2020年下半期【辛口オネエ】(3)秋分から冬至の世の中:混迷する政局と感染症の行方

2020年下半期【辛口オネエ】(3)秋分から冬至の世の中:混迷する政局と感染症の行方

2020年下半期(3)秋分から冬至の世の中:混迷する政局と感染症の行方

9月22日-12月20日までの世の中は?

2020年の秋分は9月22日、明石標準時でジャストになる22:31で秋分図を出してみたわ。

2020年秋分

■パンデミック再び?

夏至図ではこの国の政治経済の状況を表す10室には天王星がいて驚きの大暴露があるんじゃ、と話たけど、秋分図の10室には今度は海王星が鎮座。海王星は6室の月とスクエア。

さらに細かいこと言うと、このホロスコープアプリでは表示できなかったけど、月は射手座10度にあって、同じ場所に実は蠍座の心臓にあたる恒星のアンタレスがあるのね。海王星は感染症や何か得体の知れないものの拡散。月は国民。スクエアだから国民が感染症や何かに悩まされている状況。

これは先に「新型肺炎が実は血栓症に関わる」という説があっての後付け的な読み方だけど、この秋分以降に新型肺炎の第2波がもし来るとすれば、あるいは別の原因だとしても、この秋冬には心臓や循環器、血管に関わる病気に注意が必要になるかもしれないわ。

ASCとDSCの軸とドラゴンヘッド-テイルの軸が少し離れてはいるけど「合」圏内で、海王星はこの軸ともスクエア。(カスプの前5度以内はカスプ合とみなす説。秋分図では4度差)

秋分を迎える時点ですでにいろいろ発生していて、良いのか悪いのか分からないけどもう、それが日常になっている。ポジティヴに「共存しよう」じゃなくて、例えが悪いけど「こうなってしまったからにはしかたない。受け入れるしかない」と誰もが諦めてる状況。でも、人間の適応力ってすごいから諦めたことも忘れていくし、忘れて気にしない人達が大半になって、新型肺炎または新たに流行るかもしれない別の病気的なものは、毎年大勢の人が実は亡くなってるインフルエンザや、いつのまにか話題にならなくなったセアカゴケグモやヒアリと同じ位置に落ち着いていくんでしょうね。

■政治経済は混迷「この国は誰のためのものなのか」分からない状態

秋分図の10室海王星はもう一つ、国の政治や経済の混迷状況も示してて。いったい、どこを向いて政治をしているのか、経済を回すにしてもその経済が誰のためのものなのか、国民にはさっぱり理解できないような。このとき、達政者を示す太陽は4室にいてごく身近で同じ考えの人達と共に安全な場所にいる状況。世界が混乱してても、世界からどう扱われていても「我が国はすごい」とますます愛国心を強めるような。でも4室太陽には10室のキロンリリスがオポジションで、そのスタンスを強烈に批判されて。

11室、既存の政権や国家の枠組みを越えた共同体の部屋に、革命の星天王星がいて、さらにはサッカーチームでいえばホームに帰還中でめちゃ強気な火星がいて、これが5室の水星とオポジション、8室の土星冥王星と合わせるとTスクエア。氷河期世代から下の世代で、いつまでも既得権益にしがみついてる達政者側、特に団塊世代含む上の世代に反乱を起こして(彼らも反撃してくるけど)国に頼らない生き方を掲げて、なんならクーデターが起きてもおかしくないくらい。

ただ、このTスクエアは11室が関わらなくても似たような意味合いを持つし、世界どこでも同じアスペクトができてるわけだから、世界的にこの9月22日から12月20日頃までは世代間の対立「国家」の在り方についての考えの対立からきな臭い状況になるかもしれない。

ま、あんまり怖がってばかりでもなんだから思いっきりポジティヴに観るなら若者が世界を変える、ものすごく画期的な新技術が登場して古い社会システムと入れ替わっていく過渡期で、年寄りはついていけないから古いシステムにこだわるくらいの対立で終わるかも。そしてなんだかんだで氷河期世代含めてもっと若い人達は新しい社会をたくましく作り上げていくんだと思うわ。

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