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カカオニブをご存知ですか?カカオニブとは、バターや砂糖などを加えなくても美味しく食べられ、しかも美容に良いと注目されているスーパーフードです。この記事ではカカオニブについて、カロリーや食べ方や注意点、最後に手軽なレシピをご紹介します。
カカオニブとは?
カカオニブとはカカオ豆の胚乳部分を発酵させた後に焙煎・乾燥させて粉砕、チップ状にしたもので、スーパーフードとして注目を集めています。
カカオニブとは、チョコレート菓子やココアの前の段階
カカオニブに甘味はなく、ビターチョコレートのような苦み・酸味と香りがします。見た目は固そうですがコリコリ、作業の合間に手軽に食べることができます。SNSでは甘味がなくても美味しいという評価が多いです。
カカオニブの注目するべき栄養成分
カカオニブはチョコレートと同じようなリラックス効果を得ることができます。チョコレートの栄養として食物繊維、鉄分、マグネシウムが挙げられますが、美容面で注目したいのはポリフェノールとデオブロミンです。
ポリフェノールは細胞の老化によるお肌のシミ・シワ・たるみなどを予防するだけでなく身体の抵抗力も高めてくれます。またポリフェノールには血行を促進させ代謝を上げる効果もあるため、ダイエットに取り入れると良いとされています。
デオブロミンには脳を刺激し記憶力や集中力をサポートする働きがあります。ほかにカテキンも含まれているので口臭予防や虫歯予防にもなります。
カカオニブのカロリー
カカオニブは10gあたり約50キロカロリーです。
大きなスプーン1杯で100キロカロリーを摂ると考えましょう。糖質はありません。お菓子として食べるチョコレートよりヘルシーですが、低カロリーではないので気を抜いて食べていては太ってしまいます。
カカオニブ摂取量
カカオニブの1日の摂取量は体重10㎏に対して10gです。甘味がないので無性に食べたくなるものではありませんが目安を知ることで過剰摂取のセーブになります。
カカオニブにはカフェインが含まれている
カカオニブにはカフェインが含まれています。摂取量を守れば問題はありませんが食べ過ぎてしまうと睡眠の妨げになります。また妊娠中や授乳中の人は食べるのを止めておいた方が良いです。
カカオニブの食べ方は?
カカオニブの食べ方は様々ですが、次のような食べ方をすると手軽にカカオニブを食べることができます。
- そのまま食べる
- ヨーグルトに混ぜる
- シリアルに混ぜる
- エネルギーバーにする
- パンケーキに混ぜる
- 温かい飲み物に混ぜる
- 調味料として利用する
そのままつまむのも良いし、食材にトッピングするのも美味しいです。また「カカオニブのデュカ」といって調味料として販売されています。白身魚や肉のソテーの味の決め手(本格的な味に仕上がる)になると人気を集めていますよ。
カカオニブはどこで買う?
最近は店舗でもカカオニブが手に入るお店が増えてきました。
- カカオニブ コストコ 「有機カカオニブ」100gあたり626キロカロリー
- カカオニブ カルディ 「志立 有機カカオニブ」100gあたり642キロカロリー
- カカオニブ 成城石井 「シモン・コル カカオニブ」
成城石井の「シモン・コル カカオニブ」は人気で、成城石井のバイヤーもおすすめしている商品ですが、加工されたものです。上記のお店以外でもAmazonや楽天などのショッピングサイトを見ると、カカオニブはいろいろなメーカーから販売されています。500gの袋で1,200円から2,000円くらいで販売されています。
カカオニブの簡単アレンジレシピ!おすすめの食べ方
カカオニブのアレンジレシピとして、おすすめの食べ方をご紹介します。
カカオニブのアレンジレシピ①カカオニブのホットスムージー
カカオニブ 小スプーン1杯
ショウガ 少々
バナナ お好みの量で
豆乳 お好みの量で
チョコレートシロップ 少々
ミキサーに適度にカットしたバナナと豆乳を入れてかくはんさせ、マグカップにうつしてレンジで温めます。チョコレートシロップを少々入れお好みでショウガも入れてください。(チョコレートシロップは入れすぎてしまうと太る原因になります。)バナナと豆乳で甘味は十分足りていますよ。最後にカカオニブを散らしたら完成です。
カカオニブのアレンジレシピ②カカオニブのエネルギーバー
カカオニブ 30g
ナッツ類(アーモンド・カシューナッツなど)80g程度
オリゴ糖 (ナッツ30gあたりスプーン1杯)
ナイロン袋にナッツ類を入れて麺棒などでお好みの大きさに砕きます(包丁で粗みじん切りにしても良いです)。フライパンにナッツ類とカカオニブを入れて少し煎ります。そこにオリゴ糖を入れて弱火で混ぜます。熱いうちにシリコーンの製氷機(型)に入れて平らに調えます。冷蔵庫で20分ほど冷やしたら完成です。
製氷機で固めて小分けにすることで少量ずつ食べられるし、持ち運びができて便利ですよ。
最後に
スーパーフード「カカオニブ」は美容におすすめのアイテムですが、カロリーが高くカフェインも含まれるのでたくさん食べるものではありません。朝食のヨーグルトに混ぜたり仕事中の間食にしたり、リラックスしたいときにつまんだりする程度にしましょう。またカカオニブの効果を得たいなら砂糖などを入れて加工していないカカオニブを選ぶようにしましょう。