あ行 恋愛運
男子としての魅力がどうあれ「同じ側」であるというのことで、ふだんならば恋愛の対象外同士であっても、この時期は強く結びつくことができるようじゃ。よほど本来は苦手であっても、親近感を抱くことができる。
これはもちろん、近づきたい相手がいるならばチャンスとなるが、相手と逆側なのに無理に同じ側を装うてもすぐにバレる。例えるなら、別のサッカーチームのファンなのに相手に合わせても、会話が深まればニワカと判明するようなことじゃな。ゆえに、同じ側か否かが判明したなら、それもまた縁の一つ。それを受け入れて、心に逆らわず成り行きに任せるのが良いやもしれぬ。
い行 恋愛運
ロマンスと政治や経済への態度はなかなか結び付かぬものではあるが、この週は不思議と結びつく。いや、歴史上、革命時などに同じレジスタンスに属すがゆえの恋なども生まれたやもしれぬのう。
この週、そのように「同じ側」の誰かとは、吊り橋の恋的な気持ちの盛り上がりが起きやすい。それをうまく利用するもよし。しかし、本来ならばどうでもいい相手、顔が実は気に入らぬ相手と一時的な盛り上がりで突き進まぬよう、いざというときは幻想の相手ではなく目の前の相手の顔をまじまじと見るが良いぞ。
う行 恋愛運
人には表の顔と裏の顔があり、本音と建前がある。世の中が二分していても、どちらが勝っても良いようにと、両建て思考の人間もいる。彼らの本音は分かりにくい。この週、おぬしが向き合う愛しき人の立ち位置が不明だったならば、そんな両建て思考の可能性もある。
その場合は、どう向き合うのが正解なのか。もし両建て思考ならば、どう向き合うても問題ない。いずれ、相手がどちらかに傾いたなら、そのときおぬしがそれを望むならば同じ側につけばよい。相手も同じタイプであれば、気にせぬであろう。しかしどうしてもおぬしが譲れぬならば、相手とうまくいくかは後回しにして、先に立ち位置を表明することじゃ。強くはっきりした態度に、相手も感化されるやもしれぬぞ。
え行 恋愛運
スケールの大きな話題で盛り上がれるか否かが、この週のおぬしの恋の先行きを暗示する。他の人々と異なり、おぬしの場合は「どちら側か」は二の次で、まずは世の中の大きな流れ、政治や経済、人間のこれからについて真剣に考え意見を持っているか否か、そこが大事じゃ。
もし、おぬしが真剣に人の行く道を問うており、相手がそんなことより目先の楽しみや利益、という人であればうまくはいかぬ。その逆に、おぬしがまったく政治などどうでも良く、相手が真剣なタイプならばそれもうまくはいかぬ。お互いに無関心、あるいはお互いに真剣、どちらかであればこの週は前者ならば気楽な会話が弾み、後者ならば立場はどうあれ熱く語り合い互いの意見をぶつけ合い、それだけでも絆は深まるであろう。
お行 恋愛運
おぬしが損得勘定抜きで「こっちがいい」と言えるものを、相手も「こっちがいいね」と言えるならば、それは単なる意見の一致を超えて、清い心の持ち主同士である証拠となろう。この週、そう気付いたならば、二人の前途は明るい。
逆に、おぬしが損得勘定から何かを選ぶならば、相手と意見が一致しても、今は良くても付き合うにあたっては少々、警戒すべきであろう。相手もまた損得勘定で何かを選ぶ人であり、それはいずれは恋愛関係にも影響する。おぬしが相手にとってなんらかのメリットを与える立場で居続けられれば良いが、そうでなければ辛いこともあろう。この週、その片鱗があれば見えてくるはずじゃ。
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