これは
12星座占いが当たらない理由(1)の続きね。
前回は“人の運勢が「太陽星座だけで決まってない」って知ってるわよね。月とか水星とか金星とかASCとか・・・。その人が生まれた瞬間の天体配置の全ての要素が関係して、性格や運勢が決まるって。”
ってことを話したけど、さらに言えば「太陽星座の占い」は、当たりやすい年齢とそうじゃない年齢があるのね。
実は、西洋占星術では「年齢域」って考え方があってね。生まれ持ったホロスコープの星々が、その影響力をもっとも発揮する年齢が決まっているとされてるの。
■年齢域とその年齢に影響する天体
月:出生~7歳
水星:7歳~15歳
金星:15歳~25歳
太陽:25歳~35歳
火星:35歳~45歳
木星:45歳~57歳
土星:57歳~70歳
天王星:70歳~84歳
冥王星:84歳~死ぬまで
だから、太陽星座占いが当たりやすいのは太陽の影響力が強まる、25歳から35歳くらい。
25歳以下の年齢では、「金星」の星座の性質が良く出てたり、「今月の占い」的な12星座占いの運勢は、金星星座で見たほうがしっくりくる・・・って人も多いかもしれないわ。特に女性の場合。
同じように、35歳から45歳くらいの間は、「火星」の星座。45歳から55歳くらいは、木星の星座。
■太陽以外の天体の影響・能力で人生を送る人もいる
それと、特に女性の場合は、自分の中にある太陽の「人生の目標を追いかける、実現する」的な力を自分で使わずに過ごしてる人も決して少なくないのよね。
男性の場合は、「太陽=人生の目的=仕事」で、そのまま矛盾なく生きてる人も多いんだけどね。
女性のホロスコープの中では「太陽」は独り立ちするまでは「父親」を、その後は「尊敬して、愛して、人生を捧げる男性」として恋人や旦那さん、場合によったら「この会社に骨をうずめるわ!」って会社の社長とか上司に太陽の力を注いでしまって、自分は「月」(太陽を支える立場)や「金星」(太陽に可愛がり、養ってもらう立場)を生きるケースがままあるのよ。
それだと、年齢はもう太陽や火星の年齢域だけど、まだ金星の星座の性格や運勢が当たってる、とか、月の星座で見たほうが当たる、とか。そういうこともあるはずよ。
↓ここからはちょっとだけ「ASC知ってる」人向け。知らない人は読み飛ばしてね。
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で、「ASCで見るのが一番当たる」って人は、そのままそれが正解。だって、一番正確だもの!でも、そういう人には逆に、「太陽星座占いも捨てたもんじゃないわよ」ってお伝えしたいわ。占星術って奥が深いから、勉強し始めると、「太陽だけじゃない」が「太陽なんて」になる時期ってあると思うのね。あら、アタシだけ?みんなもっと賢いかしら(汗)
その人のホロスコープの何ハウスに太陽があろうとノーアスだろうとなんだろうと、なんだかんだで太陽って、その人の核だし人生全般の傾向を表してるからさ。
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まだまだ理由は色々あるんで、またおいおい話していくわね。