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エコノミスト2024(1)予言解読☆まずははっきり描かれた4人の男について【久賀原鷹彦】
エコノミスト2024(2)謎解きの続きの前に『公式の予測』を紹介するね【久賀原鷹彦】
エコノミスト2024年版表紙の中段の暗示することは?
まずは、改めてエコノミスト2024の表紙。
今回は中段に注目。左に大きな『目』中央に『投票箱』右に『右肩上がりの株価らしきもの』が配置されている。
これらは素直にそのまま読み取ればいいだろう。ただ、『目』についてはディストピア化の本格化を暗示させる他のモチーフとの繋がりがあるから、後回しにする。
表紙中段の真ん中にある『投票箱』はやはり2024年のアメリカ大統領選挙を示す……。だけじゃない!
真ん中にあるのは見たまま『投票箱』でいいようだ。
なぜなら、2024年11月は2020年以来となるアメリカ大統領選挙があるからだ。
だけど、それだけじゃない。エコノミストの年間予測で表紙に描かれるのは『世界』全体に関わることであって、アメリカ1国のことじゃない。
では、と世界に目を向けると2024年は確かに『選挙の年』になるようだ。
(2)で翻訳・要約をしたエコノミストの公式な予測の1つには
世界中で選挙が行われ、史上最多の有権者が民主主義の現状に注目する
とあった。
エコノミスト2024(2)謎解きの続きの前に『公式の予測』を紹介するね
2024年は『グローバルサウス』の国々が総選挙を実施する年
世界が米国の大統領選挙の行方に注目する2024年、主要な新興国でも大統領選挙や総選挙が控えていることをご存じだろうか。インド、ロシア、南アフリカ(南ア)といったBRICS諸国のほか、インドネシアやメキシコといったG20加盟国がその例で、まさに「グローバルサウス」の中心として注目されている国々である。また、バングラデシュやパキスタンでは総選挙、スリランカでは大統領選挙が実施される予定である。(中略)2024年は、新興国の中でも、ウクライナ危機をきっかけに特に注目されている国々が政治の年を迎える。
★『グローバルサウス』とは?
グローバルサウスとは、主に南半球に多いアジアやアフリカなどの新興国・途上国の総称。グローバルサウスは、経済や政治の世界的影響力を高めているものの、同時に貧困や環境問題などの課題も抱えている。
右側の右肩上がりの株価チャートらしきものは『株価暴落』を暗示?
そして右側のチャートだけど、ぱっと見ると株価暴落を暗示するのかと思うけど、よくみると上下に4つ、通貨のマークが付いている。
これは為替相場のチャートで、上の白いチャートはポンド・ユーロ、下の赤いチャートはドル・円を表しているのだろう。この4通貨は、左にあるポンドとドルが上がり、右にあるユーロと円が下がることを暗示しているのかもしれない。
左の大きな目は脳に繋がっている。ニューラリンク?完全監視・脳ハック社会に?
さて、問題は左側、大きな目があり、それが4つの脳に繋がっているモチーフだ。繋がれているコードは赤と青があり、4つの◾️が上下に並んでいるけれど、そのうちのそれぞれ1つが?になっている。
イーロンマスクのニューラリンクが実用化?
このモチーフはまだ謎が多いけれど、現時点で解読するなら、すでにイーロンマスクが2023年の時点で臨床実験中の『ニューラリンク』が実用化される暗示かもしれない。
脳とコンピューターの接続に大きな前進、イーロン・マスクの企業が実施する臨床試験の中身
脳とコンピューターをつなぐインターフェイス(BCI)を開発しているイーロン・マスクのニューラリンクが、脳インプラントの臨床試験を実施する目的で身体まひ患者の募集を開始した。目標は「自分の思考だけでコンピューターのカーソルやキーボードを制御できる能力を与える」ことだ。
脳とコンピューターの接続に大きな前進、イーロン・マスクの企業が実施する臨床試験の中身
大きな目は『ビッグブラザー』の監視の目。思考まで監視されることに!?
そして、真ん中の大きな目は完全監視社会の始まりで、『ビッグブラザー』の登場と、思考まで監視されることを暗示するとの見方もある。
※ビッグブラザーとは? イギリスの作家ジョージ・オーウェルによるディストピア小説の代表作『1984年』に登場する、絶対的な権力者の呼び名『ビッグ・ブラザー』に由来する。
続く。
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エコノミスト2024(1)予言解読☆まずははっきり描かれた4人の男について【久賀原鷹彦】
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