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相手に理解してほしいからと『自己開示』し過ぎる女性へ
この記事は、これまでの恋愛で、好きになった人に早く自分のことを理解してもらいたくて、さらには信頼関係を築きたくて、自分の話をたくさんしてきて失敗した経験ばかりの女性に知っておいてほしい男の本音について。
初対面か会ってまだ数回のうちに『自己開示』し過ぎると相手はドン引きするよ
初対面で自己開示をしすぎると、相手は不快に感じたり、引かれたりする可能性があることはなんとなく想像がつくと思う。自己開示は、相手との信頼関係を深めるためには重要だけど、うまくやっていかないと関係を深めるどころか、逆効果になってしまうんだ。
例えば、初対面で相手に自分のプライベートな問題や過去のトラウマなどを話し過ぎる女性がいる。
相手の男性が優しい人なら、驚いたり、困惑したりしてもそれを態度には出さずに慰めたり共感したりしてくれるかもしれない。
でも、よほどの『不幸な女性を救いたい』なんて願望を持った男以外は、まだ親しくなっていないうちにその女性の過去を知り過ぎると、それ以上関係を深めようとは思えなくなってしまうんだ。
自己開示じゃ足らずに「こう受け止めて」と説明したがるとさらに気持ちは離れてしまう
さらに、もし男側が自己開示してきた女性の気持ちを精一杯汲み取ろうとする優しさを持っていたとしても、女性が望む『こういうふうに受け止めて、こういうふうに接してほしい』の期待に応えられるわけじゃない。
よく言われることだし事実でもあるけど、女性は話を聞いて、ただ共感して欲しい、優しい言葉が欲しかったりするけど、男はうっかり『解決策』を提示してしまう(苦笑)
「前の彼は機嫌が悪くなると私を無視したり、ひどい時には『うるさい、黙れ!』って怒鳴ったりしたの。それがトラウマで」なんて言われたら「別れた彼のことはもう忘れたらいいのに」と、答える男が多いだろう。
それでも『元カレや過去に出逢った男性達に対する文句』を女性が話し続けたら、多くの一般的な男は同情して優しく「僕は君を傷付けないよ!」と寄り添うよりも、
『別れた男の愚痴をずっと言い続けてるけど、それをしたのは俺じゃないし、まるで俺も元カレと同じだと言わんばかりで面倒だな』
なんて思ってしまう。そして、態度や言動に出すか出さないかはその男次第だけど、もし初対面からまだあまり日数が経っていない段階で「面倒だな」と思ったら、残念だけどそこから挽回するのは難しくなる。会話が面倒になって、適当な相槌を打つだけになる男は多いし、そうなったらもう心は離れている。いや、近づく前の距離で固定されてしまう。
知り合ったばかりの彼とうまくいきたければ自己開示より相手の話を引き出そう
自己開示なんて、はっきりいって初対面から数回までの短期間でする必要はない。きちんと付き合うことになって、交際が深まってきたら意図して話そうとしなくても、いつのまにか少しずつ、一緒に過ごす中で伝わっていくものだ。
それよりも、出逢ったばかりで気になる彼、片想いの彼と向き合うときは、彼のことを理解するためにも、まずは彼の話を聞くこと、相手のことを知ろうとすることが重要だ。それももちろん『尋問』や『就活の面接』にならないように(苦笑)彼の恋愛遍歴やら年収やら結婚願望やら、そんなことを聞くものではない。聞くなら、同性の仲良くなりたい友達に聞くようなことを。趣味や好みの話は問題なく聞き出せるだろうし、共通の趣味が見つかればそれは今後の付き合いに大きなプラスとなる。
でも、もし相手が趣味や好みの話より、自発的にしたがる話があれば、もちろんそれを掘り下げよう。そして、相手から尋ねられた場合のみ「この話は、この段階でしてもドン引きされないかな?」と思えることから自己開示をしていこう。それでも話しながら相手の反応を見て「これ以上、この話題を続けると彼、重く感じそう」と思ったら切り上げて話題を変えるようにする。
だいたい、会話で相手に好感度を与える理想的な『話す・聞く』の配分は2:8で、自分が2割、相手が8割だなんてどこかの心理学研究で読んだことがある。とはいえ、わざわざ時間や割合を計測する必要はないし、無理に「私が話すより、彼に話させよう」とすると、それはそれで相手は「なんだか彼女、俺にばかり話させようとしてるな。戦略?」と気付く男もいるから(苦笑)不自然にならないように心がけられるといいね。
続く。
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