8室にはスピリチュアル以外には夜の仕事、人の生死に関わる仕事、極秘任務、遺産受け継いでニート、旦那に養ってもらって引きこもり専業主婦、専業トレーダー、お金持ちの愛人とかもあるけど、それも嫌ならほかには金融、不動産、あとそれはそれでつまらないとか言われそうだけど（贅沢過ぎるけど）大企業や公的機関の内勤もあるわよん。でも、ぜーんぶ嫌なら、月と火星を観る。
タイトルでは「月と火星」に注目、としたけど、もし、占いを本業にはしないけど、自分自身の人生をとことん占いを活用して生まれてきた目的を完全に果たしたい！って高い志を持ってる人は「MCとドラゴンヘッド」に注目ね。それはそのうち話すわ。
ってことで、今回は職業選びに使える「月と火星」の話ね。
※この記事は西洋占星術勉強中で「自分の出生時間が判明していてハウス区分が分かる」方向けです。
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■太陽だけじゃなく水星金星も8室。スピリチュアルから離れられない？
太陽が8室にあってスピリチュアルにめっちゃハマってる人は、たいてい水星と金星も8室よね。太陽と水星の最大離角は28度、金星は47度だから、火星以遠の天体とは違って太陽からあまり離れないから。
この3天体が8室だと、ほかの職業で活躍してる人でも、ココシャネルと同じようにやっぱりスピリチュアルな事柄には関心が強いわ。でも「関心は強いけど、ほかの仕事がしたい」なら、常に運命共同体で近い場所にいるこの3天体とまったく関係なく運行してる、月と火星の星座とハウスをチェックするのがおすすめ。
冒頭で話したように、本気で魂の成長をとか言い出したら観る場所はほかにあるけど、月と火星の星座や入ってるハウスが管轄する分野は、ごく自然にできること、熱中できることだから、一生の仕事にするのが楽なのね。
特に女性の場合は「月」の星座とハウスは精神と肉体の健康に関わるから、仕事にしなくても趣味として何かしら月の興味や関心は満たしていきたいところ。
単純過ぎる例だけど、8室に蠍座太陽水星金星のステリウムがあるけど、6室に乙女座の月があれば、看護師ならごく自然になりたいと思いやすい。火星もあれば、なれて、しかも有能で周囲からも一目置かれたりする。
同じ看護師という職業でも、皮膚科の外来から終末期病棟まで担当は幅広いけど、8室に太陽金星があるなら、終末期病棟で人の死と日々向き合っても病まずにいられて適性バリバリかも。
5室に月か火星なら「女優」になって、8室のステリウムは「役が乗り移ったかのような」圧巻の演技力として役立てられるかもしれない。または、8室に太陽金星があるとそれは性的な魅力にもなるから、色気を売りにできるかもしれない。
8室太陽水星金星だけど、月が11室で火星が5室でTスクエアで「何をすればいいのか分かりません！」「何をしててもストレスが溜まります！」みたいな人は「苦労せずやれること」と「やりたいこと」と「それでお金を稼げること」が重ならないのよね。
「やりたいことで稼ぐ」が、理想だけどなかなかうまくいかない。世の中のニーズがない。始めてみたら思ってたのとはまるで違って楽しくない、辛いだけだったetc.
「始めちゃえば、やりたいことで稼げるようになる！心のブロックを外しましょう！」なんてキラキラ起業家に煽られて退路を断って自分もキラキラ起業してみたら、あえなく失敗。嫌なことも多いけど家賃払えてたかつての仕事には戻れなくて、これからどうしたらいいの、なんて人もいるし。（近年、多いわよ）
それなら、とりあえず生きるために、つまんないとか嫌だなとか思うことでもとにかく今、収入があるならそれを大切にしててお金を稼ぎつつ「苦労せずやれること」と「やりたいこと」を趣味程度からお小遣い稼ぎ程度でやってみる。並行してやれる範囲でやっていくのが安全よ。
ちなみに月も火星も8室なら、もう迷わず8室の管轄する職業に就くしかないわね。とか言いつつ、過ぎたるは及ばざるがごとし……じゃなくて、陰極まれば陽、とも違ってうーん、、、アタシの語彙力じゃ的確には言えないけど、現実には冒頭に挙げた「大企業」「公的機関」で実直に勤めてて社会的にはなんの変哲も無い常識人もたくさんいるから大丈夫よん。
続く。
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