目次【開く】
風水では恋愛のことを「桃花」といいます。そして、恋愛運と関係の深い家の位置を「桃花位」と呼びます。桃花位は風水学において、恋愛運を高める作用がある方位とされ、恋を成就させたい人や、良い出会いを呼び込みたい人に是非取り入れて欲しい風水術になります。
ここでは、そんな桃花位について、そして恋愛運を上げる間取りについてまとめていきたいと思います。
桃花位の調べ方について
桃花位の調べ方は色々あり、家の住人全員(特に家長)に効果が現れるというものがあります。
これが「屋向による桃花位」です。
屋向とは、家から出かける際、玄関に立ったときの顔の向きを指します。
他には「自分の干支」による桃花位や「自分の生まれた年」による本命卦(ほんめいか)などがあります。
ですから、家族と住んでいる場合は、自分の干支や生まれた年によって桃花位を調べると良いでしょう。
ここでは、一番簡単な干支による桃花位の調べ方をご紹介致します。
干支による桃花位と花瓶の色は・・
寅・午・戌の干支は東に青か緑の花瓶。
申・子・辰の干支は西に金か白の花瓶。
亥・卯・未の干支は北に藍色か青の花瓶。
巳・酉・丑の干支は南に赤か紫の花瓶。
となっています。
このように桃花位で重要視されているのは、花の色ではなく花瓶の色となっているのです。
そして、その方位に水を置くことが大事であると考えられており、別名「桃花水法」とも呼ばれます。
桃花位に花を飾るときのポイント
桃花位が決まったら、この方位にある部屋に花を生けます。
長い時間、寛ぐ部屋に飾ることがポイントです。
花の色は、ピンクや赤、オレンジといった明るい色が良いとされ、造化やドライフラワーはNGとされています。
また、香りの強いものはより効果的です。
中でも「水の気」が強い女性は、美容運や恋愛運を上げる特効薬になるといわれています。
花を生ける時の注意点は・・・
1. 水は必ず花瓶を満たすようにしておくこと。
2. 水はこまめに交換し、淀ませないようにすること。
3. 枯れたお花をいつまでも放置しないこと。
花瓶の水は、花が吸い取った悪い気が溜まってしまうため、毎日取り換えることをオススメします。
また、空の花瓶は良い気が吸い取られていくとされます。
桃花位だけじゃない!「東方位」の効果的な使い方
恋愛運を上げるのに理想的なのは、南東の方位にベッドを置き、東枕で寝ることです。
なぜならば、若々しさを司る方位は東となっており、恋愛運を司る方位は南東となっているためです。
どうやら恋愛運の決め手は「東方位」にあるようです。
ですから、部屋の中心から見て南東にベッドを、東に枕を置くと良いでしょう。
このように寝室の場合は、美容運アップのためにベッドの位置や枕の位置も重要になってきます。
ベッドの位置や枕の位置を理想的な場所にすることができない場合は以下の対処法によってカバーすることができます。
1. 部屋の東に花を飾る。
2. 東の窓にクリスタルを吊るす。
3. カーテンをピンク・オレンジ・クリーム色にする。
また、朝日が入り込む東は、音の出るものと相性が良いようです。
ですから、東方位に玄関がある場合はウィンドチャイムやドアベルを付けることで、良い気を運んでくれるでしょう。
桃花位と鏡やドレッサーの配置
風水では、自分の寝姿が鏡に映ることをタブー視します。
私たちは眠っているときが最も無防備ですね。
そのため、良い気も悪い気も吸収しやすく、また、気を吸い取られやすい状態にあるのです。
眠っている間に鏡に寝姿が映っていると、鏡が気を吸い取ると考えられています。
気を吸い取られるということは、さまざまな良い運気も吸い取られていることになり、恋愛運アップの妨げになります。
同じように、テレビやデスクトップパソコンなどにも自分が映りますね。
このようなものも寝室には置かないほうが良いとされています。
これらのものをどうしても寝室に置かなければいけないときは、眠るときに布をかぶせるなどして寝姿が映らない工夫をする必要があります。
そして寝室には常に良い気が漂うように心がけ、清潔で安らげる空間にしておくことが大切です。
眠っている間に良い気を吸収することができれば、きっと良い出会いに恵まれることでしょう。
最後に
このように、恋愛運を上げるためには「桃花位」の風水術を取り入れることでその効果が期待できるということがわかりました。
お花を飾り、お水を取り替える暮らしは、女性らしさの意味も教えてくれそうです。
そして、きれいに掃除されたお部屋は、そこで過ごす自分が心地良いだけでなく女子力を上げると共に運気も上げてくれるのです。
いつ、どんなステキな人が訪れてきても恥ずかしくないお部屋にしたいものです。
また、恋愛運を司る方位を知ることで、その方位を上手に活用していくことができますね。
東方位と相性の良い物を知ることも、良縁を手にするポイントといえます。