目次【開く】
ウォーキングの消費カロリーってどれくらいなのかご存知ですか?今回は、実際、ウォーキングはどれくらいの消費カロリーがあるのかを検証したいと思います。また、ランニングとの比較や消費カロリーを導き出す計算方法、おすすめの計算アプリもご紹介します。
ウォーキングの消費カロリー
健康やダイエットのためにウォーキングを始める人は多いです。ウォーキングは無理なく続けることができ、始めようと思ったらいつでも始めることができることから老若男女問わずできる有酸素運動です。有酸素運動の効果は今ではご存知の方も多いと思いますが、効率よく脂肪を燃焼できダイエットに有効だけでなく、スタミナがつくことで基礎代謝が上がったり、心肺機能が上がることで健康にも効果的です。
ウォーキングといっても歩数や時間、体重によっても消費カロリーは違ってきます。色々なパターンでウォーキングの消費カロリーを見ていきたいと思います。
体重70kgの一般人男性の場合のウォーキングの消費カロリー
・10分ウォーキング:14kcal
・20分ウォーキング:42kcal
・30分ウォーキング:70kcal
・40分ウォーキング:98kcal
・50分ウォーキング:112kcal
・60分ウォーキング:140kcal
体重50kgの一般人女性の場合のウォーキングの消費カロリー
・10分ウォーキング:10kcal
・20分ウォーキング:30kcal
・30分ウォーキング:50kcal
・40分ウォーキング:70kcal
・50分ウォーキング:80kcal
・60分ウォーキング:100kcal
ウォーキングの消費カロリー計算式
ウォーキングの消費カロリーを簡単に計算したいときは、次の計算式で求めることができます。
体重(kg)×2×時間=ウォーキングの消費カロリー
意外と簡単ですよね?体重50kgの女性が2時間のウォーキングをした場合、体重×2×1時間で100kcalが消費カロリーの目安となるのです。
歩数や距離で見るウォーキングの消費カロリー
歩数や距離でウォーキングの消費カロリーを求めたい場合に用いられるのがMETs(メッツ)です。METsは身体活動の強度を表す強さの単位のことで、座って安静にしている状態を1メッツとして、ウォーキングやランニングなどのあらゆる運動によるエネルギー消費量が安静時の何倍にあたるかを示す数字になります。ウォーキングのメッツは犬の散歩で歩くような速さの場合は3、有酸素運動を意識した少し早い速さで歩いた場合のメッツは3.8となっています。せっかくなのであらゆる運動の運動強度(メッツ)を載せておきますね。
メッツ早見表
・歩く/軽い筋トレ/掃除機をかける/洗車など:3~3.5メッツ
・速歩き/ラウンドゴルフ/自転車/階段など:4~4.3メッツ
・ゆったりしたジョギングなど:6メッツ
・エアロビクスなど:7.3メッツ
・ランニング/水泳など:8~8.3メッツ
メッツを使った消費カロリーの計算式
1.05×メッツ×体重(kg)=消費カロリー
各動作の運動強度がわかったところで、歩数や距離から見たウォーキングの消費カロリーを見ていきます。
1日に10000歩を歩いたときの消費カロリーは?
よく、健康には1日10000歩が理想的とか言われますが、10000歩は距離にすると約7kmくらいです。その消費カロリーは、300kcal~350kcal。
1日に7kmも歩くなんて、改めて考えるとすごい距離ですよね。10000歩を歩くとだいたいお茶碗1杯分くらいのカロリーが消費されることになります。
ちなみに、2週間連続して10000歩を歩くと、1kgの脂肪を燃焼させることになります。
1日に1km歩いたときの消費カロリーは?
1日1km程度なら日常の中で歩く方も多いと思います。1日に1km歩いた場合の消費カロリーは40kcal〜60kcalほどです。
1日に10km歩いたときの消費カロリーは?
1日のなかで仕事や健康のために10kmもの距離を徒歩で歩くという人もいるでしょう。徒歩で一度に10km歩くとなると、かかる時間はおよそ2時間。5kmずつを徒歩で通勤や通学に通っているというパターンもあるかもしれません。1日に10km歩いたときの消費カロリーは400~600kcalと言われています。これはだいたいコンビニのお弁当約1個分に相当するカロリーで、これを続けると比較的短時間で脂肪を落とすことができます。
1日に15km歩いたときの消費カロリーは?
1日に15km歩いたときの消費カロリーは、500kcal~700kcalです。1日で15kmもの距離を徒歩で歩くというのはなかなか大変なこと。しかし、実際に15km先の職場まで徒歩で通っている人に話を聞くと、いざ歩き始めたらそこまで苦痛でもないそうです。
ちなみに、一度に15kmもの距離を徒歩で歩くのにかかる時間はおよそ3時間ほどです。3時間かけて職場まで徒歩で往復なんて尊敬に値しますが、毎日500~700kcalをウォーキングで消費できているとなるとダイエットはもちろん、心肺機能も向上するでしょうね。
ウォーキングとランニングの消費カロリーを比較
ウォーキングに慣れてきたらランニングを始めようと思っている人も少なくないでしょう。また、普段はランニング派だけど、たまにはウォーキングをしてみたいという人もいるでしょう。そんなウォーキングとランニングは何かと比較されがちですが消費カロリーにおいても比較対象にあるようです。ここで体重70kgの男性が30分間ウォーキングとランニングをした場合のそれぞれの消費カロリーを比べてみましょう。
体重70kgの男性が30分間ウォーキングしたときの消費カロリーは96kcal
30分のウォーキングをするだけで約96kcalのカロリーを消費します。しかし、ウォーキングの途中で水分補給としてジュースを飲んでしまうと帳消しになります。
体重70kgの男性が30分間ランニングしたときの消費カロリーは357kcal
同じ30分という時間でもウォーキングとランニングではここまで消費カロリーに差が出ます。ランニングの場合は走る速度が早ければ早いほど消費カロリーは見込めます。ちなみに、この場合はどんぶり茶碗1杯分のカロリーを消費したことになります。
これで見ても一目瞭然ですが、ウォーキングとランニングは消費するカロリーの差が大きく、ウォーキングよりもハードなランニングの方がダイエット向きであると言えます。
ウォーキングの効果
有酸素運動であるウォーキングの効果はたくさんあります。
ウォーキングの効果①ダイエット
ウォーキングを毎日20分以上続けることで脂肪の燃焼が始まるため、続けることで体脂肪が減りダイエット効果が見込めます。
ウォーキングの効果②ストレス解消
ウォーキングするとストレス解消になります。これは体を動かすことで血液が循環し、リフレッシュ効果が得られるためです。自然を感じることができる公園などのウォーキングは更にストレス解消の効果があります。
ウォーキングの効果③生活習慣病の予防
毎日ウォーキングをすることで病気の原因でもあるストレスが解消されるだけでなくスタミナがつくことで免疫力が上がります。免疫力が上がると、様々な病気に対する抵抗力がつき生活習慣病などの予防になります。
ウォーキングは体への負担も少なく、老若男女問わず行うことができる有酸素運動。また、お金もかからず場所も選ばないため、始めたいときに始めることができる最も手軽な運動です。1回の消費カロリーはランニングや自転車に比べると少ないですが、毎日継続して行うことで確実に脂肪は燃焼してくれるので諦めないことが大切です。
消費カロリーを自動で計算!おすすめの計算アプリ
消費カロリーは計算式からその都度導き出すことが可能ですが、面倒な人もいるでしょう。そんな場合、役に立つのが計算アプリです。これさえインストールしておけばいつでも消費カロリーを計算してくれるので便利です。では、おすすめの計算アプリをご紹介します。
おすすめの計算アプリ①ランニング ジョギング ウォーキングアプリGoals
50万人以上が利用している計算アプリで、余計な機能は要らないって方におすすめ。会員登録不要でシンプルに記録だけ取りたい人向けです。
こちらのアプリの特徴はゴール(目標)を設定してランニング、ウォーキング、サイクリング、ノルディックウォーキング、マウンテンバイクの中から種目を選択しスタートボタンを押すだけで始めることができます。
おすすめの計算アプリ②消費カロリーと歩行距離&歩数がわかる万歩計-Pedoro-
こちらのアプリをインストールしておくだけで1日に歩いた歩数や消費カロリー、歩いた距離を計測できるアプリです。また、歩きたい距離の設定や自分の体重を設定することでより正確な消費カロリーを計測してくれます。
おすすめの計算アプリ③歩数計-歩数計で1万歩-
こちらもウォーキングするときに役立つ歩数計アプリです。スタートボタンを押すだけで自動的に歩数と消費カロリー、移動距離、移動時間までわかります。画面はシンプルで使いやすく余計な機能は要らないという方にもおすすめのアプリです。
おすすめの計算アプリ④dヘルスケア-毎日の歩数をdポイントに
体の悩みに合わせた毎日のミッションをクリアするとdポイントがもらえるお得な計算アプリ。それだけでなく運動や食事に関するコラムなども無料で読めるのでダイエットや健康目的でウォーキングをする人には参考になるアプリです。歩数と体重を管理して健康をサポートしてくれるので、日々の生活を見直すきっかけになるかもです。
最後に
今回はウォーキングの消費カロリーについてご紹介しました。いかがでしたか?ウォーキングは誰でもできて健康だけでなくストレス解消やダイエットにも効果のある有酸素運動です。特にこれから体が冷えやすい季節にウォーキングをすると体が温まり基礎代謝も上がるので、年末年始の食べ過ぎを少しでも解消できるかもしれませんね。おすすめの消費カロリー計算アプリも参考になれば幸いです。