◎人混みを歩いているとき不思議と自分の周囲が空いている・妙に歩きやすい
良きことのように思えるが、生霊を放っている念の強き者は己の周囲に独特の瘴気を漂わせておるのじゃ。
これが良くも悪くもモンスター除けの呪文トヘロスのような効果となり、気に敏感な他人を寄せ付けない。よほどの鈍感な輩や、おぬし以上の念を放ちながら生きている誰やらは構わずぶつかってくるであろうが。
ただ、人を寄せ付けない理由にはもう一つ、運気が強くオーラも清いゆえに、自然と悪しき他人を遠ざけるというものもある。
前者は「良くも悪くも寄せ付けない」ゆえに、例えば恋人募集中でも、良き異性をも遠ざけてしまう。
後者はどうでもいい他人や悪心を抱く者を遠ざけ、幸せな関係を築ける善良な相手は引き寄せる。ゆえに、生霊を放ち続けるのは恋にもその他の人間関係にも、本来はマイナスとなるのじゃ。
◎知り合いからの連絡が減った
人混みで他人に避けられるのと同じ理由で、おぬしと潜在意識レベルで繋がっているはずの人々が、なんとなくおぬしに近づきがたいものを感じて連絡してこなくなるのじゃ。
◎少しだけ意識を向けた他人の失敗やがっかりを目撃することが増えた
特に恨んでなどいないものの、レジに並んでいて、自分の後ろがカップルでいちゃついていたとする。「うざいなぁ」と、おぬしが嫌な気分になったとする。おぬしのレジが終わり、そやつらの番になったとき、レジ係がなんのことわりもなくドン!と「レジ休止中」の札を出して「休憩入りまーす」と宣言して去っていく。
ふつうに見れば「レジ係が悪い」となるが、おぬしにしてみれば「バカップルがいい気味」であろう。このようなことが起こるのは、そのカップルのおぬしとはまったく関係のない日常生活の中でちょいちょいと他人に迷惑をかけていることの因果応報でもあろう。