に耳を傾ければちゃんと相手の言うことが分かると思うの。

でも、魂がもう分岐後の別世界にいる相手とは、あらゆる前提条件も目指すところも違うから、理解しようとしても無理で、話を真剣に聞けば聞くほど、むしろ溝は深まっていく。まあ、それもそれで「分かり合えないと分かる」ための大事なプロセスなのよね。

「いくら話し合っても、共に過ごしても絶対に同じ未来には行けないんだな。それなら、もうこの相手と分かり合うことは諦めよう」と、決意することは、決してネガティヴじゃない。それこそ、別世界の人達は「いやいや!とことん話し合えば分かり合えるはず!」と信じて疑わずに、魚に空を飛べと、鳥に海中を泳げと強要し合っていくんでしょうけど。

それが不可能だと理解した人達の世界では、無理に相手の考えや価値観に合わせようとして自分の個性を殺したり、その逆をしないで済むようになる。

この2020年はまだ過渡期で「どうして分かり合えないんだろう?前からこんなに違う考えの人達が大勢いたっけ?私が少数派?」と悩むこともあるかもしれない。そんなときは「いや、生きる世界が違うだけだ。そして、無理に分かり合わなくていいんだ」と割り切れるといいんだけど。

その理由は、続きにて!

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