化けの皮を剥ぐ・目の色を変えるetc.慣用句は実は『人間以外を見分ける方法』だった?【芦屋道顕】

化けの皮を剥ぐ・目の色を変えるetc.慣用句は実は『人間以外を見分ける方法』だった?【芦屋道顕】

化けの皮を剥ぐ・目の色を変えるetc.慣用句は実は『人間以外を見分ける方法』だった?

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■「化けの皮を剥ぐ」は相手の正体を暴くという意味であるが

日本に古くから伝わる慣用句はどれもこれも、実に短い言葉で物事を的確に表しているもの、あるいは「うまいことを言う!」と感心するような、人間の習性を巧みに表すものばかり。

ところが、その意味をちゃんと知ったうえで、ふだん何気なく使っている慣用句の中には、気にし始めると「これはどうもおかしい」と思える言い回しのものもある。

タイトルにもしたが「化けの皮を剥ぐ」は、何か嘘をついている者、人を欺いている誰かの正体を暴くという意味で、昔も現代も人々はふつうに使っておろう。「あいつの化けの皮を剥いでやる!」などと言うても、本当にそやつの皮膚を剥ぎ取る鬼畜は存在しない。

であるにも関わらず、しかしなぜそのような慣用句が生まれたのか?常識的に考えれば、人は見た目で人を欺くことができるゆえ、例えば現代でも結婚詐欺師は高級なスーツに高級時計に高級車に乗って、資産のある女性を騙すことがある。スーツや時計、車という「化けの皮」を剥ぎ取れば、卑しい詐欺師の姿が現れる。

■「化けの皮を剥ぐ」は本当に剥いでいた!?不思議な慣用句の隠蔽された真の由来は?

遥か昔のことであるゆえ証拠など示せぬが、聞いたところによると「化けの皮を剥ぐ」は、知られている由来こそが後付けのもので、本当に人間の生皮を剥いでいた時代があるとのことじゃ。

化けの皮を

日本から遥かに離れたアメリカ大陸の、以前はインディアンと呼ばれた先住民族の一部は「頭の皮を剥いだ」という話が残っているが、これについても実は日本に伝わる慣用句と同じ真実が隠されていたやもしれぬ。

その真実とは、人間ではないものが人間の姿をして人々の中に紛れ込んでいたため、その「人間ではないもの」の正体を暴くため

だという。

■「人間ではないもの」がいたから生まれた慣用句?

実は慣用句の中には、他にも「人間ではないもの」がいたから生まれたのが真実であろうというおかしなものがある。

★「目の色を変える」

目の色を変える

慣用句の意味としては、強く感情を刺激するものを見て、感情を表すこと。しかし、ふつうの人間は目の色は変わらないものじゃな。せいぜい「目を見開く」くらいであろう。この言葉が生まれたのは、やはり人間ではないものがいて、感情が昂ったときに実際に目の色が変わったから、が真実やもしれぬ。

★慣用句ではないが赤ん坊を見て「食べちゃいたいくらいかわいい」とは何事か?

食べちゃいたいくらい

また、これは慣用句ではないが時々、かわいい赤ん坊を見て、その可愛さを表現するために「食べちゃいたいくらいかわいい」と言う者がおるのう。あれはわしの母も言うておったゆえ、あまり気にしてはいなかったが昨今、実際に人を喰らう者、血筋がいることを知ってしまってからは、なぜ「食べちゃいたい」という表現なのか謎が解けたのじゃ。

★「頭角を現す」は文字通り「角を現す」ことだったのか?

意味は、多くの人の中で才能がひときわすぐれて目立つこと、それまで皆と同じようにしていた誰かが、あるときからその才能をついに現すことじゃな。今もよく使う。しかし、「角」を現すとは?

★なぜ花嫁のあれは「角隠し」なのか?

同じ疑問は、花嫁が頭にかぶる、綿帽子ではないほうのあれもじゃな。そう、「角隠し」じゃ。一般には「鬼嫁」などという言葉もあるように(その「鬼」も気になるのう!)もしかすると、かつては人間と鬼が共に暮らしていたのやもしれぬ。

頭角を現す

鬼達はふだんはツノを隠して素知らぬ顔をしており、なんぞのときには本性を現す=角を出す、ことがあったのやもしれぬ。

★「耳をそろえる」は本当に耳を届けていたのやも?

「耳をそろえる」は、誰かに金を払うときに不足のないように金額を揃えるこの、または金ではなくとも相手に要求されたものを不足なく揃えることじゃ。「耳」は「ものの端」のことであり(パンの耳もそうじゃな)金が札束ならばバラバラではなくきちんと揃えるような意味もあろう。

しかし、ヤクザやマフィア映画などでは拷問や脅しに哀れな被害者の身体の一部を削ぎ落とし、それを身代金要求あるいは被害者を痛めつけた証拠として届けるシーンなどがあるが、あのようなことは人間同士ではいかに残虐でもなかなかできぬこと。しかし、慣用句になるほど頻繁にそのようなことがあったならば、やはり人間ではないものが人間の耳を……。恐ろしい妄想はこのくらいにしておくぞよ。

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