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おしゃべり隕石(号外)ノアの時代の大洪水と契約の虹の裏話
「号外」としたのは、最近は石のおしゃべりのおかげで知らなかったこと、視えない世界のことがいろいろ分かってきたけど、この話はおしゃべりの内容じゃなく「どこかかから降りてきた」話だから、ね。
■ノアの時代の大洪水は『3度目』だった
旧約聖書に出てくるノアの方舟と大洪水の話は、メソポタミア文明の石板に楔形文字で刻まれている大洪水の話が元で、ほかにも古今東西の大洪水の神話は「元になる実際の大洪水」が一回あって、それが伝播してそれぞれの文明や地域の話になったと言われてるみたいね。
でも、大洪水はノアの時代だけじゃなく、それ以前にもやっぱりあったんですって。
神話とかで残ってるのを知る限りでは、メソポタミア文明の石板に刻まれてる大洪水でまず1回は確定よね。あと1回がその前だったのか後だったのかは分からないけど、
ノアの時代の大洪水は、それまで何度も人類滅亡させたうちの3度目の大洪水だったそう。
ちなみに、「アトランティス文明」らしき超古代文明も「大洪水」で滅んでいるから、もしかしたら旧約聖書以前の大洪水が2回、なのかもね。
■虹はもう人間を大洪水では滅ぼさない契約の証。ただし『まったく滅ぼさないとは言っていない』
ノアの方舟の物語のラストって、雨が止んで水が引いて、ついに方舟から降りたノアが神に感謝して祭壇作って生贄捧げて、そしたら空に虹がかかって「もう二度と人間を滅ぼさない約束のしるし」とした、みたいなことよね。ってうろ覚えだったんだけど、だいたい合ってたわ。
ノアが601歳を迎えたとき、ついに地上が乾いた。ノアの一家は方舟を降りた。神への感謝を示すために、祭壇を築き、捧げ物を焼き尽くした。
神はノアとその家族を祝福した。「私は永遠に約束する。これ以降、二度と洪水によって世界を滅ぼすことはない」
そしてその契約の証として虹を置いた。
-旧約聖書:創世記8章13節-9章17節より
・・・「洪水によって滅ぼすことはない」と、滅ぼす方法を限定してるのよね。だから、疫病や大地震や戦争や氷河期や、ほかの方法で滅ぼす可能性はあるわけね(汗)
■虹にばかり注目してるけどノアは『捧げ物』をしている
あと、大洪水後に水が引いて、神は単純に「もう終わったよ」と虹を架けてくれたわけじゃなく、ノアは『祭壇を作って捧げ物を』してるのね。
その捧げ物って、羊とか山羊とか、動物ね。『焼き尽くす』のが重要で、形だけ捧げて儀式が終わったら人間が食べるわけじゃなく、煙と灰になるまで焼いてしまうのね。
旧約聖書の神ってこの後も『犠牲』をすごく求める。助けるにしても条件付きで、『感謝』を求める。『契約の虹』で全てが終わって、永遠の神との和解が約束されたわけじゃないのよね。また人間が堕落したまま増え過ぎれば、大洪水以外の手段で滅亡させようとするし、救われたければ信じなきゃで、救われたら感謝を形で示さなければいけない。怖い存在なのよね。
「神様が本当にいるなら、世の中にこんなに不幸があるはずがない。放置するはすがない」と思う人もいるけど、神はぜんぜん平気で人間の不幸を放置するし、放置しなくなるときは「失敗作として滅亡させる」可能性すらある。
と、怖いこと言っちゃったけど、でもこの現代に入ってからそんな完全リセットをするつもりはないらしくて、本当に改心しようのない悪人をちゃんと、みんながあんまり気付かないように少しずつ掃除してるんですって。
で、何度かに分けてやってる「掃除中」はやっぱり天候が荒れたり、自然災害なのか人的災害なのか分からないけど異変が起きたりして、その一連の神の仕事が終わったら『虹』を架けるそうよ。一部の、その意味が分かる人達に向けてのメッセージとしてねん!
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