シングルファザー世帯の現状は?シングルファザーが申請できる手当まとめ

シングルファザー世帯の現状は?シングルファザーが申請できる手当まとめ

厚生労働省が発表している平成29年(2017)人口動態統計の年間推計によると、離婚件数は21万2,000組だそうです。また同省が発表した平成28年度全国1人親世帯等調査結果によると、全国のシングルファザー世帯は18.7万世帯(離婚75.6%、死別19.0%)とのこと。あと、シングルファザーの世帯の平均年間収入は、420万円になります。「420万」という金額だけを見れば、余裕とまではいかないまでも、生活できないレベルではないように思います。しかしシングルファザー世帯の現状はどうなのでしょうか?ここではシングルファザー世帯の現状や、シングルファザーが貰える手当についてご紹介します。

シングルファザー世帯の現状とは

ちなみに先ほどの厚生労働省の統計によると、母子家庭は約123万世帯で、平均年間年収は243万円だそうです。こちらの数字だけを見ると、「シングルファザーの家庭って、金銭的に余裕あるよね」と思ってしまいがちですが、現実はそうではありません。

なぜならば、同省の調査によると、シングルファザーの約7割が正社員として働いているから。今の日本の会社の仕組みでは、正社員、しかも男性となると、常に定時で帰ることは非常に難しいでしょう。ましてや、子供の急な体調不良で早退することは、シングルファザーにとって、かなり厳しいと思います。周囲にサポート体制があれば問題ないと思いますが、そんなご家庭ばかりではないでしょう。そうなってくると、必然的にベビーシッターや家政婦に頼らざるを得なくなります。しかも先ほど指摘した通り、いつも定時に帰宅することができないから、結果的に遅くまで預かってくれる保育園を利用せざるを得ません。さらに職種によっては、土・日曜日、祝日に開園しているところを探し出さなけばならないでしょう。また、例えば水ぼうそうのように、強制的に数日間、保育園を休まなければならなくなった場合、その分、ベビーシッターの利用時間を増やさざるを得なくなることも。

以上より、シングルファザーの家庭はたとえ年収が420万ほどあるとは言っても、余裕などあまりないのが、シングルファザーのご家庭の現状だと言えるでしょう。ではいったい、シングルファザーのご家庭には、母子家庭のような手当はあるのでしょうか。

シングルファザーは手当があるの?

結論から述べれば、シングルファザーの家庭で受けることができる手当はあります。
具体的には、「児童扶養手当(特別児童扶養手当)」と「児童手当」になります。また地方自治体の中には、独自に創設したシングルファザー用の手当があるところも。

具体的な内容の詳細は、各項目で詳しくお伝えします。

シングルファザーの手当:その 1_児童扶養手当(特別児童扶養手当)

児童扶養手当は、シングルファザーのご家庭でも受けることができますが、扶養している児童の人数と所得によって支給額が変わります。

児童が1人の場合は、満額で月4万2,490円から1万30円まで10円単位で変動します。児童が2人目の加算は、全部支給で1万40円、一部支給1万30円から5,020円まで10円単位で、あと児童が3人目以降の加算額(1人につき)全部支給6,020円、一部支給6,010円から3,010円まで10円単位で変動します。

また所得制限の算定方法が平成30年8月から変更となり、全部支給の対象となる方の所得限度額は引き上げられたそうです。なお児童扶養手当の申し込みに必要な書類は下記の通りです。

1:請求者と対象児童の戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)
(注)外国籍の方は独身証明書等(受給資格等に係る事実を明らかにすることができる書類)が必要です。
2:預金通帳(請求者名義のもの)
3:年金手帳
4:印鑑(認め印)
5:所得証明書(6月までの申請の方は前年度分、7月以降の申請の方は本年度分)
6:請求者と対象児が含まれる世帯全員の個人番号カード等

児童手当と比べると、必要書類が複雑になりますので、役所に実際に行って手続きされることを強くおすすめします。
なお、「特別児童扶養手当」とは、精神や身体に障害がある児童の保護者に対して支払われる手当になります。「児童扶養手当」と「特別児童扶養手当」は、支払われる期間などさまざまな点が異なるので、注意が必要です。

シングルファザーは手当があるの?

シングルファザーの手当:その 2_児童手当

児童手当は、シングルファザー世帯だけではなく、子育て中の全世帯で受け取ることができる制度になります。
0歳~3歳未満は一律1万5,000円、3歳~小学校修了までは第1子、第2子1万円、第3子移行1万5,000円。中学生は一律1万円、所得制限以上は一律5,000円です。ただ児童手当も、手続きを行わなければいただけません。

そこで次に児童手当の手続きの仕方をご説明します。
児童手当をいただくにはまず、お子さんが生まれた次の日から15日以内にお住いの役所に申請しなければなりません。なお児童手当を新規に申請する場合は、以下の書類が必要になります。

1.児童手当認定請求書
2.申請者の健康保険証の写し
3.申請者名義の振込先口座のわかるもの
4.申請者の印鑑

これらを用意のうえ、役所の窓口で申請手続きを行ってください。なお、郵送による申請や電子申請を受け付けている地方自治体もあります。ただ、書類に不備がある場合も考えられますし、また、ないとは思いますが、書類が無事に届かないことも、考えられなくないでしょう。以上により、シングルファザー世帯は特にお忙しいとは思いますが、役所で直接申請したほうがよいと考えられます。

また地方自治体によっては、上記の他にも必要な書類がある場合も。役所に行く前にホームページを見るなど、事前に確認をすることをおすすめします。

シングルファザーの手当:その 3_各地方独自の父子家庭のための手当

こちらの手当は各地方自治体が独自で行っているものです。よってどこでも必ず受けることができるものではありません。あくまで一例としてご覧ください。ちなみに以下の事例は、東京都のものです。

1:所得税・住民税の減税
2:水道・下水道料金の免除
3:粗大ごみの処理手数料の免除
4:JR通勤定期券の割引
5:都営交通の無料バス
6:児童育成手当
※児童育成手当は児童扶養手当国の制度ではなく自治体独自の制度で主に東京都で実施されている制度になります。
7:父子家庭等自立支援給付金
※厚生労働省が地方自治体と協力して取り組んでいる就業支援になります。

この機会にぜひ、お住いの役所にシングルファザーが受けることのできるサービスがあるかどうかを問い合わせてみてください。

最後に

いかがでしたか?シングルファザーはシングルマザーのようなコミュニティーがほとんどないから、なかなかシングルファザー世帯で受けられる手当の情報を得る機会がなくて、大変なことと思います。正直、日々の心身のご苦労をなくすことはなかなか難しいことでしょう。ですからせめて金銭的な負担を少なくすることで、心身の負担を軽くして貰えればと思います。今までご紹介してきた手当の申請をしっかりと行なうことで、いただけるものはしっかりと貰いましょう。おそらく最初の申請時は、大変だと思います。ただ一度申請すれば、あとは役所が用紙をご自宅まで送付してくれます。よってそれ以降は、書類の不備にだけ注意して返送すれば大丈夫になるわけです。つまり面倒なことは一回だけ!とにかく最初の手続きは特に気を付けて行なってください。

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