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他者を他者のまま認めて共存する時代
タイトルはフランスの哲学者ヴォルテールの言葉らしいけど、これって実に水瓶座的なのよね。人は人、自分は自分でキッチリと他者と自分の間に一線を引いておきながら、その他者を他者のまま、自分と異質でもそのまま認めて共存できる。相手を変えようとしないし、そのぶん、自分も変わろうとしない。それで嫌われても動じない。お互い嫌っていても、共存できる。
あ!余談だけど、必要性を実感すれば、動かざること山の如しな不動宮4星座の牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座もガツンと動くんだけど、水瓶座が動くときはほんとにこういう世界の仕組み、宇宙の法則レベルからの大転機になるのよね。
・・・ってことで、 話を元に戻すと、冥王星水瓶座時代は、みんながこのタイトルのスタンスで生きられたら本当に素晴らしい新時代になるんだけど……。
まあ、これから本当に47代トランプ政権でイーロンマスクやらロバートケネディJr.やらが主導してDSが駆逐されてより良い世界になるかどうか、そのへんの具体的なところはおいといて。
世界をより良くするよりも「自分がまず、より良く生きるため」には?
タイトルのスタンスを取れる人も取れない人もいるだろうし、ぶっちゃけ「世界をより良くするための生き方」を心掛けるよりも、まずは自分自身がより良く生きる、ストレスなく自分らしく幸せでいられるようにするのが先よね。
そのために、これからの時代に必要なこと。
自分で自分の行動にタブーを作らない
「私は、これはやってはいけない」特に世間体や、まだ存在しない未来の「批判者・アンチ」の登場を想定して、それを恐れて自分の行動を制限すること。自分の決めた倫理観、正義観で何かをタブー視すること。
それは、自分の可能性を狭めることに他ならないし、自分の生き方を他者に委ねていることになる。
ちなみに「よし!タブーを無くして、嫌いな相手には露骨に嫌な顔をして嫌いだと言おう!むかつくあいつをぶん殴ろう!」
・・・なんて決断をする人はさすがにいないと思うけど、もちろんそういう、自他共に、時代が変わってもずっとタブーなこと、人としてやっちゃいけないことは今後もやらないことね。
でも、明らかにあなたを嫌っている、あなたも嫌いな相手にすり寄って仲良くなろうとはしなくていいし、むかつくあいつはぶん殴っちゃダメだけど、それもやっぱり無理に相手を好きになろうなんてせず、むかつくことが極力少なく済むように、限りなく距離を置いていられるといいわよね。
「タブーを作らない」のは、「もういい歳して、そんなこと恥ずかしい」「学歴がないのに、できるはずがない」なんて思い込みを捨てること。そして、いい歳でも、その業界やすでにいる人達と自分の条件がかけ離れていても、できそうだと思えるなら、高い目標や狭き門へのチャレンジを厭わない。
逆に「学歴も職歴も地位も名誉もある立派な私が、こんなことをするのはプライドが許さない」と、これまでは思っていたとしても必要なら「泥臭い努力」「人に頭を下げる」ことを厭わない。
それで、人生が大きく変わる。もちろん、望ましいほうへ。
結果が出るまでは「タブーを捨てて、やったこと」を後悔することもあるかもしれない。でも、それは飽くまで結果が出るまでの途中経過で、種を植えてから芽が出るまでの水やり期間。「植えたのに、芽が出ない!毎日、水やりしててバカみたい!!」と思って、種を掘り返して捨てるようなことはしない。まあ、水やりは毎日じゃなくていいし、疲れた日は休んでもいい。
『結果は最初から決まっている』こともあると受け入れる
で、これは2024年12月7日から2025年2月24日まで、火星が逆行して「目標に向かってがむしゃらに進む」ことが難しくなる、できなくなる、やる気がなくなる、進もうとしても進まない……。で、焦りや無力感に苛まれる人が大勢出てくるかもだから、伝えておきたいこと。
ぶっちゃけ、最初から死んでる種もある。いくら待っても芽が出ない、掘り返さないにしても、土の下で腐っているかもしれない。
でも、たくさんの種を蒔けば必ず、生きてる種のうちいくつかは、いつかは芽が出る。その時期はまちまちで、水やりをやめて、存在を忘れていた頃に、季節が巡って芽を出すこともある。
努力したけれど実らなかったこと、努力していないけど実ることもある。冥王星山羊座の時代より、冥王星水瓶座の時代のほうが、それが顕著になっていく。
これまでは「努力」と「結果」が比較的、比例していて(氷河期世代あたりはそれも実感できていないと思うけど)自己責任論が幅を利かせていたし、学習性無力感にとらわれるまでは、ひたすら「努力すれば、道は開ける」と、頑張ってきた人達も多かったと思うのね。
でも、ぶっちゃけこの世界で起きる出来事、成就する物事の中には、世界が始まった時点でその結果が決定していたことがたくさんあって、どう努力してもひっくり返らないことはあるし、努力しなくても起きる出来事、成就する物事もある。
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【閑話休題】
世界線移動で「叶わない世界」から「叶う世界」へ移動できることもあるけど、大きな分岐の時期は過去記事で話しているように、すでに終わっていて。もちろん、個人単位でほんの少し違う世界へ行けることもあるけど、もうあまりにも異なる世界への移動は起きなそう。
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今までは、世の中全体の価値観が「自己責任」「努力すればなんとかなるのに、なんとかならないのは努力が足りないから」だから、無駄だとうすうす分かっていても努力しなきゃいけなかった、それが苦しかった人達も多いと思うのね。「努力していること」で、世間様に顔向けできる、的な。
でも、これからは世の中全体が「努力ではどうにもならないことがあるよね」という価値観を共有していくことになる。
最初から社会的な条件、肉体的な能力に恵まれている人といない人では、同じように努力しても結果は異なるし、なんなら「努力できることも、努力できる恵まれた生まれ」だと、みんななんとなく理解しているような。
そんな世の中になっていく。
だから、頑張りたくても頑張れないときは頑張らなくていい。頑張るならそれは自分の自由だけど、他人に同じことを求めないほうがいい。人には人の事情があって、それに配慮することで、巡り巡って自分もうまくいかないときに配慮してもらえるし。
そして、努力しても「必ずしも結果が出ない」ことは、心の片隅に置いておくほうがいい。これまでの時代の引き寄せやら言霊やらの視点からは、それは良くないと思われるだろうけど。
「期待しない」ことで、淡々とできる範囲の努力ができて、結果がどうあれ、自分や他人、世の中に絶望したり恨んだりせずに済む。
そうして、自分の心をフラットにして無駄にエネルギーを費やさないでいれば、次にまたチャレンジしたいことが見つかったとき、やるべきことがあるとき、ごく当たり前に次に向かえる。
そのうちに……。めちゃスピな言い方になるけど、「宇宙の始まりから、うまくいくことが決まっていたこと」に行き当たれば、それは驚くほどスイスイ進んで嬉しい結果が出る。一つや二つじゃなく、そういうことがこれからは、淡々と「次」へ向かっていったら、必ず増えていく。
無理してないけど、特に努力したつもりもないけど、「うまくいくことはいくんだなぁ」と体感していくうちに、これまで長い年月、うまくいかないことだらけで自分を信じられなかったり、宇宙は何も与えてくれない、むしろ意地悪だと感じていたりした人も、自己肯定感が持てるようになって、宇宙は敵じゃないし「この世界に自分はいていいんだ、なんとかなるんだ」と、確信できるようになるはずよ。