【男の本音】まぎらわしくてごめん!でも察してほしい。僕達がしがちな「ごめん避け」行動4選【恋愛コンサル・KUGAHARA】

【男の本音】まぎらわしくてごめん!でも察してほしい。僕達がしがちな「ごめん避け」行動4選【恋愛コンサル・KUGAHARA】

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今回は(今回も、かな?)ちょっとばかり、片想いに悩む女性にとってはきつい話になるかもしれない。

だけど、これは僕の持論でもあって世の中の多くの人が同じ意見だと思うんだけど……。人生は短いから、脈なしの相手を追いかけてムダに歳を重ねるよりは、しっかり現実を見て前へ進むほうが有意義だと思うんだ。

だから、もし君がなかなか振り向いてくれない男の一挙手一投足を逐一観察して、一縷の望みをたぐって不安な日々をこれまで送ってきているなら、どうかこれから紹介する「ごめん避け」の行動5項目を彼の行動に当てはめてチェックしてみてほしい。

そこで、たぶん十中八九、彼の本音が見えてくると思うんだ。

でも、まずは「ゴメン避け」なんて言葉は聞いたことがない、具体的にどうなのか知らない人のためにその説明からいこうか。

■好き避け・嫌い避け・ごめん避けの違いとは?

「ごめん避け」は、端的に言えば、文字通り「ごめんね」って心の中で思いながら、自分に想いを寄せてくれる女性を避けること。

他にこの言葉のシリーズ(笑)では、好きだから恥ずかしくて、気持ちを気付かれたくなくてついつい避けてしまう「好き避け」と、嫌いで避ける「嫌い避け」がある。

どれも、人間の行動としては単純に「相手を避けている」ように見えるから、その見極めが難しい。

ただ、正直なところ男で「好き避け」をするやつは社会人としてバリバリ働いている中には少ないと思う。好き避けは、思春期までの恋愛経験の少ない男子のすることで、大人になっても好き避けする男は、きっと女性だけでなく人間関係全般が苦手なやつだと思う。

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まあ、社内恋愛だったり恋愛禁止のサークル内だったりしたら、周囲に気付かれないように「好き避け」はするかもしれないけれど、その場合はちゃんとみんなにバレないように連絡を取ったりするから、好意が分かりやすい。

「嫌い避け」は説明不要かな。単純に「嫌いだから、相手を避ける」行動だ。この場合でも、社会人だったらやっぱり学生時代のように「嫌いだから口もきかない」わけにいかないんで、会社では笑顔で話もするし、みんなで飲みに行ったときに隣の席になってしまったとして、わざわざ移動するほどのことはしないだろう。

でも「嫌い避け」なら、明らかに2人で話しているときつまらなそうな顔をするだろうし、プライベートの連絡先を教えてすらもらえないかもしれない。

けれど、この2つの中間にある「ごめん避け」は、確かに残りの2つとの区別が難しい。

ゴメン避けをする相手は、彼にとってどんな相手かというと。

まず、人としては決して嫌いではない。むしろ、好きかもしれない。ただし「恋人未満」であれば、なんだ。

■「ごめん避け」が起きるときとは?

「ごめん避け」が起きるのは、人としては好きだけど、異性の友達としてまではOKだけど、一対一で付き合う気にはなれない相手が、恋人になろうとして距離を詰めてくる「気配」を感じたときだ。

ごめん避けを男がし始める、本当にほんの少し前までは、彼はすごく優しかったかもしれない。愚痴をこぼせばしっかり耳を傾けてさらには慰めてくれ、飲みに誘えば二つ返事で予定をあけてくれたかもしれない。

だからこそ、そんな男女の間では悲劇も生まれやすい。

笑顔で優しく、時間もあけてくれる、二人っきりになれる。そんな態度を好きな男に取られたら、女性としては「それ以上」を期待してしまってもおかしくない。

男の態度は、男側としては「友達として」の親切心や人としての好意によるものなんだけど、それが女性側にとっては「異性として好意を持たれている=告白すれば付き合えるかも」と受け止められるんだろう。

ただ、男もよほど鈍感じゃない限り、彼女の気持ちに気付くときがくる。

彼女、やたらと俺に話しかけてくる。雑談LINEを送ってくる。二人きりになりたがる。「彼女いるの?」と聞かれた。やたらと褒めてくる。旅行先から必ずお土産を買ってきてくれる。「あなたといると落ち着く」という……。

そこで「ああ、このままじゃまずい」と男は気付いて、態度を変える。そこで起きるのが決して嫌ってるわけじゃないけれど、それ以上近づかないでくれ、という「ごめん避け」なんだよね。

じゃ、具体的にどんな行動に変化するのか。多いパターンを4つ挙げてみよう。

■告白しないで!のサイン「ごめん避け」行動4選

1.彼発信のLINEや電話がなくなる

まずは、彼女との接触を避けるようになる。まさに「避け」だね。期待をもたせたくないし、距離を縮めてきた彼女とまた遠ざかるために、彼女から連絡がくれば「嫌いじゃないし、無視はかわいそうだから」返事はするけれど、自分からはせず関係のフェイドアウトを狙う。

この場合でも、女性側から連絡をすれば、彼はフレンドリーに対応してくれることが多いだろう。だからこそ、女性側は「彼発信が少ないのは、彼がもともと連絡無精な人だからだ」と自分に都合よく解釈して、彼の出す「近づかないで」サインをやすやすと無視してしまう。

2.プライベートを明かさなくなる

これも、彼女が何かと自分の私生活に踏み込もうとしてくるのを「そこまでの関係じゃないし、なる予定もないよ」とやんわり示しているわけなんだよね。

それまでは「今度の土日は何してるの?」と聞かれたら、土日の予定を正直に話したかもしれない。けれど、彼が「彼女、俺に気があるな。だけど付き合えない」と感じたときから、彼は土日予定や、彼女が知らない自分の私生活を、あえて話すことはしなくなる。

「これ以上、僕に興味を持たないでほしい」というサインで、これは女性にも分かりやすいから「ああ、脈なしかな?」と気付くことは多いだろう。

3.二人っきりになりたがらない・急に忙しくなる

それまでは誘えば2人で飲みに行くことがあったとして「告白される」危険が出てきたら、その危険を避けるために「そうだ、○○も誘ってみよう」と第三者を交えたり、そもそも予定が立たないように「忙しい」を連発するようになる。

平日は毎日終電まで残業で、土日祝日も全部仕事、連休は実家に帰るとか親の具合が悪いとか、何かの理由をつけて「ずっと忙しくていつ会えるか分からない」彼は、本当に忙しい場合もあるけれど、そうやって「察してほしい」と思っているのか、フェイドアウトを狙っているのかもしれない。

4.彼のほうから質問をしてこない

これは好き避けと、嫌い・ごめん避けの見分け方のポイントでもある。好き避けだったら、恋愛慣れしてないから態度は冷たくなってしまうけど、本心では彼女に対して興味津々だから、会話のふとしたときに「質問」をしがちになる。

好きな彼女と目も合わせないのに、ボソボソと「○○さんって自炊とかするんですか」「○○さんはまだ結婚とか考えてないんですか」なんて、うっかりセクハラまがいになるようなことも、聞いてしまいがちだ。

ところが、これが嫌い避けかゴメン避けになると、相手に興味がないから、質問をしない。どっちの場合も、なるべく会話を広げないようにするから、彼女が一通りしゃべりたいことをしゃべって、それに相槌を打って、聞かれた質問には答えるけれど、彼のほうから話を広げることはない。

「私、最近ジムに通いだしたんですよ」と言われたら、興味のある女性か、友達止まりでお互いに合意している関係の女性に対してだったら気軽に質問をするだろう。

「へえ。どこのジム?月何回くらい行けてる?平日は無理でしょ?土日?そういえば、加圧ってまだ流行ってるの?」なんて、会話が広がるように、ごく自然に質問をする。

だけど、会話を広げたくない、彼女に近づいてほしくない場合は、彼は警戒して言葉を飲み込んでしまう。

例えば「どこのジム?」と質問して、彼自身もジムに通っているとして、同じところだったら「一緒に行きましょう」なんて誘われるかもしれない。ジムのシステムの話や、行ったら何を主にするかで話を広げてしまって「○○に詳しいんですね!教えてください」となったら厄介だ。

だから、質問しない。平日の夜や休日、彼女がどこで誰と何をしているか気にしてないから質問しない。質問をして「私に興味を持ってくれた!」と思われたら困るからだ。

もし、君が今つらい片想いをしていて、あいにく彼の態度がこの4つ全てに当てはまってしまっているなら、実に言いにくいことだけど、一度「諦めて距離を置く」のが一番だ。

諦めないまま距離を置いても、男側はなぜだから「彼女、まだ自分に気があるな」とそれこそスピリチュアルな繋がりを介してなのか、分かってしまう。そして、離れているのに「避けよう」という意識が働き続けて、SNSすら更新しなくなってしまうかもしれない。

「嫌い避け」までいってしまうとそこからの挽回は難しいけれど「人として嫌いではない」「友達としては歓迎だった」状態での「ごめん避け」からは、作戦を変えれば関係も変えられる見込みがある。

けれど、そのためにはやはり一度「ただの友達止まり」のカテゴリーに分類されてしまった自分のファイルを、彼の中から削除してもらわないといけないんだ。

そのために、距離を置いて彼の記憶から一度消えるのは効果的だ。彼の前から消えて、時間を置いて出逢い直しをすればいい。

君がこれ以上、振り向かない彼のことで苦しまないように』恋愛メディア「ベリーグッド」女性のための総合メディア「キュンコレ」で人気の恋愛コンサルタント・KUGAHARA。男性目線の恋愛アドバイス・歯に衣着せぬ「男の本音」記事の中から「片想い」をテーマにまとめた1冊。
【男の本音】まぎらわしくてごめん!でも察してほしい。僕達がしがちな「ごめん避け」行動4選【恋愛コンサル・KUGAHARA】
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■Ku(クゥ)@恋愛コンサルKUGAHARA/久賀原鷹彦 2016年8月よりKUGAHARA(Ku)がメインで男性心理・本音を暴露。最近はオカルト・陰謀論メイン。 ※2016年8月以前の記事は辛口オネエスタッフ・はるかの単独執筆記事です。 ■Kuプロフィール IT企業を経て経営コンサルタントとして独立するかたわら、恋愛相談も受け付ける。バツイチ・アラフォー。