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「自然は気持ちが良いもの」、多くの人がそう思っていると思います。では、どうして自然は気持ちが良いのか考えたことがある人はどれくらいいるでしょう?自然はただ気持ちが良いだけでなく、私たちに計り知れないほど大きいものを与えてくれます。ここでは、そんな自然界が持つ力とメッセージについてまとめていきたいと思います。
また、この世には、治る病気と治らないといわれる病気がありますね。しかし、医者に余命を宣告されたのにも関わらず、その余命をはるかに超えて長生きする人がいるのも事実です。ポジティブな思考は体の不調や病気も、治してしまうことや、和らげることがあると考えられているのです。もしかすると、これからの時代は思考によって病気が治せる時代がやってくるのもかもしれません。
自然界が私たちにメッセージを送ってくれているってホント?
「自然界は私たちにメッセージを送ってくれている」このことを信じることができる人はどれくらいいるでしょう?
星や月、植物など自然界にあるものは、私たちに大切なメッセージを送っていると考えられています。
ですから、自分らしく生きるためにも、幸せな世界を作るためにも自然界と一体になれば、自然界からのメッセージを受けとることができるのです。
ですが、そのメッセージを受け取るためには、偏見や思い込み、無駄な情報を捨てなければなりません。
自然は、膨大な情報を人間に伝えてくれています。
自然界と一体化する方法とは?
とはいえ、いきなり「自然界と一体になりましょう」といわれても、どうすれば良いのか悩んでしまいますね。
ですが、それは私たちにとって難しいことではありません。
どんなにビルが立ち並ぶ都会の中で暮らしていても、空を見ることはできるでしょう。
太陽や月も見ることができます。
風を感じることも、日差しを感じることもできますね。
時には鳥が飛ぶ姿も目にすると思います。
その中で、自然界の音に耳を傾けてみるのです。
虫の鳴き声や、風の音が聞こえてくるでしょう。
お休みの日には、少し足をのばせば森の中を歩いてみることもできます。
そんなときは、木々の声に耳を傾けてみましょう。
近所に緑があるのなら、朝のお散歩を習慣にすると良いですね。
自然界から何が学べるかは、その人によって違うでしょう。
自然界はその人にとって必要なメッセージを送ってくれているからです。
大切なことはただ一つだけ、「耳を傾ける」ことなのです。
私たちが自然界から学ぶこと、それは本を読むよりもたくさんのことです。
自然が私たちを癒す理由
自然の中にいると気持ちが良いのは、「ただなんとなく」ではありません。
花や植物の香りによるアロマテラピー効果、森林浴効果など、自然が私たちの心身を癒す効果は科学的に証明されているのです。
インドア生活、ストレスの多い都市生活では、人間の免疫力や神経に悪影響を与えます。
これらが、自分の夢を追いかける、前向きな思考の妨げになっていると考えることができます。
ですから、家から外に出て、あるいは窓を開けて外の空気を吸うことが大切です。
病院などで、屋外に出ることができない患者さんは、窓から見える自然でも回復と苦痛の程度に影響を与えることがわかっています。
自然界とのつながりを大切していた著名人
著名な植物学者達は、自然界がメッセージを送っているという事実を認めています。
そして、目に見えない世界の重要性について証明しているのです。
彼らは、科学的な発見は全て自然界と一体になったからこそ生み出すことができたと言います。
早朝の散歩は、アメリカ出身の植物学者であるジョージ・ワシントン・カーヴァーも毎日の習慣としており、彼はそんな時間の中で自然とつながり、自然から多くのアイディアをもらっていたと言っています。
彼は、ピーナッツや大豆、サツマイモを原料とした食品を100種類以上も発明したとして知られています。
また、800種類もの新種の植物の交配に成功した植物学者ルーサー・バーバンクも本当に価値のあるニュースは宇宙が送ってくれるニュースだけだと信じています。
「世界一の天才」と呼ばれるアルバート・アインシュタインも自然界のつながりを大切していたと言われます。
このように、自然界のメッセージに耳を傾けることで、求めている答えが得られるということがわかります。
自然界のメッセージを聞くことができるのは、限られたごく一部の人たちではありません。
自然界はいつでも、どんな時も私たち一人一人に必要なメッセージを送っているのです。
私たちがそこのことに気付いていない・意識していないだけなのですね。
思考は現実化する!「気の持ちよう」という言葉は本当の事だった
「なんだか体調が優れない・・」そんなことは誰にでもあるものですね。
そんなとき、周囲の人から「気のせいだよ」とか「気の持ちようだよ」と言われることがあります。
「病は気から」も古くから言われてきた言葉です。
この言葉のように、私たちは「気持ちが良いか」、「気持ちが悪いか」つまり、「気持ち」のせいで体調が悪くなってしまうことがあるのです。
気持ちが悪いとき、それはネガティブな気持ちを持つときであり、気持ちが良いときは、ポジティブな気持ちを持つときであると考えることができます。
たとえ大病であっても、ポジティブな気持ちを持っていれば治ってしまう人がいて、名医にかかってもネガティブな気持ちを持っているがために治らない人がいます。
つまり、物事の捉え方が体調にも大きな影響を与えているということなのです。
「病気」というものをどのように捉えるか、そして病気でも幸せ・楽しみ・喜びを見つけられるか、そうでないかの違いがとても大きいのですね。
このように、病気は医者や薬や最先端の治療よりも、本人の気持ちが一番大きい影響を与えるということがわかります。
思考は現実化する!どんな時も良いことを見つける習慣を身に付けよう!
とはいえ、辛く苦しい病に伏しているとき、幸せや楽しみ、喜びを見付けることはそう簡単なことではありません。
ですが、そんな時こそ何かを解き明かす重要な鍵が見つかるようです。
残念なことに、そんな時でなければその重要な鍵を見つけることができないといったケースもあるのです。
このように、一見すると辛く苦しいことが、実は姿を変えた奇跡であることが多いのです。
辛く苦しい時には、「つもり」になって生活するという方法も役立つでしょう。
この実験も実際に行われ成果を出しています。
あるニューハンプシャー州の修道院で、70代から80代の男性だけを集めて合宿生活を送るというもので、合宿所では1952年つまり若かりし頃に戻ったつもりで生活するという実験です。
合宿所には当時を再現するものがセットされています。
そこで彼らは当時の映画や雑誌、ニュースで盛り上がるのです。
この実験の結果、参加者の姿勢・聴覚・視覚・知能などに向上が見られ、関節の柔軟性が増すなどといった効果が出ました。
思考をつかって潜在意識に信じ込ませると奇跡が起きる!
「肩が痛い」・「腰が痛い」といった体の不調を訴える人は多いですね。
「痛い、痛い・・」とまるでクセのように言ってしまいます。
それは痛いことで頭がいっぱいだからですね。
そんなときは、他のポジティブなことに気持ちを切り替えてみましょう。
例えば「今日の空は青くて気持ちが良いな」といった身近にある幸せを探すのです。
幸せ探しはできるだけ多い方が効果的です。
そうしているうちに、脳が勘違いをして痛みが治まるでしょう。
このように、思考を自分の都合の良いように活用し、潜在意識に信じ込ませることで体の不調が解消することがあるのです。
思考は現実化する!実際にあった潜在意識を使った効果の例
フランスの心理学者であり薬剤師であるエミール・クーエは、患者に薬を渡すときに薬の効き目を大げさにほめると、多くの患者が良くなり、何も言わずに渡すと劇的な効果は現れないという「プラシーボ効果」という現象を効果的に活用したとして知られています。
彼の治療の成功率は93%にもなったのです。
彼は、思考が現実になることを知っており、治療に必要なのは潜在意識の思考を変えることだと考えたのですね。
彼の治療によって、腎臓病・記憶障害・糖尿病・扁桃腺・子宮脱といったありとあらゆる病気が治りました。
プラシーボ効果とは、実際には手術・治療をしていないのに、手術・治療をしたといわれただけで病や体の不調が治ってしまうというものです。
これとは逆にノーシーボ効果というものがあり、これは副作用の無い薬を与えたのにも関わらず、副作用宣告をされた患者には副作用の症状が出るというものです。
このことからも、私たち人間の思い込みにはとても大きな力があるということがわかります。
最後に
私たちの周囲に当たり前のようにある自然を、改めて見直し、感謝しつつその恩恵を受けていきたいものですね。
自然のありがたさを全身で感じることで、自然のメッセージを感じ取れるようになっていくのです。
そこには自分らしく生きるヒントや、思い通りの世界を作るヒントがあります。
空の青さや白い雲を見て、幸福感が得られるということは、私たちの思考も豊かなものになっているといえます。
ですから、少しでも多く自然と一体化する時間を増やしていきたいですね。
また、私たちの体の不調や病気も気持ち「思考」で治せるということが分かりました。
これからの世の中はどんな病気も気持ちで治せるようになることが理想ですね。
病気のない世界・・それは誰もが望む世界であるはずです。
そんな世界にするためには、思考をフル活用する時代になっていかなければなりません。
改めて思考が持つ力の大きさについて知らされた気がします。