獅子座の人の特徴★獅子座の神話と星座の話

獅子座の人の特徴★獅子座の神話と星座の話

①流星群としても有名な星座

星占いでは7月23日から8月22日頃の生まれの人は獅子座とされています。黄道十二星座の5番目に位置する獅子座は、夏生まれの人の星座なので夏のイメージがありますが、一方で獅子座流星群が11月であるため秋のイメージを持っている人も多いでしょう。

獅子座には?マークを逆さにしたような星の並びがあり、その先端に1.3等星の明るい星レグルスが輝いています。他にも獅子の尾に当たる場所には2.1等星のデネボラがあり、デネボラとうしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカの3つで春の大三角形をつくっています。

獅子座流星群は過去に1時間に数千個もの流星を観測した記録があり、大出現する流星群として大変有名なものです。毎年11月17日ごろにピークを迎えます。見やすく分かりやすいため、天体ファンだけでなく子供からお年寄りまで一般の人たちにも人気の流星群です。

②獅子座の神話

ゼウスの嫉妬深い妻であるヘラは、ゼウスと他の女性の間に出来た子供であるヘラクレスを快く思っていませんでした。
ヘラはある日ヘラクレスに狂気を吹き込み、ヘラクレスが自らの手でその妻と子供を殺してしまう様に差し向けました。作戦がうまくいき、ヘラクレスは自らの手で妻と子供を殺してしまいました。
しかしヘラクレスは狂気を吹き込まれていた事など知らず、自分の行いは罪深く償いをしたいと考えました。
ゼウスに相談するとミュケナイ王エウリュステウスの元に行くように言われます。そのエウリュステウスから与えられたのが12の難行です。
その1番目に当たるのがネメアの森の化け獅子退治でした。この化け獅子は家畜や人を襲って食べてしまうので、人々から恐れられた存在でした。分厚い皮で覆われ甲羅のような筋肉を持った化け獅子には誰も敵いません。ヘラクレスも矢を放ったり剣で応戦していく中で分厚い皮に気が付きました。

そこで作戦を変更し、こん棒で頭を殴って気絶させることに成功しました。そして3日3晩かけて獅子の首を締めあげ、ようやく絞め殺して退治したのです。ヘラクレスは勝利の証として分厚い皮を剥いで自分の防具としてまとい、爪を武器になるように加工して使いました。化け獅子はその強さを讃えられ、ゼウスに天に上げられて星座となりました。こうして化け獅子は獅子座となったのです。

③獅子座の人の特徴とは?

百獣の王とも呼ばれる獅子は、その強さからプライドが高く強くあろうとします。獅子座もそのような性格とされ、スポットライトが当たるような場所を好み、リーダー性を発揮して、理想に近づけようと努力します。その一方で獅子が群れを持つ性格から、愛情深く社交的で、面倒見の良い性格だとされます。プライドが高いゆえに社交の場でつまらない見栄を張ったり、自己満足が過ぎるところもあります。自分が所属するグループはきちんと守るため、リーダー的存在で信頼され、深い関係を築くことが出来ます。

意思が強いので努力して目標を達成できる性格です。頑張り屋さんであるため人気者でもあります。

相性の良い星座は同じ火のグループである牡羊座や射手座です。支配性は太陽で、幸運色はオレンジや金色とされています。

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