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この世の中には、ストレスや思い癖の無い人はいないといえるでしょう。「魂の夢」はそんな私たちの未熟さの表れです。魂の夢を見ないようにするためには、つねに波長（心境）を高く保つことが求められます。魂が成長することによって、心が平和になり本当の本当の幸せが得られるのです。では、聡明なおとなの魂を持つためには、いったいどのようなことを心がけていけば良いのでしょう。ここでは、魂を成長に導くいくつかの指針についてまとめていきたいと思います。これを心がけて生きるだけでもずいぶんと変わってくることでしょう。
魂を成長させるスピリチュアルな心がけ①うぬぼれない
人よりお金を持っている・人より美しいなど他の人と比べて、秀でた部分があったとしても、うぬぼれるのは間違いです。
そんな自分であっても、できないことはたくさんあるはずです。
自分に足りない部分は、それができる人たちに補ってもらっているということを忘れずにいましょう。
そして、自分に秀でた部分があるのなら、それが足りない人のために喜ばれることをしましょう。
「自分は人のために何が出来るのだろう」そう考える心の余裕が欲しいものですね。
魂を成長させるスピリチュアルな心がけ②物欲・色欲はほどほどに
物欲が強いとき、それは愛を求めているときです。
私たち人間は「常に愛で満たされていたい」という欲求を持っています。
物も同じで、次から次へと欲しいものが無くなることはありませんね。
ですが、物は人を幸せにはしてくれません。
本当に必要なものかどうか見極めることが大切ですね。
また、色欲も物欲と同じように貪欲（どんよく）になるのは、満たされない心の表れです。
しかし、禁欲しすぎるのも問題です。
性に関してはナチュラルでいることが大切です。
魂を成長させるスピリチュアルな心がけ③怒りを持たない
人は時として、怒りの気持ちを抑えられないときがあります。
ですが、何かに腹を立てることが多い場合、それは魂が未熟であることの表れである場合があるのです。
怒りは私たちの波長を下げ、時には健康にも害を与えます。
怒りを抑えるためには、人生の真理を理解することが必要です。
スピリチュアルについて学ぶこともその１つといえるでしょう。
魂を成長させるスピリチュアルな心がけ④過食に走らない
食べたいものを食べたいときに食べられる。
そんな便利さの陰で、人類の肉体は徐々にむしばんでいるといわれています。
添加物・農薬が身体に及ぼす悪影響を考えても、食料の大量廃棄について考えても、大食には様々な犠牲がともなっているということがわかります。
お腹いっぱい、またはそれ以上に食べたいと思ってしまう私たちですが、量だけにこだわると、自分の身体を形成する食べ物の質を落とすことにもつながります。
食べるものについてもう一度、考えを改めたいものですね。
魂を成長させるスピリチュアルな心がけ⑤嫉妬しない
自分より幸せそうな人をみると、私たちはついつい嫉妬を感じてしまうものです。
ですが、人に対して嫉妬するのも魂が未熟な証拠なのです。
自分の人生を受け入れ、輝かせていれば嫉妬心など感じないはずですね。
人の表面だけを見て、無いものねだりをするのはやめましょう。
魂を成長させるスピリチュアルな心がけ⑥怠惰にならない
私たちの人生は誰もが期限付きです。
怠惰に過ごしてなどいられないはずです。
怠惰から生まれるものは「不満」と「空虚」です。
充実感こそが私たちの幸せにつながるものなのです。
死後に後悔しないよう、毎日を充実させて過ごしましょう。
魂を成長させるスピリチュアルな心がけ⑦悪口・卑下をやめる
スピリチュアルな世界では、悪口を言うことと卑下することは同じこととして考えます。
人の悪口をいう行為は自分の悪口をいう行為と同じであると知りましょう。
なぜならば、すべての魂は究極的には１つの存在であるためです。
また、自分を卑下する行為は人を悪くいう行為と同じです。
卑下することより向上することを考えましょう。
魂を成長させるスピリチュアルな心がけ⑧意地悪をしない
意地悪も魂が未熟な証拠です。
意地悪の奥底には、自分を理解して欲しいという甘えがあるのです。
ですから、とても幼くて恥ずかしい行為であると認識しましょう。
最後に
ここであげたスピリチュアルな心がけに共通するものは「傲慢（ごうまん）」です。
そして全ての根本に、心の弱さと魂の未熟さがあるのです。
ですが、人生におけるスピリチュアルな真理を知ることで、そこにしっかり根ざした生き方ができるようになるでしょう。
謙虚さが生まれ、傲慢さが徐々に消えていくことによって、わたしたちの魂は聡明な大人の魂になっていくのです。
そして、本当の幸せが得られます。
「魂を成長させること」、意識して心がけていきたいものですね。
