食べるだけ!飾るだけ!頼もしい魔除け食材7つ

いつも食べている食材の中に、かつて目に見えない効果を期待されたものがありました。

昔は季節ごとやイベントごとに使われ、その効果を取り入れてきたとされています。

たくさんある食材の中でも魔除けになる食材をご紹介します。

 

  1. ショウガ


    ショウガはインドで薬として使われていたものが大陸に伝来して日本に伝わったとされています。すっかり日本料理に馴染んでいるので日本のものと思われがちですが、日本では奈良時代あたりから広まったようです。すがすがしい香り、胃腸を整える作用、他の食材の毒消しを行うことから魔除けとしても広まっていったようです。今では八朔の赤飯に添えて稲の実りを願う行事などでも使われている食材です。

  2. ニンニク


    西洋では悪魔や吸血鬼が嫌うものとしてドアにかけておきますが、日本でも魔除けとされています。ニンニクの語源は仏教用語の「忍辱(にんにく)」という言葉です。これは迫害や困難に耐え忍びじっと動かないことという意味があります。転じてお坊さんの袈裟という意味でも使われます。耐え忍ぶためには仕返しの心を静めなければならず、己の心が悪とならないようにするため、西洋とは違って魔除けの「魔」は自分の中にあるという考え方をしています。しかし煩悩を増やす食材と言われているためお坊さんは食べてはいけない食材とされています。

  3. ヨモギ


    ヨモギはお餅に混ぜて食べることから餅草とも呼ばれています。ヘビやムカデを避けるために旧暦5月5日に積んだ葉を薬玉にして戸口に欠けて置く習慣が生まれました。靴に入れると疲れ知らずに歩けるというおなじないもあったようです。目に見えない魔を除けるというよりも、毒虫避けとして使われていたことが邪気払いにつながっています。

  4. トウガラシ

    トウガラシは虫よけの効果があるため台所の虫よけとして使われていました。米びつや漬物の中に入れて使う他、作物につく虫を避けるために畑に一緒に植えられます。これが転じて悪いものを寄せ付けない力があるとされ、戸口につるす魔除けとなりました。ヨーロッパでも同じように使われています。


  5. 栗のイガは獣避けに効果的であることから、転じて魔除けとされてきました。イガの中には3つの実が並んでおり、真ん中の実が小さいことから夫婦と子供という風に見立てられ、家内安全のしるしとされています。特に家庭を守ってくれる魔除けのように考えられていたようです。


  6. お茶が魔除けになるというのは意外かもしれません。朝にお茶を飲むとその日の災難避けになると言われています。しかし一度限りにならないよう2杯飲むのがきまりです。朝急いで出かけると危ないのでお茶を飲むひとときが必要だということかもしれません。他にもブッタの生誕祭である灌仏会では甘茶が使われます。この甘茶の葉をいぶして魔除けにする方法もあります。ブッタの力にあやかってのことですが、日常的になっているお茶に魔除けの力があるのは何だか嬉しいですね。


  7. 食材の中でも最強の魔除け効果が期待でき、誰でも知っている魔除け食材でもあります。塩が魔除けとされていたのは、食材の腐敗を防いでくれることも由来しています。清めの塩は葬儀からの帰りに玄関の前でまいて厄除けをします。相撲の取り組みで土俵に塩をまくのは、相撲が神事であり土俵を清める意味があるためです。入口の盛り塩も魔除けとして使われていますが、中国の故事に由来します。女性が戸口に盛り塩をしていたところ秦の始皇帝の牛車が止まりました。これは牛が塩をなめたいから止まったのですが、このおかげで女性は始皇帝の寵愛を受けることが出来ました。このため塩は大切な人を招くものとされています。世界各国で魔除けとして愛されている食材なのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

大柴あまね

タロットアドバイザー。12歳からタロットを始める。鑑定では心理学とタロットを組み合わせてアドバイスを行う。占いの他多彩な経験を活かし歯科医療やアクアリウム、風俗業の記事も執筆中。趣味はアメリカンヴィンテージと毛のないペット。