【苦闘期占い】ジュリー元社長(3)太陽に冥王星オポ・ドラゴン軸スクエアで納得の苦闘期【辛口オネエ】

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(1)(2)までで今回の事件と会見に関わるジュリー元社長の基本的な運勢はざっくりだけど観たから、今回は星回り的に、会見日がどんな運勢だったのか、時期運を観ていくわね。

※辛口オネエの独自解釈多めです。ご了承ください。

ジュリー元社長×会見日の二重円

ジュリー元社長:1966年7月20日東京生まれ
※出生時間不明のため月の度数・ハウスは考慮せず
会見日:2023年9月7日14:30(開始時)
藤島ジュリー元社長

内円がジュリー元社長、外円が会見日ね。

2023年9月7日の会見日はもとよりジュリー元社長はここ数年『一生に1度の大転機・苦闘期』だった

(1)(2)までで、ジュリー元社長は本来は栄華を極める星回りがあって、ただ身内運が大問題かつ、それを庇って隠す傾向があるみたいな話をしたわよね。

出生図に表れる性格や運勢傾向って、それ自体に善悪も吉凶もなくて、ただトランジット(天体や感受点が現在の位置から他の位置に移動する現象のこと。個人の生活や経験に影響する)で元々持ち合わせている性格や運勢傾向が強調されたり、それまでバランスが保たれていて平和だった状況が突然崩れたりすることがあるのよね。

一生に1度レベルの激変期・出生の太陽とトランジットの冥王星のオポジジョン。さらに太陽とドラゴン軸がスクエアでグランドクロス

グランドクロス

そんなトランジットの影響力も微々たるものから強大なものまであって、彼女はこの数年、今の人間の寿命だと『一生に1度』迎える人もいれば迎えない人もいる、最大級の人生激変アスペクト『出生の太陽とトランジットの冥王星のオポジジョン』を迎えているのよね。

出生の太陽に冥王星がオポジジョンになる時期は、それまでの人生で積み上げてきたもの、大きなものを手放すことになりやすいのよね。30年ローンを払い終えてようやく手に入った家を海外移住で手放すことになるような『今になって?これを手放すの?』みたいなことが起きやすい。そして、抗いがたい。抵抗するとブルドーザーでぶっ壊して立ち退かされるようなことも起きるから(ガチで)だったら、運命が示す方向に素直に向かったほうがいい、みたいな。

ただ、オポジジョンは同じハードアスペクトでも、スクエアよりは受け入れやすいし、対処しやすいし、破壊の後の『再生』の道筋も見つかりやすいのよね。

あと、オポジジョンで手放す『過去』は、すでに本人にとってものすごい負担になってることが多いのよね。スクエアだとまだまだ背負えるのに『それはここに置いてけー!』とやられて泣く泣く置いてくか、またはそれを抱えていたら先に進めないから行き先を大幅に変更するか、な感じだけど。

オポジジョンを迎える時は、方向転換だけじゃ済まないシビアさはあるのよ。でも、そのときに抱えているものは「これを抱えたままでは、もうこれ以上は歩けない」くらいになっていて、そこで重荷を手放さずに押し潰されるか、手放して身軽になって(ある意味『無敵の人』になることもあるけど)新たな道を行くか、事実上、二者択一になりがち。

で、案外『強制的にだけど、手放すきっかけがあって良かった』と思えることも実は多いのよね。(飽くまでこれはアタシが観てきた範囲だけど)

彼女の場合は同時にトランジットのドラゴン軸が太陽とスクエアで、冥王星を含むと活動宮のグランドクロスが出来上がる。これは人生全般で観ても本当にハードな時期で、ドラゴン軸が関わるから身近な人達が大勢離れていく時期でもある。

とはいえ、ジュリー元社長の場合も、実際にお会いしたこともないし、本当の気持ちは本人にしか分からないんだけど、実はあれだけの問題を抱えて隠蔽してきた企業の社長の座を降りられたのは精神衛生上は良かったんじゃないかと思うのよね。

生まれた家がそもそも恵まれていて、星回りもサポートがたくさん入る配置ではあるし、乙女座天王星冥王星合で社会でようやく働きたい女性達がガラスの天井に頭ぶつけて血を流しながらなんとか管理職や一生働ける役職を掴んできた世代だから、もちろん社長の立場できちんと責務をまっとうしてきたと思うのね。

度数は不明だけど月は獅子座で水星もジュノーもある。大きな帝国のトップに立てる女帝のハート持ちだし、その自負もあると思う。でも、その立場を一生続けていくとなると、太陽も火星も蟹座で、本質的にはやっぱりいろんな批難、糾弾の矢面に立って鉄面皮でいられるわけじゃない。

こういう表現は今時アレだけど、やっぱり普通の女の子というか、強い男性に盾になってもらって、自分は奥の院で優雅に鎮座してるほうが合うんじゃないかと。

会見時点では出生のキロンとトランジットの海王星が魚座26度で合。この魚座26度のキロンは彼女の蟹座26度の太陽とトライン。長年本当に心を痛めてきたことがあって、でもそれを乗り越えるためにも仕事は続けなきゃで、なんて状況だったとすると……。

この数年は海王星がやってきて一方ではもう慣れてしまって、自分だけではどうにもできないことだからもうどうだっていいみたいな諦めがあったかもだし、もう一方では『もう、このことで苦しまなくていい』と思えるような救い、罪悪感を忘れさせてくれる何か、誰かがいたかもしれない。

奇しくも、彼女の出生のドラゴンヘッドは牡牛座23度なんだけど、この会見時点でトランジットの天王星が合。

ドラゴンヘッド天王星合

新しい未来を見せてくれる何かや誰か、古い縁を断ち切るチャンスがやってくる、そんな時期でもある。

それが何なのか、誰なのかみたいなことは分からないけど、社長の座を退いて、東山紀之氏に後はお任せして、って現実を観ればそれが現段階のベストで(東山氏が新社長にベストかどうかはまた別の話ね)彼女にとってはなんというか『家系、家族の業』から脱却しての再出発になるんじゃないかしらね。

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