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誰しも人に言えないことはあります。
好きな人ができたら自分を良く見せたいから何割増しか美化し嘘をついたり演出したり言わなくてはならないけれどあえて言わなかったりしますよね。
しかし、いざお付き合いが始まると隠しきれない部分が出てきます。付き合いが深まるほど嘘をカバーしたり演じたりするのもたいへんになってくる。
そんなとき思うのはカミングアウトして楽になること。
今回はどのレベルまでカミングアウトするのか考えていきましょう。
どんなこと内緒にしている?!
人によって演出方法は違うし抱えている問題も多種多様、どういったことを彼に内緒にしていますか?!
あなた自身に照らして考えてみてください。
■社会人デビュー
学生時代はパッとしなかったから社会人になったら雰囲気を変えて違う自分になりたいと女磨きをがんばって今の彼と付き合うことができた方、おられるのではないでしょうか?!
ここで問題となるのが学生時代の自分、友だちなどの口から彼に「社会人デビュー」と言われたくないですよね。
できる限り学生時代の友だちとは会わせたくないけれど、付き合いが深くなるとそうはいきません。
会わせないと「学生の頃に友だちいなかったの?!」と思われてしまいます。
■もとは遊び人などの黒歴史
今は落ち着いているけれど少し遊んでいた時代があったなどの黒歴史、ありますよね。
心配なのは友だちに暴露されること、前項と同様、遊んでいた頃を知っている友だちと会わせたくありません。
■本当は干物女
彼の前ではきれいめファッションでしっかりとした女性を演じていますが、本当はウエストの緩いファッションの方が好みだしユルユルの性格、家ではクタクタのスエット姿である程度散らかっている方が落ち着くという方、おられるのではないでしょうか?!
いつまでもしっかりさんを演じるのは辛いし付き合いが深くなると家に行きたいと言われるときがやってきます。
■水商売をしている
消費者金融まではいかないけれど百貨店のカードローンが膨れ上がっている方はおられるのではないですか?!
毎月の返済に追われると早く完済するために考えるのが水商売、仕事の後にさらに仕事をしなくてはならないのは辛いけれど生活のためにはやるしかありません。
しかし彼以外の男性にお酒をついだり恋人のような会話をしたりするのは辛いです。
そのことをもちろん彼にも黙っていますよね。
■家族のこと
家族に介護が必要な人や障がいを持った人や問題を抱えている人がいるとき、結婚を意識している場合は話さなくてはならないと頭の片隅にいつもそのことがあるはずです。
■二股
どちらかと言えば彼の方が二番手だったけれど自分が彼にハマってしまいもうひとりの男性と別れて彼と真剣にお付き合いをしようと決めたとき、自分がしてきた二股が悪いと感じ謝りたいと思っていませんか?!
カミングアウトする?しない?!
ここからはカミングアウトするかしないかそれぞれのケースを分けて考えます。
【カミングアウトするべき】
■社会人デビュー
伝わっても決して恥ずかしいことではないけれど、誰かの口から言われる前に「なりたい自分になるためにがんばった」ことを予め伝えておきましょう。
もちろん学生時代の友だちにもその考えを伝えておくことが大切です。変わりたいというがんばりは評価に値します!
■本当の自分
いつまでも演じるわけにはいきません。
デートで身に着けているファッションは外向きの格好で自分はオンとオフを使い分けていることを伝えておきましょう。
また、本当はしっかりさんではなくおっとりしていることを伝えるとお付き合いが楽になります。
案外彼も同じかもしれません。
■家族のこと
結婚を意識するなら隠す必要はありません。
問題を抱えていることを伝えましょう。
家族なのですから自分はずっと関わるし世話もする、彼がそれを受け入れてくれる姿勢がないなら早いうちにお別れしたほうが良いです。
【カミングアウトしなくていい】
■黒歴史
今が大事、あえてカミングアウトする必要はありません。
友だちにもきちんと口止めをしましょう。
■水商売
あえてカミングアウトする必要はありません。
仕事として割り切るなら続けるのもアリですが、後ろめたいと思うなら辞めるべき、借金が膨らんでいる場合は水商売で働く以外で返済する方法を考えましょう。
例えば親に相談しお金を貸してもらったり弁護士に相談し任意整理(自己破産ではない)をしたり、方法はあります。
■二股
あえてカミングアウトする必要はありません。
片方の彼と別れて今後は浮気や二股をしなければ良いのです。
たとえ二股疑惑が挙がっても「知らない」を貫いたほうがお互い幸せです。
結婚を考え避けて通れないことはカミングアウトするべきですが、不要なカミングアウトはしなくても良いです。
罪悪感にさいなまれてやったカミングアウトが相手を深く傷つけ、それが別れのきかっけになるかもしれません。
価値観によりますが、必要のないカミングアウトをあえてすることは避けましょう。