ジンギスカンのカロリーは?ダイエット中の焼肉はジンギスカンがおすすめ

ジンギスカンのカロリーは?ダイエット中の焼肉はジンギスカンがおすすめ

ダイエット中でも焼肉が食べたくなることがありますよね。そんなときは一般的な牛の焼肉ではなく、 ヘルシーで栄養満点なラム肉を使ったジンギスカンにしてみてはいかがでしょうか。ジンギスカンは焼肉と比べてカロリーが低く、野菜もたくさん摂れるのでブームが再燃しているのです。ジンギスカンのカロリーとダイエット効果、おすすめの食べ方をご紹介します。

ジンギスカンのカロリー

ジンギスカンのカロリーは?

ジンギスカンに使われるラム肉は、牛肉よりもカロリーが低めです。ロースで比較すると、100gあたりのカロリーは牛ロース410kcalに対しラムロースは230kcalです。またジンギスカン一人前のカロリーは約420kcalで、一般的な定食と比較しても低いことがおわかりいただけるでしょう。肉を中心に食べる普通の焼肉と違って、ジンギスカンは野菜をいっしょにたくさん食べます。ラム肉のカロリーもさることながら、ジンギスカンは野菜もしっかり摂れるので栄養価も高く、ダイエット中の方には向いている肉料理なのです。

ジンギスカンのカロリー

牛の焼肉やホルモン焼きとカロリーを比較

どの部位を食べるかでも異なりますが、一般的に牛の焼肉一人前のカロリーは約533kcalとジンギスカンに比べて高めです。ホルモンであれば100gあたりのカロリーは100kcal台であるものが多いのでカロリーは抑えられますが、がっつり肉を食べたいときには少し満足感が低いという人もいるのではないでしょうか。カロリーを抑えつつ肉をしっかり食べたいなら、ジンギスカンはぴったりのメニューなのです。

ジンギスカンのダイエット効果

カロリーが低めなだけではなく、ジンギスカンに使われるラム肉にはダイエットにうれしい効果がたくさんあります。

脂肪燃焼を促すL-カルニチン

L-カルニチンは動物性タンパク質中のアミノ酸の一種で、脂肪を燃焼させる効果があります。細胞の中の「ミトコンドリア」では脂肪酸からエネルギーが作られています。このミトコンドリアに脂肪酸を運ぶ役割を担っているのがL-カルニチンで、これが多いほど効率よく脂肪を燃焼できるのということ。L-カルニチンはすべての肉類に含まれていますが、中でもラム肉はその含有量が最も多いのです。

コレステロールを減らす不飽和脂肪酸が豊富

肉類を多く摂取していると、どうしてもコレステロールが過剰になりがちです。コレステロール自体はホルモンの原料となる重要な物質ですが、摂り過ぎは血液をドロドロにし生活習慣病の原因となります。この過剰なコレステロールを減らす働きがあるのが不飽和脂肪酸。不飽和脂肪酸は魚に多く含まれていますが、他の肉類と違ってラム肉にも豊富に含まれているので、コレステロール値を下げてダイエット効果が期待できるのです。

ダイエット中にジンギスカンを食べるときのポイント

比較的カロリーの低いジンギスカンですが、以下の注意点を覚えておくとさらにカロリーカットができます。栄養をしっかり摂るためのポイントも合わせて押さえておきましょう。

ダイエット中にジンギスカンを食べるときのポイント

脂身の少ない部位を選ぶ

脂身はカロリーを大きく引き上げてしまいます。牛肉と比較すると低カロリーなラム肉ですが、脂身の少ない部位を選ぶことで余計なカロリーを摂取することを防止できます。ラム肉の中で最も脂が少ないのはモモの部分で、100gあたりのカロリーは約198kcal。ダイエット中にジンギスカンを食べるなら、モモ肉を食べるようにしましょう。

鍋に入れるラードは最初だけで十分

ジンギスカンでははじめに鍋にラードをつけて、そのまま鍋に入れておきます。しかし余分なカロリーを抑えたいなら、ラードは最初だけつけてあとは鍋から出してしまいましょう。こうすることで余計なカロリー摂取を防ぐことができます。

L-カルニチンは熱に弱い

脂肪燃焼効果がありダイエットにはうれしいL-カルニチンですが、熱に弱いという特徴があります。鍋に入れたままずっと加熱していると、せっかくの栄養成分が流れ出てしまうので注意が必要です。ラム肉はさっと表面を焼くだけにして、L-カルニチンをしっかり摂るようにするとよいでしょう。

ダイエットにもおすすめのジンギスカンレシピ

外食として食べるイメージの強いジンギスカンですが、自宅でも簡単に作ることができます。味つけやいっしょに食べる野菜を選べばカロリーを調節することができるのでおすすめです。ジンギスカンの本場・北海道でも食べられているレシピと、ヘルシーな蒸しジンギスカンのレシピをご紹介します。

下味をしっかりつける本格派レシピ

ジンギスカンには焼いてからタレや塩で食べる場合と、ラム肉にあらかじめ下味をつける場合があります。下味をつけるなら、しょうゆ大さじ1と1/2、ごま油、ケチャップ、オイスターソース、はちみつをそれぞれ小さじ1合わせて、ポリ袋を使ってラム肉にもみこみます。お好みですりおろしたにんにくを加えるとよりいっそう風味が増します。

ヘルシーな蒸しジンギスカン

自宅で食べるなら、とってもヘルシーな蒸しジンギスカンもおすすめ!お好みの野菜といっしょに料理酒を少し加えて蒸します。野菜の水分でヘルシーな蒸し鍋に仕上がります。出来上がったらタレをつけてお召し上がりください。

最後に

ヘルシーで注目されているジンギスカンは、ダイエットにうれしい効果がたくさんあります。ダイエット中でも焼肉が食べたい!というときは、ぜひジンギスカンを試してみてはいかがでしょうか。ラム肉はダイエット効果が高く、ジンギスカンなら野菜もたくさん摂れるのでおすすめです。

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