突然の眠気⑷【辛スピ】自分が属する集合体の運命から逃れて別の未来へ行く方法

突然の眠気⑷【辛スピ】自分が属する集合体の運命から逃れて別の未来へ行く方法

突然の眠気⑷自分が属する集合体の運命から逃れて別の未来へ行く方法

先に⑴⑵⑶を読んでね

ようやく、タイトルの話。でも、先に『ふつうは集合体単位で移動した世界の幅でしか、個人の世界線移動はできない』ってどういうことか、について今一度。もう分かってる人は本題の小見出しのところまで飛ばしてね。

■集合体単位で移動した世界の幅での世界線移動とは?

と、言葉にするとスピリチュアルな感じがするけど、実はすごい地味かつ、スピリチュアルに興味ない人達ほどむしろ自然に理解して受け入れてる現実そのものなのよね。

奴隷制があった時代にアメリカ南部の黒人奴隷の両親の元に生まれた黒人の男の子は生まれたときのままの世界線だったら、親をこき使ってる農園領主のところで自分も奴隷として働いて、15歳くらいのときに奴隷解放があって解放されたあとは多少まともな賃金で、だけどやっぱり誰かに雇われていく運命だったとする。

この黒人の男の子が選べる世界線は、15歳までは『奴隷制度がある世界で黒人奴隷の身分で生まれた』自分が選べる範囲。

最悪の世界線では、より差別意識が強い暴力的な領主に売られて酷使された挙句、奴隷解放を待たずに死ぬことになる。

最高の世界線では領主の奥さんが差別反対の人で、6歳くらいのときに両親共々夜中にこっそり逃してくれて同じ逃亡奴隷の共同体に受け入れられて、奴隷解放運動に加わって15歳で奴隷解放を勝ち取って、その後は同胞のための社会活動に精力的に取り組んで彼らの中で地位や名誉も獲得する。

でも、彼がたまたま見かけたイギリスのプリンセスの写真に一目惚れしたりバレエを知って憧れたりして、心から望んでいろんな努力をしても、その集合体単位の世界にはイギリスのプリンセスと結婚するとかバレエダンサーになる世界線は存在しない。その集合体単位の世界にいる限りは叶わない夢もやっぱりあるのね。

■集合体の運命から逃れる方法はとても地味

ただ、人は誰でも生まれてこの方、どこかの集合体には属してて思考回路も価値観も何もかもが出来上がっちゃってるから、なんだかんだでその集合体の運命の範囲内の最高までしか「現実味がない」のよね。

冗談で「アラブの石油王と結婚する」なんて夢を語っても、それを現実にするための努力はしないし、心から望みもしないでしょ。

でも、本当に自分が生まれてからこれまで属する集合体の運命を超越したいなら、実は可能なのね。

ただ、ここでまたスピリチュアル記事を読んでる意味がない!とがっかりされちゃうかもだけど、その方法ってすごく地味で現実的なんだけど【自分が属する場所を変える】ことなのね。

そのために必要なのが、瞑想でも呪文でも風水でもなく(ある程度は影響するはずだから、何もしないよりいいけど)目的の世界線が存在する集合体に移動するための【努力】ね。あとは眠ることはもちろん必要で、努力しまくった後で疲れて泥のように眠る、の繰り返しは世界線を移動する1番現実的で確実な手段。肉体にしろ頭脳にしろ、すごく使って疲れたあとに眠くなるのは当たり前だから、これは意識してなくてもみんなできてると思うけど。

勉強、練習、チャンスを掴むために動くこと。そして眠いときはがっつり眠ること。

学歴社会はもうそろそろ終わるだろうけど、昭和や平成までは自分が属する場所を変えるのに1番確実なのはやっぱり学歴、だったんでしょうね。貧乏な家の子でも必死に勉強して国立のいい大学行って大企業に入るとか官僚になるとか。あとは身体能力や特殊技能を伸ばしてその道のプロになることとかよね。

例えば、スラム街出身だけどサッカーで世界的プレーヤーになって億万長者になれた選手とかだって、最初の集合体の世界線にいたら、同じ歳になる頃はスラム街で窃盗犯やってたかもしれない。逃げ足が早いとか警官振り切るのがうまいとか、そんなことで身体能力を使ってしまったかもしれない。でも、練習を重ねるうちに日々世界線を移動していって、あるとき元の集合体の世界から外に出て、サッカー選手になれる人達の集合体に、それから世界で活躍する選手の集合体に、と移動していったんでしょうね。

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